【デュエチューブリーグ】DTL前期第1節事前観戦記事【祝1周年】

皆さんこんにちは!のすけです! 前年度に引き続き、今年度もこのデュエチューブリーグ(※以降DTL)事前観戦記事を執筆させて頂けることになりました。

DTLに於いては2024前期は選手として、2024後期からは実況解説の一員として出演している自分の見識を以て、皆さんがDTLをもっと楽しめるように努めますのでどうか最後までお付き合いください!!

現在TVer、デュエチューブにてDTLの各チームにフォーカスしたドキュメンタリー「決闘者たちの記録~ドキュメンタリー・オブ・デュエルマスターズ~」も絶賛放映中です。

まだ観ていない方は是非ご覧ください! ※DTL自体がわからないという方は是非こちらのページを参考にしてください。

 今回は新年度一発目という事で最新弾「邪神vs邪神〜ソウル・オブ・ジ・アビス〜」を中心にしたDTLお馴染みのルールで行われます。

そして今年度からDTLに新たなメンバーが加わる事になりました。

 

2024後期第6節振り返り

前回の後期第6節では今現在も大人気を博している 「にじさんじコラボマスターズ”異次元の超獣使い”」限定構築 そして優勝の決め手となる通常環境のオリジナルで行われるリーダー戦 この2つが行われました。

詳しい概要は前回の記事をご参照ください。

フィニッシャーになり得るライバーの相棒クリーチャー達、そして《アーテル・ゴルギーニ》を始めとした強烈な再録カード達。 これらが高いシナジーとパワーを持ってぶつかり合う様は「にじさんじ限定構築」とは言ったものの、さながら通常環境のような派手さを感じる試合が多かったですね。

詳しい試合内容はイヌ科さんが運営するDMLithographにて詳しく纏まっている為、是非そちらをご確認ください。

試合結果

第1試合 Team SAGA vs FTG

おんそく「光水自然メルヴェイユ」vs SON 「アナカラージャオウガ」

 キセキタクジン【火光ボルメテウス】vs るるる 【火光ボルメテウス】

にわか【光水天門】 vs フェアリー【光水天門】

第2試合 魔王軍vs Team SAGA

セキボン【闇自然墓地ソ】vs おんそく【光水自然メルヴェイユ】

ドラ焼き【闇自然墓地ソ】vsリキセキタクジン【火光ボルメテウス】

カイザ【アナカラージャオウガ】vsにわか【光水天門】

第3試合 FTG vs 魔王軍

村井【アナカラージャオウガ】vsセキボン【闇自然墓地ソ】

るるる【火光ボルメテウス】vsドラ焼き【闇自然墓地ソ】

フェアリー【光水天門】vs カイザ【アナジャオウガ】

リーダー戦 第1試合 魔王軍 vs Team SAGA

dotto【火光闇ファイアーバード】vs ZweiLance 【火光闇ファイアーバード】

第2試合 Team SAGA vs FTG ZweiLance

【火光闇ファイアーバード】vs flat【水自然キャベッジ

第3試合 FTG vs 魔王軍

第6節所感

我らがflat社長、初登場にして全てをかっさらう全勝を果たしました。

ここまでの軌跡は全てこの瞬間の為と言わんばかりの《「真実を見極めよ、ジョニー!」》トリガーは観る者全てを熱狂させる凄まじい熱量でしたね。

youtube.com/shorts/9dzmsWv

この《「真実を見極めよ、ジョニー!」》により2024後期はFTGが優勝を果たしました。 いや、めちゃくちゃ読んだ持ち込みからのこれはカッコよすぎるけどな。

2025前期第1節の見どころ

フォーマット

無事一周年を迎えたDTL、そんな記念すべき第1節で行われるのはDTLの花形フォーマットである「新弾30枚」構築戦です。

「邪神vs邪神〜ソウル・オブ・ジ・アビス〜」 で新たに登場したキーワード能力 「超魂X」「G・NEO進化」 がどのように活躍するのかが今から楽しみですね!

デッキを組むのが難しすぎる

そしてそんな今回の「邪神vs邪神〜ソウル・オブ・ジ・アビス〜」。 マジでデッキを組むのが難しいです。

個々のカードは非常に強力なモノが多いのですが、いざそれを30枚以上使うとなるとかなり難易度が高く、とってもビルダー歓喜とも言えるパックになっていますね。

難しい理由はざっくり3つあるのでまずはそこから

・新シリーズの第1弾だということ。

新シリーズの第1弾はあくまで今後の為のパックである事から下基盤になるカードが多く、そもそもカードが足りてないがちです。

・今回の基盤が3色である事からコンセプトがパック内で完結させる必要がある

今回のパックでは

火闇自然(ジャシンの肉体カラー)

火水闇(ジャシンの魂カラー)

光水自然(会社カラー)

光水闇(ナイトカラー)

火光自然(サムライカラー)

こちらの5パターンのカラーリングが配られています。

これらを1パックのみでコンセプト完結させるのはやはり難しく、どうしても不安定なデッキになりやすい事も組みにくさに影響しています。

・進化コンセプトである点

基本的に進化コンセプトは進化元と進化先のシナジーを前提にデッキ構築をする必要があります。

その上でまれに外れ値があったり、新規の強化で組み合わせ自体が変化する事はありますが、同一セットの中から同時に使う場合はなおさらシナジーが前提になってくる節があって他のアーキタイプに出張するのが難しいです。

その中でも特に強いカードというのは稀にあるのですが、この話が成立するカードは凄まじく強いがちですね。

凄まじく強い進化の人

このような原因が重なり、進化ギミックはどうしても1つのセットでは完結しにくいというのが難しい点だと言えるでしょう。

新メンバー

今回の2025年前期からは新たに3名のリーガーがこのDTLに参戦します。

 

2024年度全国大会準優勝、そしてプレイスと紙のGPで2冠を達成したデデンネ…ではなくデンネ選手。

俺が動画でよくやる「のすけです!」の挨拶を先週飯食ってるときに20~30回くらい言ってきた。気に入ってるらしい。(報告動画でも最後に「のすけです!」で〆てた。それは大丈夫なんすか?)

ZweiLanceさんのチャンネルでお馴染み、そして前回の全国大会にも劇的な出場を果たしたあんだんて選手

現代の聖人。癖が強すぎる大人DMPの中でひときわ輝く超真人間。ちょっと弄ってもニコニコしてくれて挨拶してくれる。推しです。

本デュやflat工房、デュ礼講では演者としてお馴染み、そしてその実態は最強のデッキビルダーとして競技環境に名を馳せるむった選手

過去の調整で無限にお世話になった恩人。一時期むったのデッキでしか勝ってなかったくらいには神。

この3名がどちらもTeam SAGAに加入する事が先日の公式開封生配信にて発表されました。


自身としても馴染み深いメンバーが加わる事は個人的にも非常に嬉しく、Team SAGAのOBとしても後方腕組みオタクとしてもイチDTLファンとしても喜ばしい事だと言えますね。

 

注目デッキ

先ほど構築が難しいと前置きはしましたが、当然オススメデッキはいくつか存在します。

その名から気になったものを幾つか紹介していきましょう!

火水闇ジャシン帝/18枠使用

今回のオーバーレアである《至高の魂 アビスベル・ジャシン帝》を中心としたアーキタイプですね。

■G-NEO進化:水、闇、または火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、NEO進化クリーチャーとして扱い、離れる時、かわりに下のカードすべてが離れる)
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを2枚引き、自分の手札を2枚捨てる。その後、コスト4以下のアビス・クリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。
■各ターン、はじめて自分の、進化クリーチャーまたはアビス・クリーチャーをタップした時、それをアンタップする。

ベースはオリジナル環境の【火水闇ジャオウガ】ですが、扱い方は若干異なりますね

着地点が《至高の魂 アビスベル・ジャシン帝》による連続パンチになるわけですが、どうしても5マナ圏という点で厳しい部分があります。

そこを《冥土人形ヴァミリア・バレル》や《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》のようなテンポロスが無いハンデスカードで埋めていくことになっていますが、レインボーの関係で毎度上手く繋がるわけでもありません。

これを新たに登場した

 

これら「奇跡妖精」サイクルで補っていくような形になるでしょうか。

最終的に足りなくなった打点は《偽りの奇跡 鬼丸「終斗」》や《飛翔龍 5000VT》を用いる事で強引に解決しよう!

というストロングスタイルなデッキだと言えますね。

サポートが充実しており最も組みやすいデッキである事から、この3色はDTL当日も見かける可能性が高いでしょう。

光水ライオネル/6枠使用

Screenshot

個人的に最も《真気楼と誠偽感の決断》を強く使えてるアーキタイプだと思っています。

■相手のターンの終わりに、そのターン、クリーチャーが3体以上出ていれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)・カードを2枚引き、自分の手札を1枚捨てる。・「S・トリガー」を持つカードを1枚、自分の墓地からコストを支払わずに実行する。こうして呪文を唱えたなら、それを唱えた後、墓地のかわりに山札の下に置く。・クリーチャーを1体選び、シールド化する。

《邪脳の魔法陣》の採用によって見た目よりプレイアブルなのもありますが、何より目を引くのは相手のビッグアクションに対して強めのカウンターが可能という点でしょう。

パパっと3体撒いたら《真気楼と誠偽感の決断》からの《スロットンの心絵》→《「正義星帝」<ライオネル.Star>》で瞬殺される事も十二分にもあり得ます。

元の安定5キルは変わっておらず、《AQ NETWORK》からの出力先と誘発のカウンターが追加されたというのは結構信じがたいほどの強化だと言えます。

後述する【水自然ジャイアント】にも的が無い受けデッキという点で構造単位で有利が付き、更に《真気楼と誠偽感の決断》で行動自体に縛りをつけるという点で完全にマウントを取れる為非常に立ち位置の良いデッキになる事が予想されますね。

水自然ジャイアント/6枠

日本覇者、現オリジナル環境最強の【水自然ジャイアント】もまたこの「邪神vs邪神〜ソウル・オブ・ジ・アビス〜」にてちゃっかり強化を貰っています。

■G・ストライク(このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
■相手のクリーチャーが出た時、それが相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーなら、持ち主の手札に戻してもよい。

■NEO進化:光、水、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■NEO進化クリーチャーとして召喚するなら、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。
■自分の進化クリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりにシールド化してもよい。

【水自然ジャイアント】に《ハッター・ルピア》と《超重竜ゴルファンタジスタ》から出せる《閃光の精霊 カンビアーレ》が搭載されたと言えば馬鹿さ加減が伝わるでしょうか。

正直ビビるくらいのスペックですしもちろんちゃんと強いですね。

《洗打の妖精》は特に凄まじく、以前から強力だった【水自然ジャイアント】の成長プランを大幅に補強しました。

シールドからクリーチャーが出てきても効果で手札に返す事でカウンターをシャットアウトする事が可能になったのです。

他にも最後の詰めで出すことでトリガーケアをしたり、出して即《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》に進化してジャストダイバーのSAを生成したりと用途は多岐にわたります。

これ等の大きな強化を得たことでまた【水自然ジャイアント】はまた1つステップアップする事に成功しましたね。

のすけ軍で3つ持っていくなら

今回の持ち込みは前述の3つ

【火水闇ジャシン帝】
【光水ライオネル】
【水自然ジャイアント】

です。

【火水闇ジャシン帝】

正直なところ《冥土人形 ヴァミリア・バレル》と《アーテル・ゴルギーニ》の評価で飯を食っているアーキタイプですね。

過去の大量枠食いデッキの中ではおそらく最強格だと言えるんじゃないかと考えています。

個々のカードが非常に強く、サブプランも豊富なことから問題なく持ち込めると判断しました。

【光水ライオネル】

こちらは主に【水自然ジャイアント】へのマジレス担当を務めています。

《真気楼と誠偽感の決断》の圧による展開阻害、《ジョーカーズの心絵》の蓋とこと【水自然ジャイアント】相手には一切隙を見せません。

とはいえもちろんピンポイントメタという訳ではなく、5ターン目のEXWINは比較的成立しやすく受けも固くリソースも太い為、他のデッキにも真っ向から勝負する力は持ち合わせていますね。

【水自然ジャイアント】

最強。今回のエース枠でしょう。

横並びデッキ全般に非常に強く、盤面が0から殴れるか、とにかく受けが強いデッキがキツイという非常ににわかり易い相性差マッチがありますね。

その上で今回は地上に降りてくるデッキが多く、盤面番長としての役割をこれ以上ないくらい遂行してくれます。

《真気楼と誠偽感の決断》のケアに注意したりと気を付ける事柄は多いものの、非常に安パイな選択になると考えています。

 

ちょっと今回に関しては満足いくデッキが組めなかったのもあり、不甲斐ない紹介にはなってしまいましたがデッキの強さは申し分ないと考えています

まとめ

今回のDTL前期第1節は正直どんなデッキが出てくるか全く読めません。

何を組むかが読めないこの「邪神vs邪神〜ソウル・オブ・ジ・アビス〜」環境のDTLにリーガーたちがどのような解答を持ってくるか今から楽しみで仕方ありません。

中速以降のデッキタイプが多くなると予想される今回、見ごたえのある試合が多くなりそうで解説し甲斐がありそうです。

そんなDTLはいよいよ 4/18 18:00~より放送開始。新年度一発目のDTLを見逃すな!

以上!のすけでした。それではこの後解説席でまたお会いしましょう。

 

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