師走も中旬を迎え、年の瀬も迫って参りました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、明日12月17日はコロコロチャンネルにて殿堂発表がある旨が告知されております。「2010年代最後の殿堂をキミは目にするSP」みたいな副題だった気がします。夏に続き、コロコロチャンネルでの発表は二度目になります。
当初は「そうはいっても零龍だけなのでは?」という憶測もありましたが、公式ルールの変更(試合前にバトルゾーンに置けるカードは1セットのみ)により、何かしらの制限が掛かることが濃厚に。またしゃばさんの「今後は殿堂はコロコロチャンネルで発表していくことになりそう」的なツイートもあり、恐らく既存のカードの殿堂は免れないでしょう。
私も当初は「いや、夏の殿堂時のデッドマンの様子を考えると、この副題で殿堂発表やるのか?」と思っていたんですが、小学館にとっては殿堂発表はドル箱配信になりうるので別にこれでいいんでしょうね。
そういうわけで、若干前置きが発生しましたがflat工房の叡智?を集めた殿堂予想に移っていきましょう。
目次
殿堂予想
これ以上前置いても仕方ないので、スパッと行きます。
動画もあるんで、そっちの方も是非観てください。
ルール
・殿堂するだろうというカードを、「これは行くだろうなぁ」という順に上から並べていく。
・今回はとりあえず5つ挙げる。(5つ殿堂しないと思っても、或いは5つ以上あると思っても5つ)
・プレ殿、殿堂は分けない
flat予想
・《BAKUOOON・ミッツァイル》
・《セイレーン・コンチェルト》(プレ殿)
・《ブラッディ・クロス》
・《「本日のラッキーナンバー!」》
・《バロン・ゴーヤマ》
みみみちゃん予想
・《“轟轟轟”ブランド》(プレ殿)
・《セイレーン・コンチェルト》(プレ殿)
・《BAKUOOON・ミッツァイル》
・《「本日のラッキーナンバー!」》
・《次元の嵐 スコーラー》
私(神結)予想
・《BAKUOOON・ミッツァイル》
・《次元の嵐 スコーラー》
・《「本日のラッキーナンバー!」》
・《海底鬼面城》
・《セイレーン・コンチェルト》(プレ殿)
考察
・BAKUOOON・ミッツァイル
当然だけど『赤青Jミッツァイル』を制御する必要があり、『シータミッツァイル』も上位に君臨してることを考えると《BAKUOOON・ミッツァイル》は流石に避けられないのでは? というのが三者の共通見解。私個人としましても、この制限だけは残念ながらやむを得ないのかな、と思っています。基本的にアグロ系のデッキを考える場合は《BAKUOOON・ミッツァイル》でない理由を考えなければならず、そして現状ではそれはほぼ存在しないですし、赤い色をデッキに加えるのも必須項目となってしまうんですよね。
・セイレーン・コンチェルト、次元の嵐 スコーラー 他
次に槍玉に上がったのは『青黒カリヤドネ』。これは見解が分かれていて、flatは「強い規制がありそう」で、みみみちゃんと私は「一端軽い制限で様子を見るのでは」と想定しています。というのも、もうちょっとこのカードは使わせてくれるのではないか、と思うのと、墓地や呪文を多量に使うギミックには新カードで対策がしやすいと思うんですよね。ただ、仮にミッツァイルを制限するとなった場合のパワーバランスを考えると、何かしらのテコ入れはあるかなと。
個人的にはスコーラーのみでもいいかなぁ、と思ってるんですけど《クリスマⅢ》の登場を考えると確かにコンチェルトも掛けるのかな。マナ回収はそっちを使ってね、青だけでマナ起こしは許さんぞ的な。
・「本日のラッキーナンバー!」
様々な議論があるカードですが、私はまだ行かないのかなぁというのが正直な感想です。実のところ、工房内でも意見の一致には至っていません。
「ミッツァイル殿堂したらこのカードの使用理由が減るから、(チェンジザとかに1~2枚入ってた)昔くらいの採用数に落ち着くのでは?」
「でもその頃はGRなかったじゃん」
「このカード自体が強い人が使うと強いけど、ハンド1枚削るカードだし本質的に強いカードではないよね」
「だからそれを《Wave ウェイブ》と《回収 TE-30》で使い回せるのが問題なんでしょ」
「でもこのカード殿堂させると、万が一やらかしカードを刷ってしまった場合、本当に防波堤がなくなるのでは?」
「そもそもこのカードなくなるとネイチャー系が手を付けられなくなる可能性が」
みたいな議論がだいぶ続きました。
個人的にはあまり殿堂して欲しいカードではないんですよね。デュエマでは貴重な(実質的な)打ち消し系のカードですし、現状ではGRメタカードがあまりに少なすぎます。《マリゴルドⅢ》や《天啓 CX-20》がゲームをエンドにもっていけるパワーを秘めてる以上、このカードを制限するのってかなり冒険的だと思うんですけどね……。
殿堂を踏まえての次弾環境候補
さて、ここで少し一歩先を考えていきましょう。
ミッツァイルという決定打のいなくなった世界では、一旦はコントロールが環境入りするのではないかと考えています。というもの様々なメタカードが取れることと、『非ミッツァイルアグロ』が一から考え直さなきゃいけない反面、コントロールは今までの蓄積を生かした構築が作りやすいと考えています。
特に黒の2種の新カードは非常に汎用性が高く、環境上で見掛けるカードになるのではないでしょうか。


また、赤いカードでも大きな1枚があります。遂に登場した赤の3コストGR召喚持ちクリーチャーですが、そんな程度では済まなそうなんですよね。
現状だと『赤青覇道』やミッツァイルを使わないタイプの『赤白ファイア』に普通に入りそうですし、『赤単バルガ』でもまずは試用されることとなるでしょう。サポート豊富なビートジョッキーなのは大きいですよね。
そして新弾発売・新殿堂を経て環境が整いつつある頃に、ミットレンジ系統でアグロにもミッドレンジにも対抗しうるジョギラスタを使ったようなデッキが登場してくるのではないかと思います。ナウ・オア・ネバーとかも、環境に顔を出すのではないかと思います。
というわけで一旦整理しておくと
『青黒(白)コントロール』
『赤青覇道』
『赤白ファイア』
は新弾と新環境で明確に強化されるのではないかな、と。
この辺りは、殿堂確定したらまた考察していきましょう。
新弾はこちらから予約できます。
【オマケ】コイツもでは……?
零龍を考えると、実はコイツも可能性があるのでは……?