【新カード解説】ダイナボルトのSRを忖度なしに検証・評価する その2

こんにちは、神結です。

前回に続いてダイナボルトのSRの評価をしていこうと思います。

それにしてもダイナボルト、売れ行き好調なんでしょうか。一昨日昨日とショップを何軒か覗いたんですけど箱もシングルも殆どなかったんですよね。

本記事は忖度なしの検証を目的としているので、値段はひとまず置いといてカードの方を見ていきましょう。



《U・S・A・CAPTEEEN》

・スピードアタッカー
・Wブレイカー
・このターン中に自分の他のクリーチャーが攻撃していなければ、このクリーチャーは攻撃できない。
・マジボンバー 7(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を見る。その後、コスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札または山札の上から、バトルゾーンに出してもよい)

破壊力   B
スピード  C
射程距離  C
持続力   D
精密機動性 D
成長性   B

役職的には船長なんですが、周りが動かないと動けないようです。それでいいのか?

【赤青覇道】には少し重すぎて、【赤単バルガ】でもちょっと出したいタイミングがないかなという難しいカードです。メインを担うにも、最後の一押しを担うにも、他に1体クリーチャーが必要というのが難しいところ。

とはいえ5コストのマジボンバー7が強力なのは事実です。

運用としては1コスト軽くなって少しパワーを落とした《龍覇 グレンモルト》といったところでしょうか。

ちなみにこのカードのターン中2回目の攻撃でモルトを投げても、「自分のクリーチャーが攻撃する時、そのターン2度目のクリーチャー攻撃であれば」というガイハートのテキストの都合で龍解しません(具体的に言うと、CAPTEEENの攻撃宣言時にモルトが場にいないと起動しません)

また5コストということもあって《生命と大地と轟破の決断》から投げることも可能。こちらは1枚で2体場に揃えられるため、かなり相性は良さげです。

総合して考えると、既存のデッキに組み込むというよりはどちらかというと専用デッキを作りたいカードであり、現状でも公認大会レベルで優勝するくらいの強さはあるんじゃないかと思っています。

《ブラキオ龍樹》

・Qブレイカー(このクリーチャーはシールドを4つブレイクする)
・相手のクリーチャーがバトルゾーンに出て、相手のクリーチャーの能力がトリガーする時、かわりにその能力はトリガーしない。(例えば、相手は「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を使えない)
・フシギバース [13](自分のクリーチャーを1体タップしてマナゾーンに置き、[13]からそのクリーチャーのコストを引いた数のコストを支払って、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。ただし、コストは[01]より少なくならない)

破壊力   A
スピード  D
射程距離  B
持続力   B
精密機動性 D
成長性   C

割る盾が少なくなった分、フシギバースを得た《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》といったところです。

ただしワルドよりも止められる効果は広くなっています(例として、《雷鳴の守護者ミスト・リエス》などの効果も止めることが可能)。とはいえ何より大きいのはフシギバースの獲得でしょう。このカードを墓地におけてフシギバースの種になりロマキャンも出来るという一石三鳥な《龍仙ロマネスク》とは相性よさめです。

ちなみに《スペリオル・シルキード》を餌にフシギバースをすると、1ターンでワルドモアイの盤面を作ることができたりします。そのうちそのギミックを使ったデッキを紹介するかもしれません。

使わない人は一生縁がなさそうなカードではなりますが、ビマナやドラゴンデッキの新しいフィニッシャーとして、それなりに使われるカードにはなるんじゃないでしょうか。

 

《「綺羅星の豪傑」》

・ギャラクシールド[4](このカードを使うコストの代わりに、[4]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く)
・自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
・Tブレイカー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを2枚引く。その後、自分の手札を1枚、表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。

破壊力   B
スピード  B
射程距離  C
持続力   C
精密機動性 C
成長性   D

いや、カッコイイなこのカード。大張作画の90年代ロボットアニメに弱いんで、こういうデザイン大好きなんですよね。

最大の魅力はギャラクシールド4というコストの安さでしょう。それでいてパワー12500の3打点は中々の脅威です。ブロッカーこそありませんが、登場時に2ドローで後続の確保もしつつ1枚盾追加も出来るので、防御面という部分でも充分な役割があります。

逆に言えば、ここに書いた以上のスペックはないので突然化けるみたいなカードではないのがややマイナスでしょうか。

ギャラクシールドデッキとしては、盤面にクリーチャーを出しながら手札とシールドを増やして盤石の体勢を整えるという中終盤でビートを上から押さえつける役割になりそうです。

まあカッコイイカードなので、コレクションという役割もあるかなと思っています。

 

というわけで今回は以上です。

残りは5枚なのであと2回は更新します。お楽しみに。

 

それではスマブラをしたいので、今日はこの辺で。