#毎日クソデッキ Vol.30 〜《獅子王の紋章》鉄壁伝説〜

 どうも、yk800ことレッドです。今回は節目の30回。やっぱ日刊ってペースすごいですね、一瞬で週刊メタゲーム・ウォッチングを追い越してしまいました。

 ご存知の方も多いとは思いますが、「#毎日クソデッキ」というハッシュタグは、元々は徐放さんという方が今年の1月ごろにスタートした企画についていたものです。

 徐放さんが1ヶ月走りきったあと、そこに中華製さんが後続として参入。彼が一ヶ月完走したタイミングで第三陣として幾人かが同時期に企画をスタートして(僕もそのうちのひとりです)話題となったという経緯がある「#毎日クソデッキ」。

 30日もの間毎日、絶えず新しいデッキを作り続けるというのはなかなか楽しくも苦しい作業ではありました。実際、僕の観測範囲では、僕と同時期に始めて完走した企画者さんは他にいなさそうなので、そこはちょっとだけ自分を褒めていいかなと思います。

 今にしてみると、ツイッターに画像だけ上げるんじゃなくてブログで始めたのが良かったなーと思いますね。

 作業量はめっちゃ増えるんですけど、デッキを組む時に必ず書くネタを一緒に考えるのでカードの1枚1枚やマナベースに至るまで構築の意図が明確になるようにデッキを組みますし、「記事を上げなきゃ」という義務感があると重い腰も動きやすくなりました。

 まあ、自粛期間がドンピシャでぶつかって時間があったから、というのは大いにありましたが……フルでお仕事しながら毎日デッキ作って上げてる方は素直に尊敬できますね。才能だと思います。

 先駆者のお二人は1ヶ月完走という区切りがありましたが、以前にもお話しした通り、僕はひとまずやれるところまでやってみようかなぁと思っています。今月発売のドッキングパックだったり十王篇第2弾だったり、デュエル・マスターズの新商品は続々リリースされていきますからね。

 面白い新カードが登場する限りはネタは無限大。これだからデュエル・マスターズはやめられない。



 …………まあ、無限大とか言っときながら今日もいつものやつなんですけどね!

 あっ、でも《ドマンモ龍樹》と比べると少し久しぶりかもしれない。今日の『欲』は「《獅子王の紋章》から《「絶対の楯騎士」》めくりたい!」です。

 シールド0の状況でデッキトップから繰り出される《「絶対の楯騎士」》はまさに鉄壁。山札に戻ってシャッフルした《獅子王の紋章》がうっかり手札に帰ってきてしまう(かもしれない)というプチシナジーも存在しており、決まれば高確率でターンをもらうことができます。

 セットで投入される《「光魔の鎧」》や手札で受けとして機能する《怒流牙 サイゾウミスト》ともなかなか相性がよく、単純に殴ってくるだけのデッキであれば容易に捌ききってしまえるでしょう。

 で、《獅子王の紋章》を入れるからにはやっぱり外せないのが《スペリオル・シルキード》! 雑にめくって全てを崩壊させ、さらにマナから大型を呼び出すこのカードなくして《獅子王の紋章》デッキは始まりません。当然の4投。
 能動的に踏み倒しをかませる手段として《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》も4投確定ですね。

 いわゆるキューブ系のデッキは3→5の動きができればいいので、概ね2コスブースト4枚に3コスブーストを4〜6枚の合わせて8〜10枚といった初動構成になることが多い印象ですが、今回は2→4→《「絶対の楯騎士」》ギャラクシールドスタンバイの動きを意識して2コスブースト8枚+3コスブースト4枚の計12枚を初動の枠に。

 《獅子王の紋章》により防御力が高いため《ディザスター》のスカがデメリットになりにくい点、《サイゾウミスト》のニンジャストライクを考えればマナは素早く伸びるに越したことはない点を考慮して少し多めの採用としています。

 そして、ゲームの最終的な着地点として用意したのは《ジスタジオ》+《ロールモデルタイガー》による除去シャットアウト殴り切りプラン。
 最初は《ワルド・ブラッキオ》や《モアイランド》でロックする方向で考えていたんですが、気付いてしまったんですよね。

 《獅子王の紋章》から《ロールモデルタイガー》を出すと、スゴい。

 バトルにさえ負けなければ横の攻撃も全て受け止める完全なアタックロックとして機能しますし、マナが伸びた状況であれば《ジスタジオ》を立てて完全シャットアウトモードに入ったり、《「光魔の鎧」》で盾を再展開したりできます。マーベラス。
 早出しの利点が薄いのはちょっと気になりますが……新カードですし、腐っても14000マッハファイターですし。強いはず。うん。

 極論《獅子王の紋章》が《「絶対の楯騎士」》を踏み倒してくれればそれだけでニッコリできるデッキなので、改造の自由度はかなり高め。特にフィニッシャーの枠はいくらでも差し替えることができるでしょう。

 個人的にオススメなのは《ラドン・ベップバーン》。早期着地すればGR召喚をシャットアウトできますし、先に立てて置くことで《獅子王》のアタリが《アナリス》だったとしても18000のブロッカーとして機能します。《ワルド・ブラッキオ》も似た役割を果たしてくれますが、こちらはコスト11なのに対して《ベップバーン》は10なので《シルキード》によるマナからの踏み倒しに対応しているのがセールスポイントです。

 GRも超次元も封殺できるかなり上級のロックですが、手からプレイしたカードの登場時能力で除去されることは防げない点に要注意です。

 個人的には《スゴ腕プロジューサー》や《音奏 ハイオリーダ》を採用するのもめちゃくちゃ楽しくて大好きです。《ベンリーニ》がグルグル回るようになるとそうそう簡単には負けなくなります。特にトリガー《さんにんっ娘》から《マリゴルド》めくってマナから《ハイオリーダ》の流れはキマるとやみつき間違いなしの大興奮ムーブです。

 能動的なアクションとして強く、トリガー比率も上がるのでかなりオススメなんですが、惜しむらくは《プロジューサー》が《獅子王の紋章》に対応していないことか。カードとして見ると自然/水の両方を持っているのですが、クリーチャー単位では水文明なので、《獅子王の紋章》では出てくれないんですよね。残念。

 ということで今回はクソデッキ色強めのおみくじデッキをご紹介しました。僕が全力で趣味を出すと、気付いたらだいたいこういう感じのマナと手札がわちゃわちゃしてバカスカ踏み倒す感じのデッキが出来上がっています。もはや宿命。

 まあこれも一つの個性ということで、これからもデッキを作っていきたいと思いますよ。それでは、また明日!


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