こんにちは、神結です。
遅れましたが、デュエプレ1周年おめでとうございます。
去年のこの時期はメンテに怯えながら毎日レートしていたような記憶があります。
（この頃はビックリするくらいデュエプレユーザーがいなかったため、デュエプレ記事が全く伸びずこの記事もすぐ休止したんですよね）
というわけで今回はちょっと１年分を簡単に振り返ってみようと思います。
公式PVもかなりカッコよかったので是非是非。
第１弾「超獣の始動」
圧倒的な配布の渋さと、メンテ時間、ハズレっぽいSRの数と必要なカード生成ポイントの多さもあって、リリース直後のゲームなのに「初見バイバイ」といった内容のゲームでした。誰が《レジェンダリー・バイロン》とか欲しいんだよ。
そんなゲームということもあって？、最初に環境を制圧したのは【ハンデスボルコン】という玄人向けのコントロールデッキになりました。
ビートデッキがリソース札を取ることが難しく、《ゴースト・タッチ》や《汽車男》といったハンデスカードが強かったこともあり、【赤青ヴァルボーグ】のようなデッキは３ターン目に《機神装甲ヴァルボーグ》を着地させないと厳しいというケースが多かったです。
こうなると上位対決は【ハンデスボルコン】同系ということが増え、決着はデッキアウトがメインとなりました。ドロソを使うと寿命を縮めるため、《エナジー・ライト》のような青を使う構築ではなく《暁の守護者ファル・イーガ》のような山札を減らさないリソースが使える白を使った構築も登場しました。
ちなみにコントロール同系は当然上手い方が勝つため、上手い人は順当に勝ち続ける環境でしたね……。「これゲームとして大丈夫なんか？」という想いはありました。マジで。
第２弾「伝説の再誕」
《アクアン》や《アストラル・リーフ》というドローソースや、《光器ペトローバ》という強力なシステムクリーチャーが登場します。
結果これらのカードを使用した【ドロマーコントロール】や【青黒バロム】といったコントロールデッキ、或いはリーフを使った【青緑リーフ】や【赤青リーフ】といったビートデッキも登場します。
これらはそれぞれ弱点を抱えていたため、どれが飛び抜けて強いということもなかったんですが、両者の要素を融合した【ドロマーリーフ】が登場します。
《光器ペトローバ》＋《ホーリー・スパーク》の制圧力や、《マーチング・スプライト》という追加のリソースを採用したことで攻守ともにバランスの取れたデッキとなりました。またカウンターかつ妨害にも使える《汽車男》も非常に強力でした。
結果、環境はしばらくこの【ドロマーリーフ】を中心に展開することとなります。
ちなみにこの頃になると、流石にある程度序盤の引きで逆転不能なゲームを作ることも出来るようになったため、ビートを使って上位プレイヤーを食うことも出来るようになりました。
またコロナ下の影響でCS等も中止が増え、本家デュエマのユーザーがデュエプレに流入してきました。この辺りから、ユーザーが徐々に増えてきたと認識しています。
第３弾「英雄の時空」
やばいカードが２枚追加されました。
《ダイヤモンド・ブリザード》はナーフを受けてなお７弾環境のいまでも一級線のデッキであり、《無双竜機ボルバルザーク》はあらゆるデッキのフィニッシャーとなりました。
特にデュエプレの仕様上ボルバルを１枚埋めればボルバルをプレイ出来るため構築の幅が広く、ハンデスのフィニッシャーとしても使用されることになります。
当初はデッキにするのが難しいと言われたボルバルも強力なデッキが数多く考案され、最終的には「ボルバルを使った何かvsボルバルを使った何かvsブリザード」といった環境になっていきます。
第４弾「混沌の軍勢」
《ヘブンズ・ゲート》、《悪魔聖霊バルホルス》、《剛撃戦攻ドルゲーザ》の他、ウェーブストライカーが登場します。
ドルゲーザは何のデッキにも勝てなかったため直ぐに消えましたが、《ヘブンズ・ゲート》は流石に強力で、ビート系のデッキを選択することに対してリスクが生じるようになります。
序盤をドロソやチャージャーで過ごし、《ヘブンズ・ゲート》からの展開で盤面を制圧、最後は《無双竜機ボルバルザーク》を添えて安全に殴り切るという【5ｃ天門ボルバル】というデッキが登場します。カードパワーの鬼です。
対抗手段としてハンデスもあったのですが、天門側も《ロスト・ソウル》という札を持っており、このデッキが流石に頭1つ抜けている格好となりました。対抗出来たのは、ブリザードやウェーブストライカーなどのごく少数のデッキでした。
第５弾「永遠の戦禍」
エターナル呪文の他、《暗黒王デス・フェニックス》らが登場します。
また9月には第1回公式大会が行われ、5ｃ天門ボルバルが優勝。
その後ボルバルが殿堂入りを果たし、また《ゴースト・タッチ》や《汽車男》といったハンデスカードが下方修正されることになります。
結果序盤のハンデスに苦しむことが少なくなったため、序盤の妨害させ躱せば強力な【メイデンビート】が台頭してきます。特にメイデンビートの場合は、《無頼勇騎ウインドアックス》などでブロッカーを突破出来るため、天門に対しても充分勝てるデッキだったのが大きかったです。
また【白緑ブリザード】や【リースウェブスト】といったビート系のデッキが元気になってきます。
フィニッシャーを失った天門は1枚のボルバルをやりくりしたり、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を搭載したりしながら対抗していくことになりました。
環境的には「ビートデッキ軍団vs天門」といった構図だったでしょうか。
第６弾「超獣の転生」
《聖霊王アルファディオス》、《悪魔神ドルバロム》、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》といった強力なフィニッシュカードたちが多数登場します。
そんな中で最初に注目されたのが《クリスタル・ツヴァイランサー》でした。
4ターン目に複数着地もあり得るパワー13000Tブレイカーは対処が困難で、特にブリザードやメイデンビートといったデッキは【青t白リキッドピープル】に苦戦を強いられることになります。
ところがランサーというデッキは手札も細く盤面にパワーの低いクリーチャーを並べる必要がありました。こうなると《炎槍と水剣の裁》などを採用できる除去デッキに弱く、またコスト8という数値がデュエプレ版の《解体人形ジェニー》に引っ掛かるのもマイナスでした。
というわけで、これらのカードを使用しやすい【クローシスボルコン】が台頭してきます。フィニッシャーには当然、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》が使用されました。
ただこのデッキはリソースの続くデッキには決定打を欠くことになります。
具体的に言うと、【白緑ブリザード】には勝つことが出来ませんでした。
ブリザードは新たに《進化の化身》を獲得したことで《ダイヤモンド・ブリザード》へのアクセスが安定し、長期戦も耐えうるデッキになっていたんですね。サファイアを使った天門に対しても《アポカリプス・デイ》という最終奥義を持っていました。
一方でブリザードが台頭するとそこに強いランサーがまた……といった感じになり、環境はブリザードを筆頭にランサー、天門、除去コンといったデッキが入り乱れるような状態になりました。
第７弾「超神星爆誕」
不死鳥編といえば本家では「弱い」の代名詞的なところがありますが、そこはデュエプレ。実戦に充分投入出来る形に変えてきました。
またここからニューデビジョン、オールデビジョンとルールを分け、いわゆる「スタン落ち」も生まれることになります。主に犠牲になったのは《ロスト・ソウル》ですね。
現状では様々なサポートカードを得た《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》系統のデッキや、やはり強いブリザード、《超神星マーキュリー・ギガブリザード》を得た青単ランサー、新規種族のグレートメカオーなどがバランス良く存在しているという印象です。
僕の大好きなドリームメイトは、次弾でもう少し強化が貰えることを期待しています。
あと1周年記念で信じられない量のパックを配布しました。
最初はメンテ1日やって「お詫び」と称して50ゴールドくらいしか配らなかった対応を考えると、随分太っ腹になりましたね……。結構売れてるんでしょうね。
まとめ
というわけで、簡単ではありますがデュエプレの初年度の変遷をまとめました。
本家のデュエマを超スピードで追い掛けてはいますが、各種カードを見ていると結構デュエプレ独自の工夫なども見られるような気がします。
ランクマッチもボーナスシステムの変更などでマスター到達しやすくなったため、しばらくやっていないという方もちょっと触ってみてもいいかなと思います。
というわけで、是非2年目もよろしくお願いします。
（ちなみに初年度の課金額を計算したところ、工房からサポートが降りた金額を除いても軽く15万は超えてました。DMポイントは結構カツカツです。2年目はもっとデッキのやりくりをしうやすくなるようなゲームになることを期待しています）
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