#毎日クソデッキ Vol.8 〜《鬼寄せの術》強化週間その2〜

 どうも、レッドことyk800です。今まで個人のファンボでのほほんとやってた「#毎日クソデッキ」もこちらの方で載せてさせていただくことにしました。文量的にはこれまでの僕の記事とは比べるべくもなく少なくなると思いますが、気軽に楽しんでいただければ。

 というわけで今日は昨日に引き続き《鬼寄せの術》強化週間。昨日はかなり真っ当なデッキ作りをしたので、今日はちょっとはっちゃけてみたいと思います。



 さて、《鬼寄せの術》とストライク・バックの相性がいい、というのは誰しもが思いつくところ。ストライク・バックは「召喚」ですが、呪文などの処理に割り込んで解決されるので、《鬼寄せの術》の軽減効果を邪魔することはありません。つまり、使い得。

 さらにこのカード、闇文明のカードの召喚コストを下げることが出来るんです。そして、召喚であれば墓地やマナからのアクションでも問題なく軽減してくれる、と。ということは、つまり?

最近マナが伸びるデッキ全部に入れてる気がする

 《ギガンディダノス》も4軽減だ!!!

 ということで、出来る限りコストの高いストライク・バックを使いたいところなんですが、闇も自然もストライク・バッククリーチャーはパッとしない顔ぶれ。《オチャッピィ》は優秀なカードですが《ギガンディダノス》のタネとしては心許ない限り。計画、頓挫か?

 しかし、ストライク・バックにはいなくても、他の能力であれば理想のカードが存在したのです。

そう、スーパーストライク・バックならね!

 
 ストライク・バッククリーチャーとしては異例のコスト8を有するこのカード。試しに計算してみれば、14-<フシギバース>8軽減-《鬼呼び》4軽減=2(闇+自然)となります。軽減を余すことなく使い尽くせる、この圧倒的なまでに美しい符号。決まってしまった……。
 あとは5マナ+5文明を要求する《ザ=デッドブラッキオ》のストライクバックが可能な限り早く決まるよう、デッキを多色で埋め尽くしましょう!!!!

 リストから溢れ出るクソデッキ臭。

 なぜこんなことになったかというと、《鬼寄せ》デッキはとにかくマナベースがキツいから。
 《鬼寄せ》+《ディダノス》が成立するために必要なのは闇闇火自然の4マナ。必然的に、これらの色を一つも含まないカードを使うのは色事故リスクが高くなります。なんならできればこれらのうちの2色は含んでいてほしい。

 水は《ニコル・ボーラス》や《ひみつのフィナーレ!》、もはや多色デッキの要とさえ言える《デドダム》といった優秀なカード群があったため、比較的容易に埋めることができました。問題は光で、光+(火闇自然から2色)という組み合わせとなると、光闇火、光自然火、光自然闇の3種に絞られます。
 まともに採用しうるカードは《ロマネスク》、《トップ・オブ・ロマネスク》、《並替と選択の門》ぐらいか。

 《ロマネスク》は非常に優秀。墓地肥やしがあるため《ディダノス》との相性が非常にいいです。文句なしの4投。
 《トップ・オブ・ロマネスク》は際立って強くはないけれどもサブのブーストとして癖が少なく、《並替と選択の門》は出力は高いもののややクセが強く、即時にアドバンテージを取ってくれません。

 一見《トップ・オブ・ロマネスク》が良さそうに見えるんですけど、ここで思い出してほしいことがひとつ。《鬼寄せ》+《ディダノス》のコンボには、闇マナが2枚必要なのです。すでに《ロマネスク》が枠を食っている以上、光自然火のカードをこれ以上積むとマナベースに支障が出てしまいます。
 このカラーリングは《デドダム》との噛み合わせがあまりよくないのも向かい風で、このデッキはアンタップインできるマナが原則自然しかありません。水多色タップイン、闇多色タップインから自然アンタップインで3ターン目に動き出す展開を見越すと、水も闇も出ないカードの枚数は極力絞りたいというのが本音。

 というわけで《並替と選択の門》を追加したものの、これでは光マナを生めるカードが6枚しかありません。どうにかいいカードを採用できないか悩み続け、苦心の末出した答えが、《友情の誓い》。
 大量ブーストが基本的なプランではあるものの《鬼寄せ》を絡めた前倒し大型展開プランを持っているこのデッキであれば、0マナが落ちるデメリットを比較的軽減しやすくなっています。スタート時に置ければ以降のマナを全てアンタップインできる上振れ要素もあり、クソデッキとしては絶好の1枚です。このカードを採用して、デッキ完成!

 そんな感じで爆誕した今日のクソデッキをお届けました。今回のはだいぶはっちゃけてる中身なので動きの方は……まあお察しで。
 ただ、見た目の馬鹿馬鹿しさと、《鬼寄せの術》の可能性の一片に触れられる点はなかなか面白くできたんじゃないかな、と思います。それではまた明日!


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