#毎日クソデッキ Vol.20 〜1ブロック・絶対の獅子王ランプ〜

 どうも、yk800ことレッドです。1ブロ環境、アツいですね。フォロワーさんの中にはこれを中心にした調整会を開催されている方もいるほどで、日々盛り上がりを感じています。普段はCS開催の都合上殿堂構築の研究が優先されてしまいがちなところ、CSが開催されていない影響によってこのような形で特殊フォーマットが盛り上がっているのは、不謹慎ではありますが面白いことだとも感じます。

 どんな形であれ、デュエル・マスターズが盛り上がることはいいことです。公式さんがイベントを開催できない今こそ、プレイヤー側がいろいろな試みで盛り上げていけると嬉しいですね。

 そんなこんなで今日もデッキを組んでいきますよー。



 《絶対の楯騎士》を強く使いたい。

 というわけで今回の主人公は《絶対の楯騎士》。最近気付いたんですけどこのカード……強くないですか?
 
 1ブロック環境は一部のアグロデッキを除けば比較的スローペースであり、なおかつ封殺によるトリガーケアが少ないため、「2〜3枚のトリガーを想定しながらそれを乗り越えられるような打点・盤面を形成して殴りかかる」ことが最終目標に据えられがちです。

 そこをいくと、お互いにアドバンテージを稼ぎあう中盤戦の間にシールドを追加してトリガー枚数を増やすことができれば、相手の攻め手は必然的に鈍るというもの。

 アグロデッキに対しても6マナからトリガーを追加して遅延を狙えるため踏ませるトリガーブーストの枚数が少なく済み、《「光魔の鎧」》から盾に埋めることができればイージーウィンさえ発生しうるこのカードの存在はなかなかに強烈。

 トリガー枚数を水増ししながら、単純に中盤のアドバンテージ源としても強い《絶対の楯騎士》は1ブロック環境においてブレイクスルーを発生させうる存在なのではないか? と考えました。

 しかし、中途半端なランプデッキにこのカードを入れてもトリガー枚数が不足しがちです。使うなら、有力なトリガーをたくさん採用しながらも大量ブーストを少ない枠数で達成できるような構築にしなければなりません。そんな都合のいいカードが……

 ありました。

 《獅子王の遺跡》であれば少ない枠数で爆ブーストが可能です。トリガーを持っているのも大変グッド。
 構築に多少の縛りはでますが、多色が強いセットなのであまり気になりません。

 ですが、今回はコンセプトとしてトリガーを多く積む必要があるのが壁として立ちはだかります。多色で、できれば《絶対の盾騎士》と噛み合いがあるような、強いS・トリガーを探さなくてなりません。さっきはすんなり見つかりましたが、今度こそそんな都合のい……

 ありました。

 ブロッカーを嫌ってマッハファイターなどで優先的に処理されがちな《絶対の楯騎士》、なんとトリガー《鬼札王国!》から蘇生できます。ブロッカーまで持っていますから、<鬼タイム>発動してれば除去ブロック盾追加で3面ストップ。トリガーを埋めればさらに倍率ドンです。これはデッキにするしかない。

 というわけで残りの枠に初動・トリガー・フィニッシャーを適当に詰め込んで完成したのがこちらのデッキ。

 初動のプランニングですが、「3ターン目までにブーストを1回撃って、4ターン目に《ツルハシ童子》orタップイン+《獅子王の遺跡》からのスタート」を基準に据えました。

 枚数が必要な訳ではありませんがある程度墓地利用要素のあるデッキであり、なおかつ《獅子王の遺跡》との兼ね合いで多色が望ましいので今回は《ダーク・ライフ》を初動枠に選択。

 《フェアリー・ライフ》はトリガーブーストでアグロに追いつきやすいのが嬉しいですね。《ダーク・ライフ》との配分は逆でもいいかもしれません。環境の速度次第で調整する枠、といったところでしょうか。

 ほどほどに墓地を肥やしたく、トリガーが必要であり、《絶対の楯騎士》という6マナ始動のクリーチャーを持っているこのデッキにとって《ツルハシ童子》はベストパートナー。
 4ターン目に《ツルハシ童子》で《楯騎士》を拾って次のターン<ギャラクシールド>する動きは鉄板アクションに数え上げていいでしょう。文句なしの4投です。

 時間を稼いだ後に繋がる「上」は《ロールモデルタイガー》を中心とした定番セットをご用意。雑にマナを伸ばしてトップから引いた《ロールモデルタイガー》で《大樹王 ギガンディダノス》や《完全不明》を出してゲームを〆ましょう。

 このデッキのトリガーケアはトリガーによって行います。デッキ構造自体はランプですが、発想はむしろトリガービートですね。
 《絶対の楯騎士》によって、回避困難な《1、2、3、チームボンバーイェー!》や、《楯騎士》リアニメイトで次なるをもたらす《襲来、鬼札王国!》を予約しつつ殴る。返しに殴りかかってきても盾からの展開で安全に再度勝利を目指せます。

 ビッグマナには入りづらいスパークを強く使えるのもこのデッキの利点ではないかと思います。ビッグマナには厄介な除去耐性《ゴウケン齋》を絡めたビートダウンに待ったをかけられるのが嬉しいですね。

 今回は《絶対の楯騎士》を使ったビッグマナを紹介しました。次のドッキングパックではチーム銀河のテコ入れも入るようですし、このカードの可能性も広がっていく公算高し。個人的にめちゃくちゃ好きなので、まだまだ注目を続けていきたいですね。
 それでは、また明日!


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