発売を来週に控え、続々と情報が公開されはじめた新DM第4弾。今回はその新規カードの考察記事です。
◆「凶器14号 ズス」
「SMAPON」に続くSSTクリーチャー。おそらく新弾のサイクルの一つかと思われる。じゃんけんプロモとして判明。
通常cip効果でランダムハンデス、SSTでオルゼキア(アンタップ限定)効果を持ちます。
SSTとなると、やはりブライゼシュートで使いたいカード。
相手が自身で選ぶので、黒型ブライゼシュートの大敵オニカマスを打ち取れるのは大きいです。
状況が限られるとはいえ、面での除去トリガーとしてはコストが軽く、手出しでも十分仕事するのも利点で、
種族に目をつぶれば、汽車男とギガザルバの完全上位互換。
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◆「集器医 ランプ」
こちらもマフィ・ギャングのクリーチャーST。
cipで新キーワード能力「キズナ」を持ち、自分の場のキズナ(プラスも含む)能力をなんでも一つ使うことができます。
「グスタフ・アルブサール」や「マイト・アンティリティ」の効果をコピーすることで、リクルート先のcipも実質使っていることになり、可能性は甚大。
なんといっても、STというのが重要。
以前紹介したアルブサールループにおいて、ブライゼナーガからループに入る確率の底上げに一躍買っています。
アルブサールループは、なんといっても8コストクリーチャーを2体も場に揃えなければならないのが課題でした。
このカードの登場により、(墓地にパーツが揃っていれば)ブライゼナーガで「アルブサールを蘇生できるカード」+「このカード」が捲れればループに入ることができます。
単体でも相手クリーチャー1体の-5000効果を持っており、今までの闇5マナクリーチャーSTに比べると破格のスペック。
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◆太陽の使い 琉瑠
メタリカの特性上、限定構築も見越して今期はほぼ姿を見なかった光のファッティブロッカー。
限定構築戦も後期に入り、毎年恒例のヘブンズゲートが再録されていないこともあり、効果は各種メタリカと清々しいほどのシナジーを形成しています。
ブロックのテキスト変更により、ブロッカー化したメタリカ(攻撃曲げ効果を持つ)2体と合わせることで、無限に攻撃を受けることができるので、
単純に天門からこのカードとリーサを出すだけでも無限ブロックが可能に。グランドクロスラバイルを彷彿とさせるコンボ。
現在の環境のメタリカといえば、軽減してドローして実質マナになって勝つことがほとんどなので、残念ながらメタリカデッキに居場所は無さそうです。
他ファッティブロッカーと比べても能動的な効果が少ないので、天門系統でも優先度が低いように見えるが果たして。
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◆まとめ
「阿修羅サソリムカデ」も含め、新弾は現状かなり黒が強そうに思えます。
SR・VRにもトリッキーなカードが多く、価格初動も比較的読みにくい印象。
長文、乱文失礼しました。