【デュエマ】キーワード能力解説 No.1 “革命チェンジ”

こんにちは、神結です。

 

今回新たに始まった「デュエマ キーワード能力解説」シリーズ。

このシリーズは、デュエマの歴史の中で登場したキーワード能力について解説、評価していこうというものです。

基本的には殿堂解除選手権の合間を縫ってお届けしていこうと思います。(※編集部注 この記事の下書きは昨年7月に書いたものでした)

 

さて、栄えあるトップバッターを飾るのはみんな大好き「革命チェンジ」です。

それではどうぞ。



能力

革命チェンジの初出は革命編ファイナル。

「革命軍vs侵略軍」の構図が一旦終焉し、「革命軍(5つの軍団)vsドキンダムとその子分」の構図が出来た頃です。革命軍が『侵略』のギミックを解析して生まれたのが革命チェンジとされています。恐らく最終的に革命軍に味方した九極の侵略者たちからの技術提供もあったでしょうが、背景ストーリーに深く突っ込むとそれで話が終わりそうなのでここで端折っておきます。

  • 革命チェンジ-光または水のドラゴン(自分の光または水のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
  • W・ブレイカー
  • このクリーチャーが相手のシールドをひとつブレイクするたび、相手はかわりにそのシールドを表向きにする。その中にある呪文を1枚、コストを支払わずに自分が唱え、持ち主の墓地に置いてもよい。その後、相手はそのシールドを自身の手札に加える。

実際、能力的には侵略のセルフオマージュといったところで(もう一つ効果をくっつけていると思いますが、それはそちらの方で取り扱いましょう)、場のクリーチャーの攻撃時に手札にある革命チェンジ持ちのカードと入れ替えることが出来ます。

当然、場に出たときの登場時効果は使えますし、「攻撃中」という状態も引き継ぎます。チェンジ元が非力でも、チェンジ先のクリーチャーが取って代わって攻撃してくれるわけですね。

チェンジ元は手札に帰ってくるので、手札の消費が激しいといったこともありません。また、チェンジ先は

この辺りは侵略の弱点であった「侵略先は進化クリーチャーなので、上だけ引いてもゲームにならない」「手札を大量に消費してしまう」といった部分を解消しています。侵略のような複数枚同時使用は出来なくなりましたが、それを補って余りあるメリットを有しています。

弱点としては、踏み倒しメタに弱いという部分でしょうか。《異端流し オニカマス》や《洗脳センノー》といったカードが重く、自力で突破する手段はかなり限られますね。

 

革命編ファイナルを通して登場するキーワード能力であり、初弾から最終弾まで通して登場しました。革命編ファイナルの代表的なカードである《蒼き団長 ドギラゴン剣》や《時の法皇 ミラダンテXII》なんかも革命チェンジ持ちです。

現在でも、20周年記念などのパックでしばしば収録されていますね。

 

これまでの活躍

カタログ的な説明はここでおしまい。

で、ここからが本題。

 

ちょっとデュエマを知ってる方はわかるかもしれませんが、この能力はデュエマ史上でも相当にヤってます

単純に考えて欲しいんですけど、コストを使わずに強いクリーチャーを出せるのは当然強いです。攻撃するときに強いクリーチャーに入れ変わるのも当然強いです。

《異端流し オニカマス》や《洗脳センノー》に弱いなんて欠点は、此奴らが強すぎたために新DMになって作られたカードなんだからそんなん当たり前なんだよな。

ちなみに革命チェンジを倒すべく登場したオニカマスですが、当の本人はご存じの通り革命チェンジ(バスターなど)と組んで随分と悪さをしました。ポケモンでガブリアスが強すぎた際に似たような現象があったと聞いているので、よくある話なんでしょう。

あと私はGR召喚があんなこと(GR召喚は召喚なので、実質コスト払ってます! みたいな記述)になったのは《異端流し オニカマス》が強すぎた故だと思っているので、直近のインフレには直接的にも間接的にも大きく貢献していますね。

なお最近は《ボルシャック・サイバーエクス》とかいうイカした奴も登場して、こちらは革命チェンジ持ちながらオニカマスを超えていくようになりました。

革命チェンジを使った主なデッキを紹介していきたいところですが、一つ一つ挙げたらキリがありません。

具体的にいうと、こんな感じ。

【成長バスター】
【成長ダンテ】
【デアリバスター】
【赤黒バスター】
【5cバスター】
【クローシスバスター】
【ロージアダンテ】
【チェンジザダンテ】
【閣ループ(モルトNEXT、ハムカツドラグナーなど)】
【赤青バスター】
【旅路バーンメア】
【赤青ノヴァ】
【赤白ノヴァ】

いや、多過ぎ!

というわけで登場から一貫して何かしらが環境に居続けています。

2016年以降のデュエルマスターズは革命チェンジとループの歴史と言っても過言ではないかもしれません。

なかでも二大巨頭と言えるのが、やっぱり《蒼き団長 ドギラゴン剣》と《時の法皇 ミラダンテXII》でしょうか。

全盛期はこの2体が出てきたらゲームが終わるみたいなゲームでした。しかも結構緩めな難易度で着地してきます。少なくとも逆上がりよりは簡単です。

 

ちなみにEDHなどの特殊レギュレーションでは、もう革命チェンジってカードに書いてあるだけで充分に強いです。チェンジ先の効果がそんなんでなくとも、問題ありません。

特に強力なcip持ち(登場時能力のこと)をチェンジして手札に戻すだけでもう爆アド。

知り合いのEDH愛好家は「○○カラーは面白いと思うけど、このカラーは革命チェンジがいないのが問題」などと言っていました。

別に通常環境じゃなくとも強いという話です。

 

評価

というわけで革命チェンジの評価ですが、10点中9.5点とさせてください。

まあ10はワンオフ機体の集合体みたいな連中ばかりなので、汎用的な能力としては実質的に最高点ではないでしょうか。

 

本格的な展開は革命ファイナルで終わってはいるのですが、その際に登場したカードもこれから復刻でちょくちょく登場しているカードも、これからも長らく使い続けることになるでしょうね。

 

というわけで今回は革命チェンジでした。

次回をお楽しみに。

 

 


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