こんにちは、神結です。
私が最近住んでる東京では夜中に火球が飛んで来たり、コロナ感染者が100人/dayを超えたり、そんな中で都知事選が着々と迫っていたりとかなり愉快な状況になっております。遠征とか行けるようになるにはまだ時間掛かりそうですね。
とりあえず、今日も新弾のSRの検証をしていきましょう。
ちなみにこのカード評価というのは基本的には殿堂環境を軸とした上での評価で、以下２ブロック、最後に公式レギュレーションではないけど十王篇レギュレーションに若干の配慮、といった感じになります。よってシールド戦は含みません。
ところで今更ながら評価値について解説すると、
破壊力：カードパワー
スピード：文字通り速度
射程距離：言語化がやや難しいが、リスクを掛けずに有利になれるか
持続力：場持ちの良さ
精密機動性：細かな動きや対応力の有無
成長性：今後の可能性
みたいな感じです。ざっくりニュアンスを感じとっていただけると幸いです。
元ネタ？ なんのことかはわかりませんが、僕は5部が一番好きです。
《雷龍 ヴァリヴァリウス》
・バトルゾーンに自分のクリーチャーがなければ、このクリーチャーの召喚コストを３少なくする。
・スピードアタッカー
・Wブレイカー
・マジボンバー ７（このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から１枚目を見る。その後、コスト７以下のクリーチャーを１体、自分の手札または山札の上から、バトルゾーンに出してもよい）
・このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分の山札の上から１枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置いてもよい。
破壊力 B
スピード B
射程距離 D
持続力 D
精密機動性 D
成長性 B
現状トップレア扱いとなっています。
情報が出た時に「生き物のスクチェンだしなぁ……」と流石に強いかなぁとは思っていたんですよね。そういう記事も書きましたし、Youtubeの方でもflat-くんが動画上げましたし。
ただしいざリースNEXTを組んでみると、思った以上にデッキが纏まらないんですよ。緑と白の絶対的な枚数が足りない。《トップ・オブ・ロマネスク》はマナカーブ的に強いんですが、本家の《龍仙ロマネスク》はNEXTのマナカーブと相性が悪い。出来ればいれたくないんですが、入れざるを得ないような状況です。
だからNEXTの人気とか差し引きしつつ色々鑑みて「それでもまあ1枚2000円くらいかなぁ……」と思っていたので、値段にはめっちゃ驚いてます（magiの価格で1枚3500円くらい）。
一応《真・龍覇 ヘブンズロージア》の殿堂解除という追い風もあったのでしょうかね。
マジボンバー7自体は先日取り上げたウサキャプテンも持っており、あちらは《生命と大地と轟破の決断》という最強の補助カードを持っているため、こちらはドラゴンという強みを活かしたいところ。
となると、やはりNEXTという形に落ち着くのですが……。
強いデッキになるにはもうちょっと赤白（＋緑）のドラゴンが欲しいところではありますね。
《ファビュラス一番ドリップ》
・バズレンダ [3] [OL]カードを５枚引く。
・Tブレイカー
・このクリーチャーの[OL]能力を使った時、それがこのターン中３回目なら、自分のマナゾーンのカードをすべてアンタップする。
・このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分の手札を５枚、山札に加えてシャッフルしてもよい。
・自分の山札にカードがなくなっても、自分はゲームに負けない。
破壊力 C
スピード D
射程距離 B
持続力 C
精密機動性 C
成長性 D
バラギアラとシャコガイルの中間みたいな能力を目指そうとした結果、どっちになれなかった子。
このカードについては既に悪口を紹介したんですけど、個人的な評価についてはあんまりここから変わらないですね。
一応十王篇レギュレーションでは採用の余地があるかも、くらい。マナ起こせれば強さを感じれますからね。
名前の由来の考察とかその辺りについても、過去の記事にまとめているので上のリンクから飛んでみてください。
《「陰陽」の鬼 ヨミノ晴明》
・ブロッカー
・Wブレイカー
・鬼タイム ：自分のターンのはじめに、自分と相手のシールドの数が合計６つ以下なら、コスト５以下のクリーチャーを１体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。そのターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。
・このクリーチャーが破壊される時、そのパワーが０より大きければ、かわりに自分の山札の上から５枚を墓地に置く。
破壊力 C
スピード D
射程距離 D
持続力 B
精密機動性 D
成長性 C
元ネタは平安No.1陰陽師こと安倍晴明でしょう。
イメージ的には鬼や怪奇現象などを退治する側にいそうな晴明ですが、鬼側にいます。背景ストーリーでは鬼札王国の参謀を務めているようなのですが、さっそく無能を露呈しています。こうねー、敵側の参謀ってどうしても無能に書かれがちなんですよねー。
まあギュウジンマルとかもあとから色々フォローされたり（初期から設定はあったのでしょうか、少なくとも革命編単体をみるとなんかすごく残念な子にみえる）はしてるので、「実は晴明は鬼札王国ではなくほんとは十番目の王の参謀であり、鬼札王国を乗っ取るため云々かんぬん」みたいな展開を密かに期待してます。
ちなみにこのカードなのですが、６コストのクリーチャーながら効果が起動するのは次ターン以降だったりします。
テンポ的にはちょっと遅いんですよね。動き出せば間違いなく強いんですけどね。
一応破壊耐性はあるので場持ちはいいんですが、そもそも蘇生効果自体が鬼タイムだったりと、ちょっと部分部分で足りてないカードだなぁ、という感想です。
こうなると背景ストーリーでの参謀っていうのも実は裏とかなく単に無能とかいうオチなんじゃ……。
というわけで、SR評価の第３回目でした。
次回でラストになります。
それでは、また。
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