【デュエマ】殿堂解除選手権 TierB+(その4)《フォース・アゲイン》

こんにちは、神結です。

 

本日も殿堂カードTierランキングのほうを更新していこうと思います。

ところで新カードや新環境のお陰で、実は連載を始めた頃に作ったものとランキングも結構変わってるんですよ。

ちなみにですが、だいたいはヤバい方に修正しています。下げたパターンはほぼないですね。

バジュラとかも一回上方修正入れたんですが、もう一回くらい入ってもおかしくないかも……。

 

というわけでB+の第4回になります。

過去のまとめはこの辺から見られます。



Tier表について

Tier表はS~Eの6段階ですが、C~Aまでは+-を追加したので全9段階あります。

各ランクの内訳はざっとこんな感じです。

S……ピン投であってもデッキの核であり、プレイした試合はほぼゲームが決まると言っていい。プレ殿有力候補たち。
A……明らかにおかしな動きをするカードであり、引いた試合は勝ちゲームにかなり近付く。
B……かなり強力なカード。プレイ出来るとゲームが優勢になったり、不利対面を捲れることもある。
C……解除出来るか微妙なライン、環境で使っても充分強力で殿堂カードとしてデッキに投入されることもしばしばある。”切り札”として程よいレベル
D……それなりに力のあるカードだが、環境的にいえば標準的なラインなので解除してもよさそう。
E……解除されても使われなさそうだが、それはともかくしてあげてほしい。

なお零龍等の外部カードについて殿堂カード扱いですが、対象外としています。

またあくまでこのTier表は「各カードを均等に見た場合のTier表」になるので、「このカードは直近で殿堂したから」とか「ランデスカードは重くみるから」みたいな外的な要素は一切考慮しないものとします。

 

今日のTierB+の殿堂カード

今回のカードはこちら。

  •  S・トリガー
  • 自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、そのクリーチャーを自分の墓地からバトルゾーンに出す。

自分のクリーチャーを破壊して、墓地からもう一度場に出すというカードです。

 

初出は戦国編で、元々は「ニンジャ・ストライクで場に出したシノビを、山札下に帰ることなくとどまってもらう」というような用途で作成されたカードかと思われます。

この辺りはフレーバーテキストからもなんとなく察することが出来るでしょう。

最後の試合の幕切れと共に、シノビ達は次元の狭間へと帰っていった。

ですが、アンコモンというレアリティでなんとなくおわかりかと思いますが、運用としてはかなり限定的なものになってしまっており、汎用性はお世辞にも高くはありませんでした。

一応(当時殿堂カードであった)《母なる紋章》が同一カードを出し直す、といった運用をすることがそこそこあり(例:場に出していた《緑神龍ザールベルグ》を《母なる紋章》で出し直して再び2ランデスする)、《フォース・アゲイン》も似たようなことが出来るという理由から「全く使われなかった」というわけではなかったです。

しかしやはり注目されるようになったのは、時も随分流れた後の革命編、そこで登場した【天門ループ】によるところが大きいでしょう。

ご存じの方も多いと思いますが、【天門ループ】は《ヘブンズ・ゲート》から《奇跡の精霊ミルザム》及び《音感の精霊龍 エメラルーダ》を投げて、ミルザムで作った分厚い盾(計6枚。俗に“ミルザム盾”と呼んでいました)をエメラルーダで爆発されることで様々なトリガーを使っていき、最後は山札を固定して何かしらの方法で特殊勝利する、というデッキになります。(【天門ループ】にはいろんな型がありましたが、ミルザム+エメラルーダでなんとかする、という点に関しては全て共通です)

山札の固定は初期が《埋没のカルマ オリーブオイル》(墓地をシャッフルカードでどうやって固定するの? という疑問もありそうですが、これはチェインの後半で山札に戻って欲しい呪文だけを唱えることで可能になります)、《目的不明の作戦》の登場後はそちらを使うのが主流になっていましたが、ここでループの肝となるのは山札を固定するために「山札を掘り進めること」なんですよね。

そこで活躍するのがトリガーも持っている《フォース・アゲイン》となるわけです。

この《フォース・アゲイン》ですが、ミルザム盾から捲れば少なくとも場に出ている筈のミルザムがエメラルーダの出し直しが可能です。チェインの継続力が格段に上がります。

ミルザムは一人で山札を5枚掘れる訳ですから、アゲインも1枚で山札を5枚掘れるという訳です。更に追加で作ったミルザム盾の中に追加の《ヘブンズ・ゲート》等があれば、手札が増える過程で勝手に手札に入ってきた2セット目のミルザム+エメラルーダなどを使うことも出来ます。要するに、チェインの難易度はかなり易しかったんですよ。

さらに《目的不明の作戦》の登場後は、アゲイン+不明を適当に盾から撃っているだけでミルザムが墓地と盤面を反復横跳びし、山札の固定が割とあっさり出来るようになりました。本当にループ自体が容易になったんですよ。

あとは序盤にトリガーしたときに空撃ちしておいて、《クリスタル・メモリー》で確認した後ろの盾に眠っている不明のトリガーを有効に使う、なんてテクニックもあったり。

そんなこともあって、【天門ループ】の展開の要だろうということもあり(そして《目的不明の作戦》が登場して間もなかったということもあり)、《フォース・アゲイン》はこのループを抑制するために殿堂となります。まあアゲイン殿堂しても別に転生スイッチと不明でループするのは変わりないんですけど。

 

現状では《奇跡の精霊ミルザム》もプレ殿となっているんですけど、じゃあ返していいかと言われたら眉をひそめて首をかしげることにはなるでしょう。

まあ典型的な「ループしてください」カードですからね……。

現代デュエルマスターズ、ここまでわかりやすい「ループしてください」カードを解禁すると何が出来るかわからんというのが本音で、また4というコストのお陰で何らかの効果で踏み倒しながら撃てます(例:《龍装艦 チェンジザ》など)。こうした呪文サポート系のカードも多いので、まぁ”悪用”されるのは間違いないでしょう。《聖霊左神ジャスティス》とかは未だに健在ですし。

現状を見るとプレ殿とはならないでしょうが、まず帰ってこないカードとみていいでしょうね……。

 

というわけで《フォース・アゲイン》でした。

次回は直近でもよく使われていた青いカードになります。


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