#毎日クソデッキ Vol.31 〜1ブロ:クローシスリンネミッドレンジ〜

 どうも、yk800ことレッドです。最近体験版の波に乗っかってスプラトゥーンを始めました。全然活躍できないけど楽しいね。

 ゲームの操作全般が下手なので、シューティングに限らずアクションゲーム全般苦手ではあるんですが、ステージや武器の特性、立ち回りの理解なんかである程度の差が埋められるのはいいゲームだと思います。

 レッドという名前でやってるので、うっかりナワバリマッチで遭遇したら可愛がってやってください。



 今日はちょっと久しぶりの1ブロック構築。

 ドッキングパックが追加されて初動や各チームの切り札事情が大きく変化し、僕もそれに合わせて様々なデッキを組んできましたが、強化されたのはそれだけではありませんでした。その最たるものが、S・トリガー呪文。

 十王篇第1弾環境までは《1、2、3、チームボンバーイェー!》と《襲来、鬼札王国!》ぐらいしか存在しながった呪文トリガーでしたが、コンセプトレベルの踏み倒しを繰り出す《蒼龍の大地》・逆転に繋がる《ジャオウガ》や《モモキング》をサーチしながらバウンスをこなす《ドンドン吸い込むナウ》が登場し、以前よりも「受けが呪文である可能性」は飛躍的に上がっています。

 特に《蒼龍の大地》を使ったビッグマナは1ブロック環境の最有力デッキの一角。意識しないわけにはいきません。

 そんな中、相対的にポジションを上げたであろうと考えられるカードがあります。それが《イニシャッフチブ》。現在の1ブロックプールの中で唯一呪文をケアできるこのカードは、明確に独自の強みです。

 このカードを使うのであれば、現状のところ選択肢は2つだと思っています。ひとつは《ロック・クロック・六九》。もうひとつが《Mの悪魔龍 リンネビーナス》です。

 《ロック・クロック・六九》は味方アンタップ持ちとのコンボによる強引な突破力と、盤面の殴り返し能力が高い点が特徴的。
 ただし攻撃できるのは自分のみであり《イニシャッフチブ》を出しながら打点増強、という動きに転じるのはやや難しいです。また、手札が潤沢でなければトップからしか踏み倒せないのでかなり運任せになります。

 《リンネビーナス》はリソースが枯れた時にトップからこれ1枚で展開が可能であり、全軍SA付与によってコンパクトに殴りかかることができます。弱点としては、活躍のためには墓地・マナどちらにも一定の条件が科されるので早出しが必ずしも強いわけではない点が挙げられるでしょうか。

 今回はより《イニシャッフチブ》の強みを活かせる《リンネビーナス》をコンセプトに選択しました。6マナで4打点SA、特定コストの呪文ロックの動きはやはり強力です。火闇水の3色をベースに、早出しがあまり得意ではない《リンネ》をサポートできるメタクリーチャーやブロッカーを配備して、完成したのがこのデッキ。

 

 最も理想的なのは、1tタップイン→2tタップイン→3t《リロード・チャージャー》→4tタップイン+4コスのアクション→5t《リンネビーナス》、というような展開。3ターン目の《リロード・チャージャー》で《イニシャッフチブ》を落としつつ、4ターン目に攻撃できるクリーチャーを召喚していれば、5ターン目に呪文をケアしながら5打点を叩き込めます。

 と言っても、これはかなり絵空事に近い展開でしょう。基本的には3ターン目、4ターン目とドローソースやメタクリーチャーをプレイしながら、6〜7ターン前後でのフィニッシュを狙っていくことになります。

 追加の初動域として採用している《「蒼刀の輝将」》はドローソースとして機能するほか、《リンネ》着地の直前ターンにギャラクシールドスタンバイしておくことでSA付与を受けて動き出せるのが面白ポイント。

 役割は違いますが、同様の理由で《「流水の大楯」》も相性良し。《リンネビーナス》+ギャラクシールドは色のハードルを乗り越えれば考えがいのある組み合わせですね。

 トリガー枚数が8枚とやや少なめですが、ビートダウンに対しては《ホネンビー》と《「流水の大楯」》らブロッカー群で攻勢を食い止めながら、<鬼タイム>が発動するように攻撃を通しつつ《ゴウケン齋》での蓋を狙っていきます。
 墓地利用するデッキなのに《ツルハシ童子》無いの? と思われそうですが、今回は5マナ域が渋滞しているので4コスである《ホネンビー》に枠を譲って不採用としています。《リンネ》のためにタップインを処理できるタイミングは極力多い方が望ましく、《リロード・チャージャー》後の4ターン目をタップインで凌ぎたい展開があることを考えれば、5コス域よりも4コス域の枚数が多いと嬉しいです。

 ただ、《ツルハシ童子》は《リンネ》から踏み倒してスレイヤーで殴り返し突貫する役割を持てるので、採用自体がありえないわけではないと思います。

 《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》はオシャレ枠。相手のシールドが4枚になってさえいれば、《ジャオウガ》パンチ《リンネ》+《イニシャッフ》or《ゴウケン齋》でビートダウンしてジャスキルです。突破力・盤面構築力に非常に優れており、デッキ全体との相性もいいためお気に入りの2投。

 個人的に《ホネンビー》の3投がめちゃくちゃ汚くてここを4枚にしたいんですが……。マナ武装の都合で多色の枚数は削りたくなくて、水文明も14で3ターン目にプレイしたことを考えればカツカツで(なんなら《イニシャッフ》もできれば増やしたい)、《ゴウケン齋》には早めにアクセスしたくて《アンダケイン》も1では意味がなくて……と考えていくと削れる場所がここしかなくなってしまい無念の3投です。

 かなりカツカツのバランスを無理やり成り立たせているのでいじれる場所は少なそうですが、カード単位で言えば先述の《ツルハシ童子》や、トリガースレイヤーで殴り返し能力が優秀な《ジャック・アルカディアス》あたりの採用は考えられるでしょう。デッキとの相性は間違いなくいい部類です。
 《ジャック・アルカディアス》は希少な「相手の《エンターテイナー》を処理できるカード」なので、環境によっては優先度が数段上がります。

 《ボーンおどりチャージャー》は一見相性が良さそうですが、多色でないのが難点。最初に述べたような理想の展開を繰り出しても、6ターン目に6マナを捻出しようとすると、3ターン目と6ターン目に単色マナを2回置く必要が出てきます。
 《ボーンおどり》自体が必ず単色マナを増やしてしまうため、6ターン目の時点で単色マナは6-3の3枚。これでは《リンネ》の多色マナ武装を達成して走ることができません。最速パターンに寄与しないカードは手札を増やすカードか相手を遅延するカードが望ましく、また闇単色を増やして水文明のマナべースにこれ以上の負担をかけたくないので、今回採用を見送りました。

 火水闇の3色デッキはチームとして登場している色のぺアが鬼札王国の火/闇しかありませんが、それでもこれだけのデッキが組めるカードパワーの高さに驚きます。火/水、水/闇のカードが追加されれば劇的に強化されるので、今のうちにいろいろな可能性を考えておきたいですね。

 それでは、また明日!


《Mの悪魔龍 リンネビーナス》が収録されている新弾はこちらから

↓↓↓

トレカ(デュエルマスターズ)【BOX】デュエル・マスターズTCG Wチームドッキングパック チーム切札&チームウェイブ [DMEX-09]

トレカ(デュエルマスターズ)【BOX】デュエル・マスターズTCG W王国ドッキングパック 鬼札王国&不死樹王国 [DMEX-10]