【シールド戦】BBPシールドに参加しました

こんにちは、神結です。

2/1に青馬矢向店で開催されました、ブルーホースのBBPシールド戦に参加しました。

シールド戦そのものは何度か参加したことあるのですが、BBPのドラフトというと右も左もわかりません。

正直BBPというパックの特性上「絶対に楽しい、でもCSプロモを懸けてやりたくはない」というのが個人的な所感。とはいえ楽しそうなのは間違いないので、今回は参加です。

在庫的にも値段的にも練習する余裕はなかったので、前日にハマチやシールド戦に詳しいはずちとカードリストを見ながら「赤青カラーのビートが強そうだよねー」とか「ボルバル引かれたら走って逃げうよね」とかそんな話をしつつ、当日朝に寝坊をして(山下さんすみませんでした)の参加となりました。

カードプールとデッキ作成

シールド戦は、以下のような手順で準備します。

  1. パックを剥いて、出たカードをチェックシートに記入する
  2. カードとチェックシートを対面に渡し、内容の確認をする
  3. 確認後に30枚のデッキを作成し、チェックシートに書いて提出する

要は剥いたカードは対面のデッキになる訳ですね。剥いているときに強いカードが出ると、なんとも微妙な気分になります。

さて、通常のシールドは15パック75枚ですが、BBPは1パック6枚なので13パック78枚による内容でした。パックから引き当てたカードは例えプレ殿であっても使用することが出来ます。また《ラップ仙人 デッドマン》等のカードは、可能な限り再現できるように調整されていました。(カラオケアプリによる採点、ナーフガンの設置、デュエ神様の格好でジャッジをする山下さん。またゲーム中にジャッジを呼んでパックを購入することが可能)

パッと思い付く強そうなカードはこんな感じです。

・《無双竜機ボルバルザーク》
ご存じ元祖EXターン獲得ドラゴン。デュエル・マスターズを一度破壊してしまった存在。盤面並べた後にこれを出せば勝つ。

・《“乱振”舞神 G・W・D》
除去とドロソを同時に達成するヤバイ奴。特に手軽な除去がないパックなので、相手のクリーチャーに触れるだけでかなり貴重。

・《S級宇宙 アダムスキー》
山札が少ないルールなので、2回殴ればほぼ勝てる。しかも相手がこのカードを除去する手段が乏しい。

・《聖域の守護神・アテナ -NON-》
ブロッカーで、強制効果ではあるが盾を追加できる貴重なカード。あとは何より、美しい。

・《セラの天使》
飛行を持つため、自身とエムラクール以外にはブロックされない上に、自身がブロッカーを持つ。加えて、ターン終わりにアンタップする。セラで6回殴れば勝つ。さすがに本家同様、リミテッドの切り札な存在。

・《マナゴリラ》
こいつはヤバイ。マナ進化を差し引いても、3ブーストでSA持ち。パワーも7000。出てきたら泣く。ゴリラ界のガチゴリラ。

・《英知ザクス・コット》
4マナ実質SAのWブレイカーで、パワーも6500ライン。効果はオマケにしても、序盤でこのパワーは脅威。

・《シザー・アイGR》
ネタではなく、ガチです。GR同士の殴り合いになったとき、シザーアイのパワー3000は抜きん出ているため、かなり強力です。しこ松と並ぶ、GRのパワカ。

で、今回出来たのがこんなデッキでした。黒抜きの後ろ寄りの4cです。コンセプト的には《知識の精霊ロードリエス》を生かし、ブロッカーで守りを固めつつ、《S級宇宙 アダムスキー》や《母なるパック》によるデッキ外からのフィニッシャーを引き当てて勝とう(ここで剥くパックは《煌龍 サッヴァーク》や《水上第九院 シャコガイル》があるデュエキングパック一点狙いです)というものです。カードパワー的にも《聖域の守護神・アテナ -NON-》も取れているので、まずまずでしょう。

GRと余りはこちら。GRは12枚以下の場合は「取れたカード全部使うか、全部使わないか」の2択になります(大抵の場合、GRは4~6枚程度)。GR自体は可もなく不可もなく。残るカードの振り返りは、後ほど。(1枚忘れてましたが、ここあとボルシャックライシスNEXがありました)

いざ出陣

さて、デッキが出来たらあとは試合です。

エムラクールとロータスを同時に当てて試合前からこの日の勝利者が確定したシールド戦の絶対王者しあや、前日に『奇跡』を練習してきて準備万端なのにラップ仙人を引けなかったというおんそくプロと歓談しつつ、いよいよ対戦の時が来ました。

さて、1回戦の相手は……

ん?

そう、目の前に座ったのは「8×8=49」の例の帽子。

よくTCGは「リミテッド戦でこそプレイの実力が発揮される」と言います。構築戦はデッキが決まってて対戦相手のデッキも知っているものが多いですが、シールド戦ではプレイの(所謂)アドリブ力が否が応でも明らかになってしまうというものです。

これはつまり富山が遙々遠征してきたみみみちゃんに、“デュエル・マスターズとは何たるか”を教えてあげる絶好の機会です。いいだろう、掛かってこい、“関東のデュエル・マスターズ”を見せてやろうではないか。

なお試合は《グレート・グラスパー》の前に屈し、いいところなく敗北しました。



デッキの反省

結局、この日は1-3で終わりました。

その後カードジム(ショップ)で遭遇したはずちセミプロとデッキの反省会をしました。

左が取った方が良かっただろうカード、右は不要だったカードです。

《JKパーネイチャー》は貴重な除去だったこと、《偽りの羅刹 アリバイ・トリック》や《偽りの羅刹 ミスディレクション》は単純なパワカで、後ろでゲームをやるデッキとしては噛み合っていたこと、《王盟合体 サンダイオー》はジョーカーズシナジーによる盾焼却はありませんが貴重なSAの2打点です。《超轟速 レッド・エンド》も、場にクリーチャーを残せる打点です。

そして最大の失敗は、《爆アド上ブレヤッホー!》を採用しなかったことです。このカードはまず何より、山札を回復できます。盾が無ければ増やせるという《煌メク聖壁 灰瞳》と同じような使い方も可能です。そして超天編の零龍の弾はトリガーが厚く、《クリスマⅢ》ような強いGRクリーチャーもいます。デッキコンセプト的にも合いますよね。これを採用しなかったのは、さすがにディスアドタコ負けガッチェスしても文句は言えません。

反対に、明らかに要らないカードも入ってました。青の軽量は《S級宇宙 アダムスキー》の進化元にと考えていましたが(GRに青が一種しかいなかったため)、青のクリーチャー自体は他にも取れていたこと、そして単純にカードパワーも低く、低コスト帯のカードで殴り合いをしたいデッキではなかったことを鑑みると、不要だったでしょう。種族進化のいないのに採用したイノセントソードは初動の嵩増しという思惑でしたが、上記と同じ理由で不要でした。《サイバー・チューン》も手札が増える訳でなく単に山札を減らす一方だったので、要らなかったです。

なお《バチお先生》については構築時に何故か「このカードが場を離れないクリーチャー」と認識していたのですが、もちろんそんなことはなく、丁寧なカード使用宣言からの《KAMASE-BURN!》で普通に溶けていきました。どうして。

終わりに

と言うわけで、今回は珍しいBBPシールドについてのレポートでした。ゲーム中に『ハム太郎とっとこうた』を聴けるCSを中々稀です。ただ対面で歌われると普通に暇なので、もし歌われた場合は合いの手を入れてあげてください。

ちなみに《母なるパック》は2度プレイしました。いずれも9マナ時にデュエキングパックを剥いたのですが、1回目は《堕魔 ドゥポイズ》で2回目は《特攻人形ジェニー》の一昔前の青黒ハンデス的なプレイでした。もっとこう……あるじゃん……。

とはいえ、普段の雰囲気とは一歩外れたような、こんなCSもたまには楽しかったですね。

今回の反省を踏まえて次回こそは……といきたいところなのですが、次回は3年後なんでしょうか。もう一回くらいやりたいんですけどね。

それでは、また。