【デュエマ・アドバンス】光自然ヘブンズ・ゲート 解説

こんにちは、神結です。

今日まで色々なアドバンスのデッキを使ってきたので、その備忘録も兼ねて各デッキの簡単な解説記事を書いていこうと思います。

まずは【光自然ヘブンズ・ゲート】です。

(※これはテンプレの解説ではなく、実際に私が使ったリストの解説であり、私視点での環境認識について書いています)



デッキリスト

デッキ概要

「天門」の名前に引っ張られると受けデッキの印象が強いかもしれないけど、デッキジャンルとしてはミッドレンジと考え方がわかりやすいと思う。

基本的な動きとしては、序盤に《巨大設計図》や《ギャラクシー・チャージャー》でカードを拾いマナを伸ばしつつ、5マナの《スターゲイズ・ゲート》から《闘門の精霊ウェルキウス》を始めとしたブロッカーを展開。

狙いは《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》の着地と、展開したドラグハート・クリーチャーでの圧殺。

その中で受けに回った展開でも、《ヘブンズ・ゲート》に《光開の精霊サイフォゲート》という2種の受けトリガーがあるというのもポイント。2種8枚は強いし、どっちか踏ませればだいたい勝てるというのも大きい。

しかしその上でこのデッキの特異性は、リソース札が2種類あることや、山札を掘れる枚数が多いこと、そして何より2色で完結しているため色事故の心配も少ないという、歴代環境デッキの中でも屈指の再現性の高さではないだろうか。個人的には、天門の一番の強みはこの再現性だと思う。

そういえば以前に、某アドフィクさんが「再現性が高すぎて、ランクが1つ上がってるデッキ」みたいなこと言ってたな。

弱点と言えるのは「3ターンでの上振れが存在しない」ことと、「緑の枚数を確保しきれない」こと。

3ターン以内に大きな動きをするデッキが多い中で、どんなに上振れても3ターン目までは我慢の時間であるのは、このデッキの数少ない欠点ではある。逆に言えば、その欠点を補えるレベルに4ターン目の再現性が高いので、前述のアドフィク発言に繋がってくる訳なんだけども。

緑の枚数に関しては、多色の兼ね合いもあって16~17枚が限度だと思う。これが安定して2ターン目の《巨大設計図》のプレイに繋がるかというとかなり怪しいライン。

まぁでもこのデッキ、ゲーム中に緑マナを捻らずに圧殺するゲームが結構存在するので、そこも踏まえて結局この枚数で妥協するのがトータルで勝率上がるんじゃないかな。

 

ちなみに使用難度は低め。

ただ動かすこと自体は難しくないけど、ちゃんと勝つには様々対面知識は求められることも付け加えておく。

ピックアップカード

頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st

  • EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
     ブロッカー
  • W・ブレイカー
  • このクリーチャーが出た時、コスト6以下のエレメントを1つ、自分の超次元ゾーンから出してもよい。そうしたら、自分の山札の上から5枚を裏向きのままこのクリーチャーの「EXライフ」シールドの下に置いてもよい。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
  • 自分のマナゾーンにあるカードを、すべての文明のカードとして扱う。

文句なく最強のドラグナー。

《闘門の精霊ウェルキウス》+《邪帝斧 デッドアックス》による面破壊、或いは《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》の設置と展開という、即効性も遅効性もあるアド天門の要。

ぶっちゃけこのカードプレイ出来たらだいたい勝つから、初手の緑要員として埋めたくはない。

ちなみにEXライフの5枚追加をするケースはあまり多くない(まぁまぁLOに向かうことになるので)が、《冥界を統べる新月のハーデス》が並ぶと話は別。更なるポテンシャルを披露してくれる。

光開の精霊サイフォゲート

  •  S・トリガー
    ブロッカー
  • このクリーチャーが出た時、光の「ブロッカー」を持つ進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。

受けトリガーだが、アドバンスにおいてはそれだけに留まらない。

《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》の龍解条件達成、《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》で3点に変貌と、単純に盤面にいるだけで仕事がある。

そのため、《ヘブンズ・ゲート》や《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》などでクリーチャーを出す時、ひとまずこのカードを場に置いておくケースがある。

また呪文である《ヘブンズ・ゲート》とのトリガータイミングが違うため、対サバキZで《DG ~ヒトノ造リシモノ~》のブレイクで《ヘブンズ・ゲート》を踏んだとき、一旦《光開の精霊サイフォゲート》を出しておく、なんてことがあったりする。

∞龍 ゲンムエンペラー

  • ムゲンクライム 4(自分のクリーチャーを4体タップし、 [wd04]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
  • ∞ブレイカー(「∞ ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)
    ブロッカー
  • コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の能力を無視する。

選択枠。環境がオリジナル系のデッキに寄っている時はとにかく強いので、直近の環境では2枚採用。

色が微妙なので枚数的にこれくらい。擬似的に枚数を嵩ましするために《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフⅠ世》を1枚採用し、これと併せて使っていた。

ちなみに筆者は一度だけ《蒼き覚醒 ドギラゴンX》チェンジをさせたことがある。

神聖龍 エモーショナル・ハードコア

  • ブロッカー
  • W・ブレイカー
  • このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》以外のクリーチャーの名前を1つ選ぶ。
  • 選んだ名前を持つクリーチャーの能力をすべて無視する。
  • 相手がクリーチャーを選ぶ時、バトルゾーンに自分の他のオラクルがあれば、このクリーチャーは選ばれない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)

アドバンスは禁断絡みの戦いを免れないため、2枚以上は必須なんじゃないかと思っている。

先攻で《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》から放り投げて声高く「《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》!!!!」って宣言するのが同型のセオリーの1つだけど、《ギャラクシー・チャージャー》で回収出来ないから、基本的には枚数は多ければ多いほどいいカードだとも思っている。

まーそこらへんは他の採用カードとの兼ね合いがあるから、減ること自体はしょうがないんだけども。擬似的に枚数を嵩ましするために《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフⅠ世》を1枚採用し(以下略)。

《閃光の神官 ヴェルベット》と(何故か)シナジーがあり、エモコアを守るために何人かのヴェルベットが今日も犠牲になっている。

竹馬の超人 / テイクバック・チャージャー

(呪文面)

  • コスト3以下のエレメントを1つ選び、タップして持ち主のマナゾーンに置いてもよい。
  • チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く)

ここの枠は主に《「根性」の頂 メチャデ塊ゾウ / 「大親分、ここにあり!」》、《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー / お清めシャラップ》との競合になる。

・テイクバック → 《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》対策
・お清め → ステゴロも強いのでシンプルにカードパワーが高い、ウェルキとのシナジーがある、あと当然墓地対策が出来る
・大親分 → 殴るデッキに対するシンプルな受け増量、ブーストとしてはこの中で一番強い

という使い分けになるので、環境に応じて弄ってみよう。

個人的には他はともかくテスタだけはどうにもならないと思ったため、《テイクバック・チャージャー》を採用していることが多かった。

超次元の話

《邪帝斧 デッドアックス》、《次元のスカイ・ジェット》、《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》、《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》、《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》の5枠は間違いなく確定。

《恐龍界樹 ジュダイオウ》はバイクが環境にいる世紀末世界では必須だと思ってる。

あとは《爆炎大剣 ガイサーガ》、《真聖教会 エンドレス・ヘブン》、《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》、《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》、2枚目の《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》辺りが候補。

それでいうと

・《爆炎大剣 ガイサーガ》 → 《流星のガイアッシュ・カイザー》や、その他雑な踏み倒しにとことん強い。《邪帝斧 デッドアックス》絡みで出しやすい。
・《真聖教会 エンドレス・ヘブン》 → 同型と《オリオティス・ジャッジ》に強い。《真・天命王 ネバーエンド》が本当に雑に強い。
・《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》 → ブロッカーやエンジェル・コマンドをプラス1出来る、《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》と相性がよく採用するなら2枚目とほぼセットかも?
・《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》 → ダルクと似たような役割をこなせる。《聖魔連結王 ドルファディロム》に耐性がある。スレイヤーはなんやかんや強い。《邪帝斧 デッドアックス》絡みで出しやすい。2枚目の《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》を7コストで出すことがある。
・2枚目《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》 → シンプルに一番よくゲームに絡む。

みたいな感じで、個人的に優先度は一番高いのが2枚目の《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》。

それ以外はぶっちゃけ微差。環境と、自分のメインの採用カードと相談しよう。例えば《聖霊王アルファリオン》採用型の場合は、絶対に《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》を採用する、とか。

あとはなんかこう、バランスを見て。

ちなみに上記のリストで《真聖教会 エンドレス・ヘブン》が採用されているのは、メインであまり同型に強くないため、気持ち程度同型を意識した。一度だけ使った。

環境における天門の立ち位置

一度展開してしまえば、《∞龍 ゲンムエンペラー》や《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》といったカードで蓋をすることが出来るので、シンプルにカードパワーで殴り合う環境だったら世界最強という見方が現在も強い。

【4cドラグナー】とか【ガイアッシュ覇道】とかドラグナー系列のデッキは、天門の支配する世界では借りてきたデュエにゃんのように縮こまって小さくなっているのが確認されているという。

要は土俵に上がってさえくれれば、横綱相撲を見せられるというわけ。

一方でアドバンスの世界というのは厳しく、土俵にめっちゃローションが塗りたくられていたり、土俵が豆腐で出来ていたり、土俵に上がろうとする前にスナイパーに狙撃されたり、そもそも国技館ごとミサイルで爆破したりと、皆が思い思いの方法で戦いを挑んでくるのである。

新環境は恐らく【闇単ゼナーク】を中心としたギミック勝負の世界となることが予想されるため、しばらくは雌伏の時となるかも?


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