【デュエマ】「2022年買ってよかったカード」TOP10 5～1位まで

こんにちは、神結です。

前回に続いて、2022年個人的に買ってよかったと思った新カード10枚を紹介していこうと思います。

今回は残る5位から1位です。

前回分はこちら

また、対象の範囲は以下の通りです。

パック
→DMEX-18 パラレル･マスターズ～ DM22-RP2 ゴッド・オブ・アビス第2弾「轟炎の竜皇」

構築済みデッキ
→DMSD-20 ジョーのS-MAX進化～ DM22-BD1 レジェンドスーパーデッキ龍覇爆炎

2022年買ってよかったカード　5位～1位まで
番外編②　～白状～
- 《流星のガイアッシュ・カイザー》
カードの購入・予約はこちらから
関連

2022年買ってよかったカード　5位～1位まで

第5位　《自然の四君子ガイアハザード》

マッハファイター

パワード・ブレイカー

相手のクリーチャーが出る時、自分のマナゾーンのカードが相手のより多ければ、相手はかわりにそのクリーチャーをマナゾーンに置く。

自分のマナゾーンにあるカード１枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。

相手のクリーチャーが攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。

第5位は《自然の四君子ガイアハザード》。登場は王来MAX最終弾より。

《界王類絶対目ワルド・ブラッキオ》や《古代楽園モアイランド》といった自然の大型ロッククリーチャーの系譜で、自分のマナが相手より多かった場合という条件付きですが、相手のクリーチャーが場に出るときに代わりにマナに置かれるという、強力なロック性能を持っています。

しかしこのカードの最も優れた点は、種族がレクスターズであるという点です。

この効果によって《禁断英雄モモキングダムX》の下に入ったり、《MAX-Gジョラゴン》の効果対象になったり出来ます。

特に【ガイアハザード退化】は、退化ギミックにプラスして《天災デドダム》や《切札勝太&カツキングー熱血の物語ー》といった、現環境の強力なカードたちを凝縮した白抜きのグッドスタッフ的なデッキとなっており、夏の超CSⅣ頃に全盛期を迎えました。早期の退化をするしないの判断や、デドダム＋カツキングという強いけども選択が多くて難しいギミックを多数採用しており、デュエマの練習をしたい方にはオススメ出来るデッキです。使えば使うほど、デュエマが上手くなっていくと思います。

個人的には【青緑MAX-Gジョラゴン】の頼れる相棒（というか、コイツ以外頼れない）として随分仲良くしてもらいました。

ちなみにイラストに映っているのはガイアハザードの面々（ちなみに「ガイアハザードって何？」って訊かれたら、「ジョー編に出てきた自然のなんか凄い四天王」みたいなふんわりした回答になります）で、《キングダム・オウ禍武斗》、《最強虫ナゾまる》、《超機動罠デンジャデオン》、《Q.Q.QX.》になります。全員集合系に弱いので、個人的にはイラストも好みです。

転じて、謎に味の濃い4人が集まってしまったときに「え、ガイアハザードじゃん」と使うことがあります。

第4位　《「無月」の頂＄スザーク＄》

無月の門・絶：各ターンの終わりに、自分の魔導具をバトルゾーンまたは墓地から合計６つ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら６枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。

T・ブレイカー

このクリーチャーが召喚によって出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを１体破壊し、相手の手札を１枚見ないで選び、捨てさせる。

相手の墓地に、どこからでもカードが置かれた時、カードを１枚引いてもよい。

第4位は《「無月」の頂＄スザーク＄》。この辺から、シンプルなパワーカードの軍団になります。登場はデュエキングMAX2022。

過去記事においてゼニスザークの評価をAとしていたんですが、余裕のSでした。

現環境の【青魔導具】を支えているカードであり、青魔導具に「《卍新世壊卍》を貼らずに勝つ」「《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》を撃たずに勝つ」とかいう謎の実績を解除させた張本人です。

《卍新世壊卍》はともかくとして、実際のところ《卍新世壊卍》をドローソースとして使いつつ都合のいいタイミングで《堕呪エアヴォ》剥がして、下に入った呪文を軸に《「無月」の頂＄スザーク＄》を召喚、なんてギミックもあったりします。無月の門・絶が「各ターンの終わり」なので、相手に《卍新世壊卍》を剥がされた直後のターンとかに召喚を狙うことも出来ますね。

あとは単純にサイズが大きく、魔導具が苦手だった妨害までこなしてくれるので、初見のテキスト以上に強力なカードでした。

第3位　《轟く覚醒レッドゾーン・バスター》/《蒼き覚醒ドギラゴンX》

進化：光のクリーチャー１体の上に置く。

P侵略：自分の光の、サイキックではないコマンドが攻撃する時、自分の超次元ゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい。

T・ブレイカー

このクリーチャーが出た時、自分の手札を１枚、超次元ゾーンに置き、その後、一番パワーが大きい相手のクリーチャーをすべてタップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。

P革命チェンジ：自分の闇または水のコスト５以上の、サイキックではないドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと自分の超次元ゾーンにあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい。

T・ブレイカー

このクリーチャーはブロックされない。

このクリーチャーが出た時、自分の手札を１枚捨てる。

自分の手札を捨てた時、次の自分のターンのはじめまで、自分の他の多色クリーチャーすべてに「スレイヤー」を与える。

第3位は《轟く覚醒レッドゾーン・バスター》、及び《蒼き覚醒ドギラゴンX》。登場はパラレルマスターズより。

P侵略・P革命チェンジという斬新なギミックで、アドバンス界に文字通りの革命をもたらしました。

特に評価が大きく変化したのは《最終龍覇ロージア》でしょう。

元々自由度の高いトリガードラグナーでしたが、《轟く覚醒レッドゾーン・バスター》のお陰で手札に持っているだけで《銀河大剣ガイハート》を装備してSA3点。横にWブレイカーがいるだけで一気にリーサルです。

特に即時打点の作りにくい【ガイアッシュ覇道】ではこのSA3点の価値は極めて大きく、覇道が2点削ったあとのシールドを割り切って勝つ、なんてこともよくあります。それでいてフリーズ効果によるターン稼ぎも出来るので、ロージア＋レッドゾーンバスターのギミックはデッキの大きな強みと言って差し支えありません。

他にも《龍風混成ザーディクリカ》、《最終龍覇グレンモルト》、《虹速ザ・ヴェルデ》とレッドゾーンバスターの侵略元は豊富で、それでいてどれもが強力なカードたちです。デメリットと言えばモルトと同居するときに超次元の1枠を食ってしまうことくらいで、「とりあえず次元に置いておく」カードとなっています。

レッドゾーンバスターが目立ってはいますが、当然ながら《蒼き覚醒ドギラゴンX》も強力。自身がブロックされない効果を持っており、手札を捨てることで味方の多色カードにスレイヤーを付与します。

が、このカードの最大の魅力は「3打点とパワーライン」にあるでしょう。これはシステムクリーチャー（特に最終龍覇モルトや、EXライフ付きのザーディクリカなど）に強く、カツキング＋ドギラゴンXで攻略出来ます。

チェンジ可能元もカツキングを筆頭に《音卿の精霊龍ラフルル・ラブ》、《流星のガイアッシュ・カイザー》といったお馴染みのカードたちを始め、《絶叫の悪魔龍イーヴィル・ヒート》や《悪魔龍ダークマスターズ》といった【赤黒ドルマゲドン】のカードたち（特に《蒼き団長ドギラゴン剣》が殿堂である今、《絶叫の悪魔龍イーヴィル・ヒート》を3点に出来るのはかなり重要です）、変化球で言うと《斬隠蒼頭龍バイケン》なども革命チェンジ可能です。

そしてこれだけ裏表両方使うのに、次元の枠は1枚で済むというお手軽感も魅力で、めちゃくちゃコスパいいです。年俸2500万で年間60試合くらい投げてくれるくらいのコスパ。しかもそれでリリーフエースだもんな。

特に【ガイアッシュ覇道】は両面使い倒しますし、アドバンスをやるなら1枚は是非持っておきましょう。今後も間違いなく重労働してくれるカードであり、「あ、管理職ってこんな感じで従業員使い倒してるんだな」と感じられるカードでもあります。

第2位　《CRYMAX ジャオウガ》

鬼S-MAX進化：自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを３枚破壊してもよい。（このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが２体以上あれば、そのうちの１体を残し、残りをすべて手札に戻す）

T・ブレイカー

このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身のシールドゾーンにあるカードを３枚ずつ選び、残りを墓地に置く。

このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを１体破壊し、その後、相手の手札を２枚見ないで選び、捨てさせる。

第2位はお馴染み《CRYMAX ジャオウガ》。登場は王来MAX最終弾です。

いやー、このテキスト量は圧巻ですね。弱いことが何も書いていない。

出たときに互いのシールドを3枚ずつにして自分は3点持ち、アタック時に1体破壊に2ハンデス、しかもSAで敗北回避まで付いてくる。本当にそんなことまでしていいのか？

このカードが活躍したのは、主にオリジナルでした。

それでも当初は【アナダムド】で《異端流しオニカマス》と一緒に攻め込むくらいの運用だったのですが、時間とともに評価を高めていきました。特に【アナカラーハンデス】のフィニッシャーとして採用されてからは「このカード、書いてあることおかしくないか？」と皆が気付き始めます。

対ハンデスといえば「デッキの濃度を厚くして、何処かでトップで強いカード引けば捲る」みたいな戦い方も採られることがあったんですが、アナカラーハンデスに至っては一度テンポを取られてジリ貧になると《CRYMAX ジャオウガ》がすぐに飛んできてゲームを終わらせてしまうようになりました。また劣勢時でもこのカードの破壊とハンデスで後続を断ち、敗北回避能力で耐えることが出来ます。役割としては、もうフィニッシャーに留まらないんですよね。

そして現在では【黒緑ケンジキングダム】や【5ｃザーディクリカ】、果ては【青魔導具】なんかでも採用が見られます。なんかもう、どんなデッキから出てきても、比較的当たり前のようにそれを受け入れられるようになりました。カードとしての役割がどうこうというよりは、闇のパワーカードという地位を築きましたね。

どんな状況であれ、このクリーチャーを出すと文字通りゲームは強制的にクライマックスを迎えます。いい名前ですね。

ちなみに初日に購入したときの値段は180円でした。なんかいまは1000円近くします。いかにこのカードがプレイヤーから支持されるようになったか、わかるような上がり幅です。

第1位　《インフェル星樹》

{GS} G・ストライク

W・ブレイカー

このクリーチャーが出た時、バトルゾーンにある、クリーチャーではないカードを２枚まで選ぶ。それらを持ち主のマナゾーンにタップして置く。

バトルゾーンから自分のマナゾーンにカードが置かれた時、カードを1枚引く。

栄えある1位は《インフェル星樹》。登場は王来MAX第1弾。略称はインスタ。

もちろん使ったのはアドバンス。主に【ガイアッシュ覇道】で大活躍でした。

うん、最高。

何が良かったって、もう使ってるだけで楽しい。もうライフシャワーとかじゃ満足出来ない身体になってしまいました。

いや……先攻メンデル2ブーストからの《インフェル星樹》2ドロー2ブースト、気持ち良すぎるんですよね……。なんか知らないけど3ターン目の終わりに7マナあって、手札も4枚あるんですよ。やったことない人も、一回やってみて欲しいです。「こんなことしていいの？」ってなるんで。

《インフェル星樹》は、私がアドバンスが好きな理由の一つでもあります。現代デュエマで多分一番強い行動でしょうね。《禁断～封印されしX～》＋《インフェル星樹》というギミックを楽しめるのはアドバンスだけなので、皆様も是非。

ちなみに何故かGストライクを持っているし（もっともオリジナル基準で考えれば妥当と言える）、《邪帝斧ボアロアックス》の効果対象なのでトリガーロージアからの禁断カウンターとかも狙えるし、緑単色なのも偉いし、《蒼き団長ドギラゴン剣》になれるし、何故かWブレイカーだしと、基礎スペックだけで言っても充分高めです。

というわけで個人的には文句なしの1位。来年もフルで使えるといいな。

というわけでTOP10は以上になります。

以下、オマケ。

番外編②　～白状～

《流星のガイアッシュ・カイザー》

相手のターンの終わりに、相手がそのターン中、マナゾーンのカードをタップせずに、クリーチャーを出すか呪文を唱えていて、自分の《流星のガイアッシュ・カイザー》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。

W・ブレイカー

このクリーチャーが出た時、カードを２枚引く。

自分のコスト10以上のクリーチャーの召喚コストを４少なくする。ただし、コストは０以下にはならない。

相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない。

あの……はい、衝動を抑えきれませんでした。買いました、4枚。

一応明言しておくんですが、たぶん読者の皆様が思っているより遙かに、可愛い女の子キャラが好きでして……。シャニもアズレンも好きだし、デュエプレも可愛い女の子のスキンは天井課金しておりまして……。

で、流星（ながれぼし）アーシュもまぁ、うん。いいよね。マグマちゃんも好き。

実際買ったことによってQoDMLは格段に上がりました。オススメ。

なおハイレグはそんなに刺さらなかったので、《音卿の精霊龍ラフルル・ラブ》は買ってないです。デッドマンごめんね。