引用〈コロコロコミック〉
新カード“ジョット・ガン・ジョラゴン”を使った、ループ(ソリティア)デッキの紹介です。
◆デッキレシピ
4 x ヤッタレマン
4 x 洗脳センノー
4 x ツタンカーネン
4 x ヘルコプ太
4 x バイナラドア
4 x ゼロの裏技ニヤリー・ゲット
4 x 蒼神龍ヴェール・バビロニア
3 x ジョット・ガン・ジョラゴン
2 x ゲラッチョ男爵
2 x 最終兵ッキー
2 x 燃えるデット・ソード
2 x 偽りの名 iFormulaX
1 x 永遠の少女 ワカメチャ
このデッキはジョラゴンの「ジョーカーズを自分の手札から捨てた時、そのクリーチャーのcip能力を1つ使ってもよい」という効果と、バビロニアの「カードを1枚引く」を「2枚引いて、1枚捨てる」に置換する効果を利用したループデッキです。
蒼神龍ヴェール・バビロニア R 水文明 (5) |
クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/オリジン 4000 |
自分がカードを1枚引く時、1枚のかわりに2枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を1枚捨てる。 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の手札を見て、その中から1枚選ぶ。相手はそれを自身の山札の一番下に戻した後、カードを1枚引く。 |
無色 マスター・ドラゴン/ジョーカーズ
コスト7 パワー11000
■このクリーチャーを召喚する時、ジョーカーズを好きな数バトルゾーンから自分の手札に戻し、その数だけ、召喚コストを1少なくしてもよい。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、その後、手札を1枚捨てる。
■ジョラゴン・ビッグ1:ジョーカーズを自分の手札から捨てた時、その「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。
以下、各ループ・ギミックについて紹介していきます。※2月現在、未発売のカードを含むループになります。正式発売までの間、裁定ミスなどについてはご容赦ください。
◆ドローループ(有限)
場・ジョラゴン×1、バビロニア×1
手札・出た時にドロー効果を持つジョーカーズ×1
①ジョラゴン攻撃→カードを1枚引き、「出た時にドロー効果を持つジョーカーズ」を捨てる。
②ジョラゴン効果→捨てたジョーカーズの効果を使用。カードをx枚ドロー。
③バビロニア効果→そのドローを「2枚引き、1枚捨てる」に置換。「出た時にドロー効果を持つジョーカーズ」を捨てる。②に戻る。
これにより、「出た時にドロー効果を持つジョーカーズ」を捨て続けることで、ジョラゴンの攻撃中にドローループが発生します。
ここから手札にゲラッチョ・兵ッキー・フォーミュラの3枚が揃ったら、ヘルコプ太やデット・ソードなどの複数ドロー効果を持つジョーカーズを捨て、バビロニアの置換効果を複数回ストック。ゲラッチョ・兵ッキーを捨て、ジョラゴン効果を宣言・待機させておくことで↓
①兵ッキー効果→ジョラゴンを対象にフォーミュラを場に出す。
②ゲラッチョ効果→フォーミュラをタップ。
上記の手順でタップ状態のフォーミュラを作り、ターン終了時に10枚以上の手札を用意することで、エクストラウィンが成立します。
◆各カードの解説
◇最終兵ッキー
ループのフィニッシュに必要なパーツであり、万が一、フィニッシュに持ち込めなかった場合のジョラゴンのアタックキャンセル要因です。ジョラゴンを対象に2枚目のジョラゴンを出すことで、アタックキャンセルしつつ1ドロー+ループの仕切り直りができます。
また、使用済みのヘルコプ太などを対象に取ることで、水マナがない状態でもバビロニア着地を狙うことができます。他にも相手に使用した場合、厄介なクリーチャーを山札の下という回収困難なエリアへ除去できるのも大きなポイントです。
◇蒼神龍ヴェール・バビロニア
ジョラゴンより先に場に出しておく必要があり、貴重な水なので最大枚数採用しています。
同じような効果を持つカードとして起源神エレクトロンがありますが、ブロッカーや墳墓の存在を差し引いても、今はこちらのハンデス効果の方が優先されると判断しました。環境次第でエレクトロンとの比率は検討する枠ですが、先出しの必要がある以上、4枚はほぼ確定の枠だと思います。
◇燃えるデット・ソード
早期に着地したジョラゴンから雑に投げたり、このカードの効果を複数回使うだけでもかなりのアドバンテージを稼げます。ワカメチャと組み合わせることで(こちらの山札が続く限りですが)効果を使い続けることができ、フォーミュラフィニッシュが失敗した際の、ビートプランの手助けをしてくれます。
手札から捨てる前提で考えると、ヘルコプ太はジョラゴンのコスト軽減とややアンチシナジーですが、こちらは固定で3ドローできるのも強みです。ループ中ならバビロニアと合わせて山札を6枚掘りながら、3体分のジョーカーズの効果をストック。さらにメタクリーチャーの除去・ランデス・ハンデスまでこなすスーパーカードになります。
バイナラと比べ、フォーミュラの着地を妨げるオニカマスを除去できるため、最低でも1枚は必須と考えています。
◇永遠の少女 ワカメチャ
ハンデスやゲームが長引いた場合のリセットカードです。前述したように墓地のジョーカーズと一緒に山札に戻して再度引き直すことで、有限ですがジョーカーズのcipを回すことができます。
また、実際に回してみて水が10枚では足りなかったので+1で11枚にしました。枠があれば2枚目を採用したいカードです。
◆採用を検討したカード
◇ジョジョジョ・ジョーカーズ
山札の下を把握できるのがかなりの強みです。
このデッキにはデッキボトムのワカメチャを回収する方法がないので、ループ移行前にボトムを確認できるのは大きいです。
ジョラゴンのコスト軽減とも相性が良く、ゲーム後半ではこのカードからジョラゴンをサーチし、そのままループに移行することもあります。レッドゾーンやドギラゴン剣対面で、先行でセンノーをプレイできる確率の底上げにも一役買ってくれます。
◇パーリ騎士
バビロニアを召喚したいタイミングで水マナがないことが多いため、使用済みのニヤリー・ゲットなどを水マナに変換できるのは強みです。採用することで(1→)2→3→5でバビロニアやジョラゴンに繋げることもできます。
とはいえ、あくまで単体で仕事をするカードではなく、ジョジョジョやニヤリー・ゲットなどと併用する必要があるため、枠の関係で今回は不採用となりました。
◆まとめ
速度で勝るゼロルピア軸と比べ、始動パーツの数やニヤリー・ゲットを自然に最大投入できる点、パーツが妨害札やドローソースという利点があります。ループとはいえジョーカーズですので、最悪殴っても勝てる強みや、ある程度動けていればドルガンバスターアパッチに雑に殺されないという利点もあります。
ジョラゴンはこんな凝ったことしなくても、アイアン・マンハッタンやゲラッチョ、オッケーと組み合わせるだけでも思考停止で勝てるので、通常・2ブロック含め新弾後環境でのポテンシャルはかなり高いと思います。
乱文・長文、失礼しました。
ライター のすけ(@nosukeDM)