王道W 第4弾終淵～LOVE＆ABYSS～注目カード４選【part2】

みなさんこんにちは！のすけです。

今回は先日のカード評価記事の続きとなりますので、概要はこちらをご覧ください。

王道W 第4弾終淵～LOVE＆ABYSS～注目カード４選【part1】

前回と同じく

①評価（10段階）
②評価の理由
③使い方（相性良いカード、デッキ）

といった軸で評価していきます。

ウルの天宝

タマシード：エンジェル・コマンド/フュージョナー

S・トリガー

シンカライズ

このタマシードが出た時、このタマシードから進化できるコスト6以下のNEOクリーチャーを1体、自分の手札からこの上に置いてもよい。

超魂X（これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える）

ブロッカー

評価：8

理由

NEOクリーチャー版《ドラゴンズ・サイン》とも呼ぶべきこのカードは、これまで取り回しが難しかった高コストのNEOクリーチャーを一気に扱いやすくしてくれた1枚ですね。

S・トリガー且つ超魂Xでブロッカーが付くという性質も相まって受け札としても優秀だと言えるでしょう。

強力なNEOクリーチャーが5～6コスト帯に集中している事、3コス帯の優秀なドロソから直で繋がるといった要素全てが噛み合っており新たなデッキがいくつも出来る事が予想されますね。

ただ、どうしても汎用性に欠ける部分がありつつ使用するデッキの強度にも天井がある事から今回この《ウルの天宝》は8点評価としました。

相性の良いカード

真気楼と誠偽感の決断

相手のターンの終わりに、そのターン、クリーチャーが３体以上出ていれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。

次の中から２回選ぶ。（同じものを選んでもよい）
▶カードを２枚引き、自分の手札を１枚捨てる。
▶「S・トリガー」を持つカードを１枚、自分の墓地からコストを支払わずに実行する。こうして呪文を唱えたなら、それを唱えた後、墓地のかわりに山札の下に置く。
▶クリーチャーを１体選び、シールド化する。

言わずと知れた殿堂筆頭候補、《真気楼と誠偽感の決断》との相性はS・トリガーである以上外せません。

発売前の現在ですら《真気楼と誠偽感の決断》+《ウルの天宝》の基盤のデッキが誕生しているのが何よりの証明でしょう。

基盤に据えやすいカラーリングである事からも、後述する《～そして覚醒へ・・・～》相性の良さからも様々なデッキが組まれるでしょう。

竜社長ゴルファウンデーション

G-NEO進化：光、水、または自然のクリーチャー１体の上に置いてもよい。

W・ブレイカー

このクリーチャーが出た時、カードを３枚まで引く。

このクリーチャーが攻撃する時、光と水と自然の、コスト５以下のクリーチャーを最大１体ずつ、自分の手札から出してもよい。

強ええけどどうやってだすねん！！大賞を受賞していたこの《竜社長ゴルファウンデーション》ですが、ここに来て大幅な強化を獲得しました。

早期に出せるようになったことから専用構築も充分できるようになったのも大きなメリットでしょう。

後述の《トレジャー・ルーン》と《ウルの天宝》を合わせて2t着地まで狙え、メタを出しつつビートダウンが可能なのも含めるデッキが現れるのが楽しみですね。

トレジャー・ルーン

S・トリガー（この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい）

コストの合計が４以下になるよう、タマシードを好きな数自分のマナゾーンから選んで出す

2ターン目に《ウルの天宝》を出すぞ！！！！！！

以上。

正直まあまあ決まると思うし、決まったら勝つ。すごい。

メタに弱すぎるから気持ちよさ重視の方にオススメですね。

～そして覚醒へ・・・～

G-NEO進化：光、水、または闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。

W・ブレイカー

このクリーチャーが出た時または攻撃する時、自分の山札の上から1枚をシールド化する。その後、このクリーチャーは自分のシールドを1つブレイクしてもよい。

自分のシールドゾーンにあるコスト9以下の、呪文またはナイト・カードすべてに「S・トリガー」を与える。

評価：7.5

理由

特徴的な効果を持つスチームナイトの中でも、とびきり強烈な効果を持つこの《～そして覚醒へ・・・～》は呪文やナイトを中心としたデッキたちの出力を底上げする踏み倒し能力を手にしました。

しかし、現代デュエルマスターズにおいて6マナという数字は遅く踏み倒しが前提にはなってしまうでしょう。

そこで、前述した《ウルの天宝》との好相性を前提とした【光水闇神帝】のようなデッキや既存のナイトサポートをふんだんに利用した【光水闇エルボロム】のようなアーキタイプで使用するのが望ましいでしょう。

カードは強いが扱いが難しい、というのがこの《～そして覚醒へ・・・～》の評価となります。

汎用性は勿論無いに等しい事から今回は7.5点評価としました。

《オール・デリート》が使えればよかったんですけどね。

相性の良いカード

ペテンズ・ゲート

S・トリガー

相手のクリーチャーをすべてタップする。自分はカードを1枚引き、自分のシールドをすべてブレイクする。

《～そして覚醒へ・・・～》の出力先でぶっちぎりの最強ですね。

しかも、《～そして覚醒へ・・・～》で《真気楼と誠偽感の決断》を捲っても良いですし、直で撃っても勝ちます。

これ、どんな構築でも勝つんですよ本当に。

《ペテンズ・ゲート》前提の構築をした場合、基本的にトリガーしたら勝つようなカードばかりになるんですよね。

余り多くの事を語るのも野暮だと言えるくらいの出力が出ます。最強コンボ。

これがデザイナーズコンボなの、怖いですね。

ドーパミン中毒が騒がれる昨今、ご利用には最大限ご注意ください。

クイーン・アマテラス

W・ブレイカー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札を見る。その中からコスト６以下の、クリーチャーではないカードを１枚選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。自分の山札をシャッフルし、その後、そのカードを手札からコストを支払わずに使う。

ナイトでコスト9以下なので出ます。

《ブレイン・スラッシュ》でも《真気楼と誠偽感の決断》でも好きなカードを撃ちましょう。勝ちます。

お膳立てをした《～そして覚醒へ・・・～》、まあ勝つんですよね。

【光水闇エルボロム】でよく見るコンボになると思われますが、他のコンボデッキも充分構築可能でしょう。

無限のプールを誇るデュエルマスターズ、この手のコンボであればなんでもござれですね。

聖霊王の聖典

呪文

S・トリガー

次のうちいずれか1つを選ぶ。

▶カードを1枚引く。自分の手札1枚につき、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。

▶自分のクリーチャーを1体アンタップする。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーに「ブロッカー」を与え、そのクリーチャーは離れない。

評価:6

理由

超、超専用機カードです。

《神帝、完成せり》で撃つ事しか考えられない。

逆に《神帝、完成せり》との相性はずば抜けており、《真気楼と誠偽感の決断》経由で撃っても良いですし直で撃っても強いです。

選ばれない離れない最強の《神帝、完成せり》を完成させて殴る為のカードがこの《聖霊王の聖典》の生まれ持った使命なのです。

《俳句爵 Drache der’Bande》からも撃てるのですが、こちらは《心転地と透幻郷の決断》から使えなかったりドローが無かったりと相性がいいとは言えませんでしたね。

あくまで専用機である点を考慮し今回は6点としました。

相性の良いカード

神帝、完成せり

D・D・D 水4

NEO進化：光、水、または闇のクリーチャー１体の上に置いてもよい。

ジャストダイバー

W・ブレイカー

このクリーチャーの攻撃の終わりに、カードを１枚引く。その後、コスト５以下の、クリーチャーではないカードを１枚、自分の手札からコストを支払わずに実行してもよい。

これに関しては言うまでもありませんね。

前述の通り、攻撃終了時に《聖霊王の聖典》を撃って殴り切るだけです。

まあそれが妙に強いのですが…

サンプルリストは《ウルの天宝》の項にございますので是非そちらをご参照くださいね。

剣轟の団長ドギラゴン王道

G-NEOドリーム・クリーチャー：メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団　13000

自分のマナゾーンに光、火、自然の各文明があれば、このカードに「D・D・D[無色(8)]」を与え、そのコストを攻撃中のクリーチャーのコストの数少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。

G-NEO進化：光、火または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。

T・ブレイカー

このクリーチャーが出た時または攻撃する時、コスト7以下の多色クリーチャーを1体、自分の、手札またはマナゾーンから出してもよい。

自分の他の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」と「マッハファイター」と「エスケープ」を与える。

評価：8

理由

や、出たらまあ勝つんすよ流石に。

ただ、ご察しの通りに出す為に構築を寄せたり出力先をねじ込んだりと、まあ制約が多くなってしまうのが難しいカードだと言えますね。

とはいえついにオリジナルのドラゴンデッキ（【火光自然ボルシャック】を除く）でれっきとしたフィニッシャーが登場したのは喜ばしいことでしょう。

しかし、強さという点で評価をするならばデザイナーズ通りに『D・D・D』で構築するのが良いと考えます。

最速3ターンで着地が可能である為、《頂上連結ロッド・ゾージア5th》や《音卿の精霊龍ラフルル・ラブ》と併せてリーサル及び5点を叩き込む構築にするのが理想ですね。

専用構築で組んだ際にも出張させても強い、ただちょっと制約が多いといった点の総合評価で今回は8点と致しました。

相性の良いカード

頂上連結ロッド・ゾージア5th

自分のマナゾーンに光または火のカードが合計５枚以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを３少なくする。

EXライフ（このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から１枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く）

スピードアタッカー

W・ブレイカー

このクリーチャーが出た時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを１体選び、破壊する。次の相手のターン中、相手はクリーチャーを１体しか出せない。

《剣轟の団長ドギラゴン王道》の出力先で《音卿の精霊龍ラフルル・ラブ》と対を成すのがこの《頂上連結ロッド・ゾージア5th》です。

ドラゴン軸であれば素出しが狙えますが、『D・D・D』軸では《剣轟の団長ドギラゴン王道》での出力がメインの運用になるでしょう。

《剣轟の団長ドギラゴン王道》で3点、《頂上連結ロッド・ゾージア5th》で2点叩き込むことでシールドを消しつつロックを付与して返されないですよね？を狙うというワケです。

HIMEGYA－流矛見618

NEOクリーチャー：ファイアー・バード/テクノ・サムライ　3000

自分のマナゾーンに光、火、自然の各文明があれば、このクリーチャーを[無色(2)]支払って召喚してもよい。

NEO進化：光、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)

自分の「D・D・D」コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。

2ターン目に《HIMEGYA－流矛見618》を召喚、3ターン目に『D・D・D』で8－3‐2＝3コストで《剣轟の団長ドギラゴン王道》を射出可能にするカードですね。

デザイナーズコンボではありますが強力無比なコンボだと言えます。

競合に《王道ダチケントナーク》が挙げられますが、あちらは3ターン目に発射するには軽減か2マナブーストを経由する必要があります。

その点この《HIMEGYA－流矛見618》は要求が1枚低くなっており3キルの再現性の担保に一役買っているでしょう。