#毎日クソデッキ vol.21 〜オルフォロールモデルへの挑戦〜

 どうも、yk800ことレッドです。昨日紹介した「1ブロック・楯騎士5cコントロール」がめちゃくちゃ楽しくて無限に回してます。《楯騎士》はいいぞ。

 昨日のリストには入っていませんでしたが、《ダクライ龍樹》がいい感じです。相手の《ギガンディダノス》に対してマッハファイターでぶつけるとマナ送りでスムーズに処理できて、勝手に墓地に行ってくれるのでトップの適当なクリーチャーを<フシギバース>させると毎ターン使いまわせます。

 このチマチマ盤面を削り続けるのが分厚いトリガーによる遅延と相性がよく、一度回りだすと気持ち悪い盤面コントロール能力を見せてくれます。1枚を無限に使いまわせる関係上採用枚数が多くても腐るので、1〜2枚の採用がオススメ。

 と、別デッキのお話はこれくらいにして、今日のデッキ紹介にまいりましょう。



 今日の欲:《Dの機関 オール・フォー・ワン》で《ロールモデルタイガー》を出したい!!!

 いやー、出したいっすね。めっちゃ出したい。オルフォロールモデルDスイッチ2面シュートアザッシターしたい。したくないわけがない。

 他のみんながひぃこらいいながら頑張って12マナ揃えて<バズレンダ>してコンボ揃えてるところをですよ、俺は7コスサクって《ロールモデルタイガー》踏み倒しながらDスイッチで優雅にゲームを決められるわけですよ。すごい……すごくない?

 ただ、そんな簡単に決まるんだったらみんな使ってるわけで、この作戦にはいくつもの壁が立ちはだかります。

⒈コンボパーツが多い

 《オール・フォー・ワン》+《ロールモデルタイガー》+下になる7コスト、ついでにコンボパーツもマナに2種類必要な5枚コンボ。マナ置きでズルできる2種は無視したとしても、手札に特定のカードが3枚は必要になります。

 皆さんも知っての通りハンド依存度の高いコンボはハンデスで簡単に瓦解しますし、そもそも《オール・フォー・ワン》はサーチや墓地からの回収も難しいカードタイプなので1種4枚だけでは探してくることすら安定しません。

⒉なんだかんだでマナは伸ばさないとダメ

 《シャコガイル》+《エンド・オブ・ザ・ワールド》、9マナ要求。

 《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》+《偽りの名 ゾルゲ》、9マナ要求。

 《アレフティナ》+《マーシャル・クロウラー》、8マナ+ハンド5〜10枚要求。

 2枚コンボで勝つ手段はいくつかありますが、そういうカードは往々にしてコストが高いです。結局のところ、安定して《ロールモデルタイガー》からコンボを決めるためにはマナを伸ばす必要が出てくるので、「それだったら《オール・フォー・ワン》いらなくね?」となりがちになってしまいます。

 いくら早期着地の可能性があるとはいえ、デッキ全体の方向性が「マナを伸ばして」「ロールモデルタイガーを出す」方に向いているデッキと、「マナを伸ばして」「D2フィールド張って」「コスト7のクリーチャーを召喚して」「ロールモデルタイガーを出す」デッキ。どっちが一貫して強いかは一目瞭然です。

 ただでさえコンボパーツが多くて枠を圧迫するのに、ブーストを取らなければいけないとなるともはや受けを取る余裕すらありません。

 考えれば考えるほど、「このコンボ、弱くないか……?」という疑念がちらついてきます(というか実際弱い)。
 神は……神はいないのか……!?

 神「じゃあコンボ特化じゃなくてメインに太いプラン持ってきて圧かけつつ、隙を突いてコンボ揃えればいいんじゃない?」

 というわけで今回は《デッドダムド》さんにお越しいただきました。なにせ《デドダム》とかいうカード、《オール・フォー・ワン》とべらぼうに相性がいい。3→5と繋いでサクって《ジューサー》出しましょう。

 サブプランに据える《ロールモデル》の弾として、今回は《VV-8》+《シャークウガ》による一撃Exターン獲得コンボを選択。そもそもどちらも【デッドダムド】に採用されうるカードであるため、さほど違和感がありません。
 殿堂カードが絡むので安定度は低いですが、【デッドダムド】においては《ロールモデルタイガー》が単純に盤面を止めるカードとして強いため、今回は目を瞑っています。あくまでアドバンテージカードに必殺の一撃もオマケで付いてるイメージ。

 また、《オール・フォー・ワン》を採用したので遊び心として《パラノーマル》を採用してみました。7マナで場に出して、サクって《ロールモデルタイガー》に繋ぐのが目的。

 めちゃくちゃ状況選ぶカードですしコマンドですらないので《オール・フォー・ワン》ないとゴミなんですが、こういう使い方もできるんじゃないかな? という提案としての2枚です。普通にやるなら《悪魔龍 ダークマスターズ》とかの方が強いと思います。

 というわけで今回はコンボ特化でない《ロールモデルタイガー》+《オール・フォー・ワン》デッキを作ってみました。僕はこういう「クソコンボを強い基盤に混ぜて使ってみる」デッキが大好きなんですよね。今日のデッキは組んでてかなり楽しかったです。

 クソコンボ特化にするなら、《偽りの名 iFomulaX》+《ジャスト・ラビリンス》を踏み倒せるクリーチャー、というのはかなり発想としてアリではないかと思いました。これなら要求値が7マナで済みますね。手札要求は厳しいですが《ラビリンス》である程度までは補えるので可能性を感じます。我こそはという人がいれば組んでみてくださいね。僕は無理です。

 それでは、また明日!


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