【デュエマ】月次報告～9月のデュエル・マスターズまとめ～

　9月と言えば。メロディも歌詞も太田裕美さんの歌声も全部好き。

　というわけでこんにちは、神結です。

　本日で9月も終わりなので、9月のデュエル・マスターズについてあれこれ纏めておきます。

9月のデュエル・マスターズまとめ

9月のデュエル・マスターズまとめ

ニュース

魔覇革命　大人気

　いやぁ……めっちゃ人気ですね、『魔覇革命』。

　EXパックはともかく、通常弾でこんなにドカドカ売れたのってかなり久しぶりだったりしません？　コロナとかの影響で分納による品薄とかはありましたけど。

　人気の秘訣は「どれを引いても結構嬉しいくらいSRが強い」というのはあるでしょうが、種族革命チェンジの第1弾ということも大きいでしょう。基礎パーツがこのパックに詰まっています。そしていっぱい剥かれたことでSRの値段も比較的良心的な値段で推移しています。《ア:エヌ:マクア》はちょいと高めですが、《アーテル・ゴルギーニ》も《五番龍レイクポーチャー ParZero》も、環境での活躍に比べたら買える値段の範疇だと思います。

　ただその上で、環境がちゃんと成立しているのも面白いですね。

　先月の戦略発表会で発表された新カードがどれも強くて、一体どんな世紀末デュエマになっているのかな……と思ったんですが、なんやかんやで法の下で秩序立った生活の素振りをしています。まぁ【アナカラージャオウガ】とか、ぶん回った時の【黒緑アビス】とか、怪しい奴もいますが。

　また「今弾だけだとまだちょっと戦う顔していないよ～～～」というような種族もちょくちょくありますが、そこが来期以降どれくらい伸びて行くのかも注目です。そう考えると、それぞれの種族のVR＋SRは別に今のうちに揃えておいてもいいんだよな。

　それにしても大人気で売れたことで直接いいことがあるわけでは（少なくとも僕は）ないんですけど、やっぱりなんか嬉しいっすよね。

　なおflat-工房秋葉原店は魔覇革命の追加の入荷があったみたいなので、ご興味のある方は是非お買い求めください。

【新弾再入荷情報🎉】

🔴DM23-RP3「魔覇革命」
1パック170円　1BOX 5100円

大人気パックがまた入荷しました‼️

是非お買い求め下さいませ🏃‍♂️💨

【flat-工房秋葉原店】 pic.twitter.com/KjCrbIutj6

— flat-工房秋葉原店 (@flat_akihabara) September 30, 2023

デュエチューブ

　今月の個人的な一押しは「裏UDB」ですね。

　UDBからのデュエチューバーFESはお馴染みデュエチューブのメインコンテンツ？となっていますけど、今回の裏UDBはガチガチの競技向けイベントでした。

　内容はアルティメイターメンバー（flat-、Zweilance、◆ドラ焼き、dotto）に対して、裏アルティメイターを名乗る（？）4名（リジェ、Zweilance、おんそく、じゃきー）が勝負を挑むというガチンコ企画。

　そしてメンバーを見て貰えばわかると思いますが、かなりガチバトルです。ギリギリの勝負あり、先後手が命運を分けた試合あり、トリガーでゲームが返った試合あり、プレミもあり……といかにも競技らしい試合が観られます。そして生放送のいいところも出てるな、という感じもします。

　ぜひ、観戦という文化がもっともっと浸透して欲しいですね。デュエマって結構最後の最後の瞬間まで勝敗がわからないというTCGでは珍しいゲームなので、観戦してて面白いんですよね。CS会場で他人の試合観てるだけでも面白いんですから、況んやという奴です。

　ちなみにこちらは魔覇革命発売直後ということで、それぞれのアプローチに注目です。なんというか、使用デッキにそれぞれのプレイヤーのスタンスを感じます。

　配信アーカーイブは長すぎるよ～～～って方のためにも、ちゃんと試合の切り抜きも上がっています。

　個人的に好きだったのは、第4ゲームの「dotto vs. じゃきー」という日本一対決。デッキもdottoさんのアナカラージャオウガとじゃきーさんのドロマー天門という、両者「らしさ」を感じるチョイスでした。

　私も生配信を観ながら勝手にリアルタイム速報を書いていましたので、興味ある方は何卒。ツリーの最初のポストを貼っておきます。

『裏UDB〜アルティメット・デュエマ・バトル〜』4対4の究極のチーム対抗戦【公式生配信】 https://t.co/727uuv1sST @YouTubeより

— flat-デュエマ工房ブログ (@fdmstudio_blog) September 18, 2023

競技シーン

オリジナル

　特にオリジナルは、魔覇革命発売後は大きくメタゲームが変化しました。

　主な上位デッキは【アナカラージャオウガ】、【黒緑アビス】、【赤青マジック】。直近までオリジナルで活躍していた【赤緑アポロ】とか【赤白サムライ】とかは急に姿を消しました。

　それもその筈で、《同期の妖精 / ド浮きの動悸》や《アーテル・ゴルギーニ》を新たに獲得したアナカラーは極めて強力なデッキへと変貌しました。

相手が自分のクリーチャーを選ぶ時、可能ならこのクリーチャーを選ぶ。

メガ・ラスト・バースト（このクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい）

Ｓ・トリガー

相手のクリーチャーを１体選び、持ち主の手札に戻す。

カードを１枚引く。

ブロッカー

W・ブレイカー

このクリーチャーが出た時、次の中から２つ選ぶ。(同じものを２回選んでもよい。)
相手のクリーチャーを１体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。
自分の山札の上から４枚を墓地に置く。
コスト４以下のクリーチャーを１体、自分の墓地から出す。

このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の他のクリーチャーを１体破壊してもよい。

　特に《同期の妖精》＋《ボン・キゴマイム》の盤面は非常に強力で、退かそうにも退かない。全体除去などで飛ばしても、返しのターンに《アーテル・ゴルギーニ》であっさり帰還。攻めては最速4ターン《CRYMAX ジャオウガ》がありと、結構ちゃんと隙がありません。

　それまでのアナカラーと言えばメタカードでゲームを引っ張って《CRYMAX ジャオウガ》で頑張るというデッキでしたが、そんなのはもう遠い過去の姿。現在は王者の風格漂う圧倒的カードパワーで他のデッキを蹂躙するようになりました。

　またアナカラーのような安定感はないものの、《邪幽ジャガイスト》を軸とした【黒緑アビス】の爆発力も魅力。

ブロッカー

W・ブレイカー

このクリーチャーが出た時、自分の手札を２枚捨ててもよい。そうしたら、アビス・メクレイド５する。

各ターンに一度、自分の山札からクリーチャーが出た時、そのクリーチャーのコスト以下のアビス・クリーチャーを１体、自分の墓地から出してもよい。そのターン、そのアビスは相手プレイヤーを攻撃でき、そのターン中に攻撃したら、ターンの終わりに山札の下に置く。

　このデッキは魔覇革命からの新規デッキで、《アビスベル＝覇＝ロード》や《ア:エヌ:マクア》といった新弾のカードを主力としています。

　上振れた最大値で言えば、余裕でアナカラーを上回っています。しかし足回りの弱さや防御力、更にメクレイドというギミック上の不安定さは払拭出来ないものがあり、それらが弱点と言えるでしょう。アナカラーがオールABの5ツールプレイヤーだとしたら、こちらはミートEパワーSのロマン型守備難外野手って感じ。

　また【赤青マジック】は《芸魔隠狐カラクリバーシ》＋《瞬閃と疾駆と双撃の決断》の組み合わせによって、なんだかよくわからない回数殴れます。

{GS} G・ストライク

革命チェンジ：マジック（自分のマジックが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい）

スピードアタッカー

このクリーチャーが出た時、カードを１枚引き、その後、コスト３以下の呪文を１枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。

　テキストで説明するとかなり長いことになるので省略しますが、2枚のカラクリバーシが交互にチェンジしたり、ファイアで何回もアンタップしたりと、テクニカルで面白いです。

　そんな環境のキーカードと言えるのは、《飛翔龍 5000VT》でしょうか。

このクリーチャーの召喚コストを、バトルゾーンにあるクリーチャー１体につき１少なくする。ただし、コストは０以下にはならない。

ジャストダイバー

T・ブレイカー

このクリーチャーが出た時、相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。次の相手のターン中、相手はパワー5000以下のクリーチャーを出せない。

　ちなみに私は本日【赤白サムライ】を持っていってちゃんと0-3しましたし、リーでもボコボコにされました。オリジナルCS、今度出るときは戦う顔したデッキを持っていきます。