【デュエマ】殿堂解除選手権 TierB+(その7)《「本日のラッキーナンバー!」》

こんにちは、神結です。

 

8月になりました。

そして関東圏のCSが消えました。悲しいです。

というわけでしばらくは籠もってブログの更新を頑張ります。

 

さて、殿堂解除選手権のTierB+、その第7回目になります。

過去のまとめはこの辺から見られます。



Tier表について

Tier表はS~Eの6段階ですが、C~Aまでは+-を追加したので全9段階あります。

各ランクの内訳はざっとこんな感じです。

S……ピン投であってもデッキの核であり、プレイした試合はほぼゲームが決まると言っていい。プレ殿有力候補たち。
A……明らかにおかしな動きをするカードであり、引いた試合は勝ちゲームにかなり近付く。
B……かなり強力なカード。プレイ出来るとゲームが優勢になったり、不利対面を捲れることもある。
C……解除出来るか微妙なライン、環境で使っても充分強力で殿堂カードとしてデッキに投入されることもしばしばある。”切り札”として程よいレベル
D……それなりに力のあるカードだが、環境的にいえば標準的なラインなので解除してもよさそう。
E……解除されても使われなさそうだが、それはともかくしてあげてほしい。

なお零龍等の外部カードについて殿堂カード扱いですが、対象外としています。

またあくまでこのTier表は「各カードを均等に見た場合のTier表」になるので、「このカードは直近で殿堂したから」とか「ランデスカードは重くみるから」みたいな外的な要素は一切考慮しないものとします。

 

今日のTierB+の殿堂カード

今回のカードはこちら。

 

  • W・ブレイカー
  • このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、数字を1つ選ぶ。その数字と同じコストを持つ相手のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。
  • 数字を1つ選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、相手はその数字と同じコストを持つクリーチャーと呪文を召喚したり唱えたりできない。

罪状:僕のターンを返してください

 

ツインパクトのカードですが、殿堂の主たる原因となったのは《「本日のラッキーナンバー!」》の方でしょう。

双極篇の登場カードで、登場以後も結構使われるカードではありましたが、環境のあらゆるデッキから飛び出すようになったのは超天篇に入ってからです。

登場当時は「呪文のタイムトリッパー兼トリガーケアの出来る便利なカードかな」くらいに考えていたのですが、どうもその程度では済まなかったようです。

唱えたコストのカードを使えなくするというのは想像よりも強く、単なるトリッパーというよりは追加ターンくらいの効用はありました。

特に現代デュエルマスターズは特定のハイスペックカードにゲームの勝敗を委ねるケースが多く、それ故にこのカードが刺さるといった訳です。

また《龍装艦 チェンジザ》の効果で撃てたり《Wave ウェイブ》などのカード使い回せたりするのが強く、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》などと合わせて「毎ターンラッキーナンバーを撃つ」という戦術を採るのも実現可能だったんですね。こうなると「呪文のトリッパー」では済まない理由もわかってくるかと思います。

 

さらに超天篇の後半以降は各デッキがGRゾーンをフル活用するようになり、そのGRを止めるためにこのカードはフル活用されます。よかったね、このカード刷っておいて、と言わんばかりに使い回されました。逆にこのカードくらいしか、GRを止められるカードってなかったんですよね。

【シータミッツァイル】の同型戦なんかでは「相手のGRを止めるために4を宣言するか、相手の返しのラッキーナンバーを止めつつGRにも多少の圧を掛けるために3を宣言するか」というので多くのプレイヤーが悩んだかと思います。

 

そんなわけで、このカードの殿堂は賛否がかなり分かれた印象でした。

「本来プレイ出来るカードがプレイ出来なくなることへの疑問(デュエルマスターズがクリーチャーを召喚して遊ぶゲームだという点も含めて)」や「今後ヤバいカードが世に出た際に、《「本日のラッキーナンバー!」》のような防波堤は作っておいた方がいい」といった様々な考え方があったかと思いましたが、結果的には殿堂させるという方向に舵が切られました。

何が決め手となったのかはわかりませんが、「環境上位のデッキを止める役割を与えたにも関わらず、環境上位のデッキと組んで暴れている」を止めたかったのでしょう。

当時は《BAKUOOON・ミッツァイル》と組んで暴れていましたからね……。あとは《魔導管理室 カリヤドネ》と相性が良すぎたのもよくなかったのかもしれません。

 

とはいえ《BAKUOOON・ミッツァイル》がいなくなったあともGRが強いのは予想が出来て、ナンバー規制して大丈夫なんか……? という不安はそれぞれあったかと思います。

実際コイツを殿堂してしまったことで、直後の《MEGATOON・ドッカンデイヤー》による環境支配を防ぐカードは【シータバーンメア】の《ジェイ-SHOCKER》くらいしかいなくなってしまったのも事実で……。

 

現在の環境でも《龍風混成 ザーディクリカ》などと一緒に、殿堂カードながらしばしば使用されています。

このカードを殿堂にする、という判断をした以上は、帰ってくる見込みはまずないでしょう。プレ殿の可能性は、今後の環境次第でしょうか。

 

ちなみに一切触れませんでしたが、《機術士ディール》さんもしばしば「除去が入りにくいデッキの貴重な除去カード」としてまあまあの活躍はしました。

【チェンジザダンテ】なんかではこのカードで《異端流し オニカマス》を退かして革命チェンジしたり、或いは【赤青覇道】のようなデッキではこのカードで《ドンジャングルS7》を退かして攻め込んだり……といった感じですね。

 

というわけで《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》でした。

次回は直近の新殿堂からの紹介となります。

 


カードの購入・予約はこちらから

・【BOX】デュエル・マスターズTCG 20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST [DMEX-15]

トレカ(デュエルマスターズ)【BOX】デュエル・マスターズTCG 20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST [DMEX-15]

・【BOX】デュエル・マスターズTCG 王来篇拡張パック第1弾 王星伝説超動 [DMRP-17]

トレカ(デュエルマスターズ)【BOX】デュエル・マスターズTCG 王来篇拡張パック第1弾 王星伝説超動 [DMRP-17]

・デュエル・マスターズTCG 王来篇拡張パック第1弾 王星伝説超動 [DMRP-17] [1カートン]

トレカ(デュエルマスターズ)デュエル・マスターズTCG 王来篇拡張パック第1弾 王星伝説超動 [DMRP-17] [1カートン]

・デュエル・マスターズTCG レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命

トレカ(デュエルマスターズ)デュエル・マスターズTCG レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命 [DMBD-15]