Dead or Alive.

flat-です。
今日色々あったので纏めます。

というのも実は今日中間試験がありました。
このテストが自筆ノートの持ち込みが可能だということで

「協力してノート作れば完璧じゃない?」
という何気ない友人のLINE。

脳内会議の結果「天才かよ」という結論に至り早速実行することに。

結果人が人を呼びテスト前日に友人が7人程家に来ることになり、全員でノート書いたり麻雀やってたりしたりしながら僕は途中で寝落ち、友人達も家に帰り当日朝を迎えました。
(因みにこの中には明日テストの教科を履修してない人もおり、彼らは明後日のテスト教科を勉強してました。帰れ。)

 

 

寝落ちといってもノート自体は一応書き上げたので準備はバッチリ。
さて学校に行こう。とこの瞬間自体が急変。

 

 

 

 

「ノートが無い」

 

 

 

 

ウルトラパニック。ノート作った余裕もあって前日は麻雀づくしで頭には試験に関する記憶が完全にflat。そりゃ神にもみはなされるか。

ノートがなければ試験時間の90分間の間北朝鮮に向かって学校にピンポイントでミサイル落ちることを祈るしか出来ない。

手足はカツアゲにあったかのように震え出し、手に握ったシャーペンの先から芯は折れまくり、意識が混濁する中昨日きた友人の中にノート持ち帰った人がいないか確認のためにLINEを送信。

この時パニック起こしすぎてあまり記憶が残ってなかったり。

その結果返信がこないのが3人、返信が来た4人は全員「持ってない」とのこと。

 

 

 

時刻は9:00
試験開始時刻は10:30
試験開始10分前には学校にいないといけない。
家から学校まで20分。

time limitは1時間。

 

 

 

 

 

やるしかねぇ。

覚悟を決めたらもう1秒足りとも無駄には出来ない。写真に保存しておいたノートファイルという名のデジタル媒体を取り出し全力でそれを紙媒体に移植する作業。

右手に握ったペン先から煙が出るかの勢いで走らせる。
因みにその時のノートがこれ。

人間限界突破したら現代アートみたいなノート作れるらしい。

人生で3本の指に入るほど集中した1時間でした。

1時間後書けるだけ書き終えたノートを握り締め学校に向かい、予定通り10分前に到着。

その10分も使って只管書き写す。

犯人見つけたら半殺しにすることを誓いながら痙攣する右手を無理矢理動かす。

無慈悲に鳴り響く試験開始のチャイム。
(10:30)

現代アートと化したノートを片手に試験に挑む。ノートに書かれた自筆の日本語を解読しながらテストを行う。

なんで俺は1人だけ暗号解読やってんだろうか。

 

 

 

 

試験終了のチャイム。
(12:00)

ギリギリ赤点(60点)回避できたか。。。際どいところ。
まぁ1時間で0→60点前後まで上げただけ十分かと納得させながら携帯を開く。

 

 

-新着メッセージがあります-

テスト中にLINEの通知が来てたらしい。
何の感情も抱かずそれを開く。

 

 

 

 

 

11:41
「すまん。持ち帰ってた」

 

 

 

 

はい、死刑。
よりによって今日のテスト履修してなかったお前かよ。

まぁ僕仏みたいな人なんで許しましたけどね。

 

 

 

 

 

 

ところで皆さんこんな言葉を聞いたことはありますか?

「情けは人のためならず」

これメディアが間違った教え方してるんで正式な意味を知らない人が多いのですが

「情けは人の為だけではなく、いずれ巡り巡って自分に恩恵が返ってくるのだから、誰にでも親切にせよ」という意味があります。

逆説的に考えます。

俺は良いことをした。
ということは今なら当たる。

 

GO。

 

 

 

 

 

当たるんかい。

-完-