【デュエマ】GPお疲れ様でした、アドバンスの振り返りなど

こんにちは、神結です。

お久しぶりです。

今回は本当に久々に選手参加することになったGPの振り返りについて書いていきます。

結果は予選7-2抜け、本選1回戦で負けの128。あと1勝で次回GP優先権だったらしいです。うーん、無念。

とはいえ過去最高成績でしたし、一定の戦績を残せたので納得はしています。

GP関連だとデッキの変遷とかデッキ解説とか色々あるんですけど、今回は一旦振り返りの方をざっくり書いていければと思います。

よろしくお願いします。

そもそもなんで選手参加したの？
ざっくりとしたメタ読みとデッキ選択
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そもそもなんで選手参加したの？

今回は久方ぶりの選手参加でした。2019年の9th以来なので、4年半ぶりの参加となりました。

いつもカバレージを担当していたので、「え、選手なんですか？」とは結構訊かれましたね。そりゃそうか。

じゃあなんで今回選手だったのか、っていうと“アドバンスだったから”ですね。アドバンスで無かったら出てなかったと思います。それで言えば実は前回の2023-2ndもアドバンスがあったら出るつもりだったんですが、なかったので普通にカバレージやっていました。

やっぱりずっとやってきたレギュレーションの最高峰大会は、そりゃ出たいですよ。

まーこれでもね、去年の8月からずっとアドバンスやってきましたからね。やり込み具合で言えば自信ありましたし、やっぱりそういった部分をお見せしてこそ、という気持ちがありましたね。

その前？　なんかデュエマに似た何かをやっていたような気がしないでもないんですけど忘れました。

ざっくりとしたメタ読みとデッキ選択

今回かなり特異だったのは、全国大会からGPまでの期間が恐ろしく短かったことです。そしてその上で、新弾のリリースもあったことです。

全国を踏まえたアドバンスの記事とかも書こうと思ったんですが、期間が短すぎるにつきやめました。

まぁ、うーん、何かを言っても何かを隠すことにはなるし、その上で嘘を吐くのだけは私のスタンスとして絶対にあり得ないなと思っていたので、結果として何も更新しないという選択をしました。すみません。黙々とデュエマをやってました。絶対勝ちたかったんだもん……。

たぶん今後も、自分が出るGPの場合は歯切れが悪いか、何も更新しないかということになると思います。その代わりと言ってはなんですが、更新する記事についてはその時点で偽りのないものであることをお約束します（もちろん後に認識が変わったり、誤ったりすることはあるとは思いますが、意図して嘘を吐くことは絶対にないです）。

さて、その上でのメタ読みですが、今回は比較的わかりやすい方だったと思っています。

というのもGP前に圧倒的なSランクデッキが登場していたからです。

ご存じ、光自然ヘブンズゲート（白緑天門）です。

全国大会でも使用者が多かったこのデッキですが、その後《光開の精霊サイフォゲート》で大幅なアッパーを受けています。

《水雲の聖沌 5u170n》から《光開の精霊サイフォゲート》でどれだけ変わるの？　については、天門側は《音卿の精霊龍ラフルル・ラブ》が掛かっていても6マナあれば展開出来て勝てるようになった、と思うと凄くないですか。

あとは《光開の精霊サイフォゲート》→《頂上接続ムザルミ=ブーゴ1st》→《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》＋任意のブロッカーで、簡単に《天命讃華ネバーラスト》への龍解も出来るようになっています。

とにかく凄いんですよ、《光開の精霊サイフォゲート》。

ただGPに至ってのネックは《支配の精霊ペルフェクト / ギャラクシー・チャージャー》と《神聖龍エモーショナル・ハードコア》の値段でした。

ところが《神聖龍エモーショナル・ハードコア》がGP前に銀トレ再録が確定。《支配の精霊ペルフェクト / ギャラクシー・チャージャー》だけなら……と考える人もいるでしょうから、お陰で天門使えました、って人も多かったでしょう。

で、時を少し遡って全国大会1週間くらい前なのですが、天門が強すぎるということで最終的には天門使うかもな～～～という前提もありつつ、使用候補デッキを探していました。

「最後は天門使えばいいからな」は、今回の合い言葉でしたね。保険の択が強すぎる。

本音で言えば【4ｃドラグナー】を使いたかったのですが、さすがにがにさす環境最大数のデッキに対して不利なデッキを選択するというのは厳しいです。あと実はマジックもキツい。

個人的には8月以降ドラグナー（ドラゴン）系統を使い続けていましたし、それ以外を使っていた時の勝率も良くなかったので、かなり困ってました。

実際、CS行くとだいたい4-2くらいだったんだよな、4ドラ。天門に何回当たったかで最終順位が決まるという。

ちなみに余談ですけど、4ドラを貫いた我が友しまむらさんは見事にベスト32。こういう奴が一番カッコいいんだよな。

で、話は戻りますが、デッキを探ってる中で最初に検証したのがまず【闇自然アビス】。

ぺぺろんにっちさんの相方であるのんねむさん（関東アドバンスプレイヤーの一般的な認識）が動画で「アドの闇自然アビスも強い！」というのを上げていたので、まぁ触ってみたんですよ。確か3/20くらいのこと。軽く触ってそのまま小山（栃木県）のCSに持っていくことにしました。

ちなみにちょうどこの時、東北の某松川さんも闇自然を触ってたらしく、しかもかなりの手応えがあったようで、朝CS会場着くなり「黒緑アビスが最強だよ！アドバンスもう終わっちゃったよ！」って大声で話掛けてきたんですよね。で、当日の結果は2人で仲良く0-3卓でミラーしてました。妙だな。

まぁ結果としては散々だったんですが、《邪闘シス》だけはマジで強そうだなという感触がありました。

特にパワー11000以上を触れなかったアビスにはかなり貴重な確定除去で、マゲの《聖魔連結王ドルファディロム》も一発解体してくれる（しかもシスが墓地にいくので次のターンのアビスラッシュも使える）という。爆発したマゲも一撃で落とせるし。

当時のオリジナルではオーバーキル的な認識をされていたんですけど、アドでは最適な切り返し札だし、2枚くらいなら積めるな、という認識になりました。

ただその上でなんですけど、何度か回して結局マゲにも天門にもそこまで勝てんくない？　となり、もう1回宮原（埼玉県）のCSでも使ったんですけどやっぱり似たような結果になってしまったため、「まぁこんなもんか」と一旦撤退します。

この時はまだ《超霊淵ヤバーダン＝ロウ》もなかったですし、あと【光水闇ペンダットLO】（逆アポロ）が流行し始めてたのもあったので、やめました。

ただこの宮原のCSで畳さん（2020年RDST優勝）から《水晶の王ゴスペル》に関する話を聞きます。

当時の自分は「ゴスペル自体はまぁまぁ4ターン目にも着地するけど、結局ぶっ放してるのが《オールデリート》や《煌銀河最終形態ギラングレイル》だったら別に……」という認識だったんですよね。でもそこで畳さんが「いや、禁断入りはあんまり強くないよ」と教えて貰ったんですよ。

結果的にここで《オールデリート》でなく《音卿の精霊龍ラフルル・ラブ》＋《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》に振り切ったことで、上手くいきました。

で、そこでざっくりとゴスペルの初期案を作りました。日付を確認してみると、3/25。最初は「MAXレアのカードいっぱい使えて気持ちいい～～～」くらいの感覚だったんですよね。

リスト自体はその後色々と変化していくんですが、この時点での私の認識は、「相応の枚数の受け札を搭載し、1回楯で受けてから返しにゴスペルで封殺勝ちをする」というもの。

この後のマイチェン版では、そういった思想がより反映されたリストに変化しています。

基本的にアドバンスはずっとRunoさん（全国大会2018・2019出場）とノンさん（GP4th3位・全国大会2022出場）とやっていたんですけど、リストにはそこそこ思想の違いが生じていて、Runoさんはこの時点で《奇石ミクセル / ジャミング・チャフ》が2投されています。

で、全国大会も終わって4月に入ると、GPの調整が本格化していくわけですが、《ドリル・スコール》があるとデッキそのものがジョバンニのような動きが出来ることを知り、更に更にせいなさん（2016年全国王者）の優勝リストに入ってたいた《ア・ストラ・センサー》がこのデッキのもっさり感を解消してくれていて、手応えがあったので、一気にGP使用候補へとなっていった訳です。

この時は「コンボとコントロールの折衷デッキ」みたいな認識になっていましたね。

最終的には《超霊淵ヤバーダン＝ロウ》のお陰バケモノになった【闇自然アビス】との選択になったんですが、私個人としては「デッキに一定の受け札が採用されていて楯から捲れること」を重視して、ゴスペルの選択へと至りました。

今回使用した光水火ゴスペルです。

Runo(@runo1151 )さんと私で一緒にコツコツ作って、みんなに使ってもらいました。

結果はあーくんがベスト32、のすけが64、私とかつんさんが128です。

配信台でダンテチャフ出来て良かった〜〜〜 pic.twitter.com/NUUHds8eX7

— 神結(かみゆい) (@kamiyuilemon) April 20, 2024