#毎日クソデッキ Vol.27 〜超悪辣! ドマンモコン・改改〜

 どうも、レッドことyk800です。「最近毎クソでよく見かけるカードあるなー」って思われたらそれは僕がドハマり中のカードだ。
 《「絶対の楯騎士」》と《ドマンモ龍樹》は本当にどんだけ使っても飽きないですね! 無限に遊び倒せる。プレイする分には毎回違う使い方ができて楽しいものの、デッキにまとめたときのビジュアルがどうしても似通ってきてしまうのでどうしたもんかなーと思ってます。
 ちょっと新カード公開のペースが落ち気味で、あんまり悪用もできそうにないカードが多いので、次の燃料が投下されるまでしばらくは僕の趣味が全力で反映されたデッキが続くかと思いますがあしからず……。



 というわけで今日は1ブロック→2ブロックと徐々にアップグレードしてきた、《ドマンモ龍樹》と《アンダケイン》が主軸の<フシギバース>コントロールの最終形態。殿堂構築の姿をご紹介します。

 構築のスタート地点は《ドマンモ龍樹》……ではなく、あるプレイヤーさんがおっしゃっていた「【デイヤー】は《U・S・A・BURELLA》と《リツイーギョ #桜 #満開》を同時に建てられるのが一番きつい」という情報でした。
 実際のところ「一番」であるかを確認する手段はありませんが、想像するだけでもなかなか打開するのが困難そうな局面ではあります。

 《U・S・A・BURELLA》は強烈なロックを【デイヤー】に課す反面、あまりにも意識されたがために《絶望と反魂と滅殺の決断》などの対策カードがデフォルト搭載になりそれ単体を1枚投入しただけで勝つことはできなくなりました。

 《リツイーギョ》も維持さえできれば強力ではあり、相手ターン中のパンプアップによってパワー低下や火力が通りづらくなるものの、1枚目・2枚目は止めることができないので最初から採用されている《シ蔑ザンド》で簡単に対処されてしまいます。

 ですが、これらが横に並んだとしたら。《絶望と反魂と滅殺の決断》1枚では突破できないうえに、《U・S・A・BURELLA》のロックによって《シ蔑ザンド》を機能させることもできません。
 1度に返せる手段として《テック団の波壊GO!》こそありますが、これはバウンスなので次のターンには再展開されてしまいます。《波壊》+《万軍投》で展開するためには11マナが必要であり、こちらからすると11マナまではほぼ安全が確約されるわけです。

 しかし、これは維持できればの話です。5ターン目に《絶望と反魂と滅殺の決断》、6ターン目に《シ蔑ザンド》と動かれてどちらも対処されてしまう可能性は十二分にあり得ます。どうにかして、《U・S・A・BURELLA》を破壊されてもすぐに戦場に舞い戻すことができれば。
 そこで目をつけたのが《アンダケイン》でした。このカードがあれば、仮にどちらかを対処されたとしても《アンダケイン》で釣り戻すことによって即座にメタクリマウントを復活させることができます。

 そして、《アンダケイン》が採用できるのであれば、マナが伸びてしまえば打ち崩される可能性があるこのロックを、さらに強固にするためのカードが採用できるはずです。その名も、《腐敗勇騎ドルマークス》。十王篇第1弾リリース当初、にわかに話題になった、ケインマークスループです。
 当時は最速2ターン目に決まるコンボがもてはやされていましたが、僕個人としてはあの構築は《暗黒鎧ザロスト》を引けるかどうかに依存しすぎているきらいがあり、あまり好みのコンボではありませんでした。
 どちらかといえば、今回のようにコントロール気味のデッキのフィニッシャーとして採用するのが最適だと感じています。

 さて、コンセプトは決まりました。「GR環境に刺さったメタクリで相手の勝ち手段を強固に奪い、相手が疲弊したあたりで《アンダケイン》+《ドルマークス》のコンボを使ってさランデスループに移行。マナを全て破壊しつくしたら安全な勝ち手段で勝利」。

 このコンセプトに従い構築したデッキがこちらです。

 序盤はメタクリの維持と相手の盤面処理に全力投球。あまりメタが刺さらなそうな重いデッキに対しては《デドダム》などから動き出して墓地に<フシギバース>を準備していきます。
 中盤、準備が出来たあとは各種GRでアドバンテージを大きく稼ぎつつ、《デドダム》や《天啓》あたりを種に<フシギバース>を展開。メタクリーチャーを横に並べてより強固な盤面を作ったり、《ドルマークス》を回してマナを削りとったり、《ドマンモ龍樹》を着地させてゲームを畳みに行ったりします。

 このデッキもGRを勝ち筋としているため《ブレラ》がまあまあきついのですが、そこへのメタとして採用しているのが《ホアート・サケビーjr.》。コストが5であることが重要で、《ブレラ》下でも影響を受けずに《ドマンモ龍樹》で使いまわせます。
 《ミツルギブースト》との選択枠で、あちらは《ドマンモ》着地後に強いのがウリで、こちらは《ドマンモ》を着地させる<フシギバース>タネとして強いのがウリです。火力範囲も9000と広く、スペックは高い1枚。
 《ブレラ》処理後におかわりされた場合は、このカードを《ドマンモ》の<フシギバース>でマナに送って再利用すると2面処理できてオシャレです。

 このデッキの《ミッツァイル》は純粋なパワーカードでありつつ、バトルゾーンの<フシギバース>持ちを踏み潰して再利用することで盤面→マナの変換機にもなる便利カードです。以前紹介した《ドマンモ》+《ミッツァイル》のサイクルコンボも健在。《ボルバルザーク・エクス》と合わせて無限ループを形成します。

 基本的に素早く殴ってくるデッキは全般辛いですが、申し訳程度のトリガー枠として《ジューサー》と《キューギョドリ》を採用。殴り返し力を上げています。
 《ジューサー》4は確定として、残りのトリガー枠は色バランス的に青単色が望ましいのですが……。オーラであるため《ドマンモ》で能動的に使いにくいなど、細かいところで扱いにくさが目立ちます。ふさわしいカードが見つかれば他のカードに差し変わりそうな枠です。

 実は速攻デッキの多くは意外と《リツイーギョ》が辛い説が僕の中で浮上しているので、速攻相手はブーストを撃つよりもそちらに素早くアクセスできると嬉しいですね。どうせマナ溜めてカウンターはそうそう追いつかないので。

 メタクリ連打による盤面のロック→ランデスループの流れは悪辣ですが楽しさ満点。《アンダケイン》や《ホアート・サケビーJr.》の登場時能力は簡単に使い回す手段が少ないこともあり、かなりプレイに深みのあるデッキだと感じました。
 めちゃくちゃ感触が良いのでしばらく触ってみたいと思います。Vaultでお会いした時はお手柔らかにお願いしますね。

 それでは、また明日!


《ドマンモ龍樹》が収録されている新弾はこちらから

↓↓↓

トレカ(デュエルマスターズ)【BOX】デュエル・マスターズTCG Wチームドッキングパック チーム切札&チームウェイブ [DMEX-09]

トレカ(デュエルマスターズ)【BOX】デュエル・マスターズTCG W王国ドッキングパック 鬼札王国&不死樹王国 [DMEX-10]