※このブログは動画の原稿用に書いてる記事です。文章のクオリティには期待しないでください。
flat-です。デュエマ工房blogなんて言っておきながら実際の運営は神結に任せっきりなので、僕が直接筆を執るのはほぼ1年ぶりになります。
で、その1年ぶりに書くトピックスがこれですね。すまんウィザーズ。
てなわけで突然ですが皆さん、先日発売されたDMEX-13 デュエル・マスターズTCG 四強集結→最強直結パック DP-BOX、通称ゴミ箱は購入されましたでしょうか。現在駿河屋で25%OFFで販売中ですが、別に買っても最強に直結しないので無視していただいて構いません。
本題はここから。この弾に収録されているトップレアに、冥界を統べる新月のハーデスがあります。
こちら現在フリマアプリ価格が2600円とかなり高額で取引されているカードですが、なんとこれ、現環境で一切使われていないんですよ。
ではなんで2600円もするのか、理由は主に二つ考えられます。
2,パック売り上げの低迷による供給不足
1,他シングル分のしわ寄せ
このパック、メーカー小売希望価格が一箱3120円+税でSR(新規、再録含む)が2~3枚封入されているため、普段の感覚だと新規SRの平均価格は1000円前後になります。
で、次にこのパックの新規SR見てみましょう。
~FINALFANTASY~
凄いです色々。特に下二つ。テラエイブは純粋にスペック不足ですし、マクガフィンに至っては何がしたいのかよくわかりません。大学4年になってから就職に有利そうだからと資格勉強を始めたFラン大学生みたいなオーラを感じます。
そしてこういったカードがSR枠を掻っ攫った結果、それぞれのシングル価格は
マクガフィン:400円
ツェンミリアルデン:700円
しかし、カードショップ等のシングル販売側はパック代を回収しないといません。
その結果、他と比べて多少マシなハーデスに2600円という価格を付けることで、無理矢理平均価格を1000円に引き上げたわけです。
ここで皆さんの中にはこんな無理な金額付けても売れないのではないかと思われた方もいるでしょう。
ですが、上記の価格は発売から約3週間が経過した11/13現在の取引価格であり、この金額は直近1週間でほぼ変動していません。
その原因こそが、パック売り上げの低迷による供給不足にあります。
2,パック売り上げの低迷による供給不足
世の中の相場は「需要と供給」によって決まります。
最近はPS5が高額転売されていますが、これは需要に対して供給が不足した結果起こった現象です。これに関しては今後PS5が追加生産されることで供給量が増えるため、時期に解消されることが予想されます。
またこれは当然デュエルマスターズに関しても同じことが言えます。基本的に新弾のカードが最も高額になるのは、供給量の少ない発売日当日です(CS等の結果によって発売後に評価されるカードは除く)。
そしてその後、日が経つにつれパックが剥かれることでシングルの供給量が増え、徐々に価格が下がっていきます。
しかしこの最強直結パック、中身が渋すぎて誰もパックを買わなかったのでシングルカードの追加供給が無く、価格が下がらなかったんですね。
つまり今回の件から、パック売り上げがしっかりバッチリ落ち込んでいることが分かります。
で、これその場凌ぎで解決するなら強いカードを作ればいいだけなんで簡単なんですよ。ただそれは過度なインフレを引き起こし、デュエマの寿命を縮めてしまう原因になりかねないので長期的な目線で見るとあまり好ましくありません。
ではどうすればいいのか。
僕が考える最良の解決策は、これらのカードが使える環境の整備にあります。1ブロック、2ブロック等の限定構築戦や新フォーマットである【オリジナル】のことですね。
新弾を売るにはこれらを普及させるしかありません。元々僕が1ブロックを普及させようとしてたのも十王編のシングルカードに値段をつけるためでした(殿堂発表でA級戦犯GRが死んだので1ブロックの役目は終わった)。
この限定構築戦の普及に関して、本当は「公式が何とかしろよ」って話なんですが、現在はコロナ禍真っ只中。世間の風当たりも考えると公式から動くのはかなり厳しいです。
だからこういうのは我々民間で動くのが正解なんでしょうね。
僕普段公式に文句ばっか言ってる癖にデュエマでご飯食べさせてもらってる身なので、現在少しでも手助けになれたらと思っています。
というわけで新弾のパック販促に繋がるイベント及び大会を開催しようと考えてる方がいましたら是非僕のTwitterに一報下さい。広告や景品、イベントのアドバイス等様々な方面から協力します。
見返りはまぁ「どっかで動画ネタに使わせてもらう」ってことで。