【デュエプレ】ささぼーcupチーム戦に参加してきました【ささぼーweek】

こんにちは。神結です。

今回はささぼーcupのチーム戦に参加してきましたので、そのレポートです。

 

大会アーカイブはこちらになっています。

過去のデュエプレ記事はこの辺から。



大会ルールの話

非常に面白いルールだったので、この辺りの説明からしておこうかと思います。

以下、こちらから引用

ルール説明

・Tonamelにエントリーする際にチームメンバー3人とデッキ3つを登録。
※GoogleFormでのエントリーの際には、チーム名とチームメンバー3人の情報のみでデッキの登録はありません。

・チーム内の2つ以上のデッキに同名のカードは採用不可。(バージョン違いも採用不可)

ちなみにチーム内の相談はありです。

面白いのはやっぱり2つめの「チーム内の2つ以上のデッキに同名のカードは採用不可」という点ですね。

要するに「1人目のデッキに《ホーリー・スパーク》を採用したら、残り2人のデッキは《ホーリー・スパーク》を採用出来ません」というルールです。

ちなみに1人目が《ホーリー・スパーク》を2枚しか採用しなかった場合でも、残り2人はやはり《ホーリー・スパーク》を採用できません。

これはMTGのチーム戦なんかではしばしば採用されるルールですが、デュエマのチーム戦だとあまり見ないですよね。

デュエマのチーム戦でお馴染みの「3面同じデッキを使いました!」みたいなのはNGというわけです。

正直なところ観ている側としては3面同じデッキは面白くないので、私もこの手のルールのチーム戦を検討したことはありました。ただルール周知があまりに面倒だったことと、デュエマのCS参加層があまりエンタメを求めていないという事情もあって断念したことがあります。

 

しかし今回はデュエプレという違う媒体で、更にささぼーcupという違う参加層の大会です。私の印象ですが、この大会の参加者はガチで優勝を目指しながらめっちゃデュエプレを楽しんでいるというイメージがあります。

特にこれまではずっとシングル戦だったということもあって新鮮でもありますし、お祭り感もありますからね。

 

で、このルールをデュエプレに当てはめると結構面白いことになるんですよ。

 

デッキ決めの話

今回のチーム戦ですが、きしめん(スマブラでプレイヤー・実況として活躍しているキシルさんのメンバーシップ)のNemoさんとソルトさんと一緒に参加することにしました。Nemoさん、誘っていただきありがとうございます。

ちなみNemoさんはレート2000のルイージ使いで、ソルトさんはアグロを使って割ったシールドの数より勇者を使って割ったシールドの数の方が多いという猛者です。

で、上記のルールに沿ったデッキ選択をする上で、ひとまず現在ND環境で活躍しているデッキを挙げていくことにしましょう。

 

現在活躍中のデッキ一覧

・クレケン(クレイジーケンジ、4cアガピトス)
・ゲオルグ天門
・青単テクノロジー
・青単ツヴァイランサー
・グレートメカオー
・除去コン(除去サファイア、除去ゲキメツ、除去デルフィン)
・ドリームメイト
・赤白アポロ
・驚天の超人

(ちなみに【クレケン】とはクレイジーケンジの略称で、その実態は「青抜きのアガピトスミッドレンジコントロール」みたいなデッキになります。デッキの基盤はクワガタナーフ前のドリームメイトに寄っており、ここに《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》を抜いてゲキメツなどを搭載しているのが特徴です。名前の由来はささぼーさんがこのデッキタイプと対戦した際に「ケンジ抜きのケンジ→クレイジーケンジ」といつもの独自の言語センスで命名し、生放送でも使用されたことなどから広まった、と聞きました)

一見すると、豊富なデッキから3つ選べばいいように思えます。

が、実情は全く異なります。先の「カード被り禁止」を意識して、もう一度リストを確認していきましょう。

 

アガピトス系


・クレケン(ウルコス、アラゴナイト、デーモンハンド、アガピトスゲキメツ
・ゲオルグ天門(ウルコス、アラゴナイト、エタガ、デーモンハンド、アガピトスゲキメツ

 

青単系

・青単テクノロジー(リキピ系、ブレチャ、マーキュリーサーファー
・青単ツヴァイランサー(リキピ系、マーキュリーサーファースパーク

 

その他

・グレートメカオー(マーキュリー、サーファー)
・除去コン(デーモンハンド、サーファー、エタガ、ゲキメツ
・ドリームメイト(ウルコス、アラゴナイト、アガピトス)
・赤白アポロ(スパーク
・驚天の超人(スパーク、アガピトス)

 

……というように、実情としては各種デッキでカードが被りまくってます。

そして参加したどのチームもだいたい「アガピトス系+青単系+何か」というデッキ構成になっていました。

この最後の1個を決めるのにかなり頭を悩ませたと思います。私たちもだいぶ悩みました。

 

ちなみに私たちのチームですが、早々に「ソルトさんが得意な天門」と「天門にも一応それなりに勝てて、青単同型でぶつかった際に有利になるツヴァイ」までは決めていて、残り一つを探す旅に出ました。

まず最初に試したのは《永遠のジャック・ヴァルディ》を採用した【ヴァルディビート】系のデッキ。

特に環境的に《解体人形ジェニー》がそれなりに通りがいいように思えたので、これを採用したヴァルディビートを模索しておりました。

が、あまりにも天門に勝てずに断念。まぁ、そうなるな。

特に全体的にクリーチャーのパワーラインが低いというのが痛く、ちょっとトリガーを踏むとメツに滅ぼされるというのがあまりいただけません。というかメツが一度通るとリソースの少ないヴァルディでは2撃目以降を用意しにくいんですよね。

ゴーゴンシャックが丸くなってたり、トリッパーもいない世界線なので遅延も出来ません。というかアガピトスがいるんだよな、この世界。

あと地味にキツかったのがウルコスを破壊できないことなんですよ。

こいつをヴァルディで焼けないがために場に残ってしまってこっちの小型が盾に行けないし、なんならアガピトスからの展開で2面処理されたりと、コイツのせいで明らかに勝率を落としました。

(後に烈流神が強そうだとなったのですが、評価の大勢はあんま変わってないです)

で、次に試したのが驚天の超人系統のデッキですが、こちらはそもそもリストがあまり好みではありませんでした。

だって《驚天の超人》と《運命の選択》以外をトリガーで埋めるみたいな構成ですからね。しかもこれらを引きに行くようなカードも入ってないです。またアガピを取れないので《驚天の超人》を一度処理されてしまうとその後の展開も悪く、「これ禁断の入ってないレッドゾーンじゃん」となったので断念します。

で、次の候補がグランドデビルです。

ソルトさんが「まあまあやれる」と評したこちらのデッキ、《スナイプ・アルフェラス》の強化と新弾でのカード追加によって多少なりとも戦えるようになりました。

トリガー枠はジャラだったりコミューンだったり使い回していたんですが、これは好みで。

結論から言うとソルトさんの評価通り「まあまあまあやれる」といったところ。

何かのデッキに大きく勝ち越す訳でもなく、負け越す訳でもなく。ネプチューンが刺さるアークセラフィム系統には比較的有利だったかも。

ツヴァイは相手の引きに大分左右されますが、テクノロジーに対しては「プレイ方針のやりくりでそれなりにいけなくはない」くらいの勝率を残します。

ただコイツの問題点は「個々のカードが弱い」に尽きるんですよね。

小型同士のシナジーで成り立っているので、それなりに回らないといけないんですよ。で、回ったときの最大値もツヴァイに比べるとだいぶ落ちます。「回るまでの要求値」はさすがにツヴァイよりは低いですけど……。

というわけで可もなく不可もなくみたいな評価がずっと続きです。「暫定ドデビルでもいいけど、うーん」みたいな感じ。

しかも厄介だったのは「なんとも言えない」という評価だったために、あーでもないこーでもないと試行錯誤を繰り返した結果、我々の調整時間の8割はコイツに持って行かれることになりました

で、そこまでした上で最終的に「やっぱコイツには託せないわ」となったので最後の1枠は赤白速攻に決定

まぁ調整なんてだいたいそんなもんです。

 

当日の話

で、当日朝。

まず最初にやったのが私とNemoさんの赤白ミラーを実施。

結果、私の方が引きが強かったものの、Nemoさんの方が盾が強かったので今回はNemoさんが赤白を使うことになりました。私はツヴァイです。

で、最初の2戦をなんとか勝ったもののその後2連敗、そこから2連勝と持ち直して最終戦でなんとささぼーさんのチームと当たることになりました。

結果はまぁ、アーカイブなどで見ていただければ。ボッコボコにされてます。

(ちなみに配信で言及されている「手札の残り1枚」ですが、この時はブレイダーでした。ツヴァイマーキュリーを引けていなかったため、スクリュー→ハルカス→2コスブレイダー1ドローから盾を詰めていくことを考えていたんですが、スクリューがアラゴナイトで消し飛んで完全に顔面真っ青になっております。この後は全員テンパっていました。チーム3人がはんじょうさん1人に負けた瞬間でしたね……。対戦ありがとうございました。もう天門相手に2コスで盾に突っ込まないことにします)

その後ソルトさんはばっちりテクノロジーとかち合ってしまったことでゲームセットです。

 

まとめ!

というわけで最後は苦い感じになってしまったのですが、運営さんの対応を含めて一日楽しくイベントに参加することが出来ました。

ささぼーさん、運営の皆さん、対戦していただいた皆さん、本当にありがとうございました。

リベンジもしたいので、またチーム戦開催してください……!