【カード考察】プレミアム殿堂 解除してもよさそうなカード選手権【火・光文明編】

こんにちは、神結です。

本シリーズも残り二つですので、張り切っていきましょう。

今回は火文明と光文明です。数が少ないので、一緒に取り扱うことにしました。

それではどうぞ。

 

※他のシリーズはこちらから

自然文明編
水文明編
闇文明編
火・光文明編

プレミアム殿堂に指定されている理由については、以下のいずれかに該当する場合だと考えています。

  1. そのカードの持つ効果が、概念上極めて大きな影響をゲームに与える(大多数がこれ)
  2. デュエル・マスターズが目指すゲームの方向性と合致しない(例:《ヘル・スラッシュ》など)
  3. 特定のカードと組み合わせることで、宇宙(例:プレミアム殿堂コンビ など)

この点については初回の記事に詳細を記載していますので、気になるからはそちらを参照してください。



《邪神M・ロマノフ》

邪神M・ロマノフ P 火文明 (5)
進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 3000+

・Mデッキ進化−自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からクリーチャーを1体選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。表向きにした残りのカードを自分の墓地に置く。表向きにしたカードの中にクリーチャーが1枚もない場合、このクリーチャーを手札に戻し、表向きにしたカードをすべて墓地に置く。
・メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、火か闇のコスト6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分のマナゾーンから唱える。
・G・リンク《邪神R・ロマノフ》または《邪神C・ロマノフ》の左横。

・プレ殿理由:1 に該当
・個人的見解:現代デュエマのパワーカードとして許されそうなライン

すみません、これはちょっと語らせてください。

あれは2010年2月の頃だったと思います。

当時は本格的にガチ(と言っても持っているカードはアレだったのでお察し)のデュエマを始めて1ヶ月半くらいだったので、段々カードも把握してましたし、店舗大会でもそこそこ勝てるようになっていたんですね。

この時好きだったのは【ヒャックメーカウンター】と【ヴァルディビート】(もちろん《エンペラー・マルコ》は入ってない)で、ショップのレベル的にはキリコや青単サイバー速攻なんかともそこそこ戦えたんですよ。

この日も部活をサボってショップに来ていたのですが、実はこの時ってちょうど1週間前くらいにスーパーデッキ「マッド・ロック・チェスター」が発売されていました。これは《邪神M・ロマノフ》と《邪神C・ロマノフ》を中心に、マナや墓地からいっぱい呪文を使おうっていうデッキですね。

私もこのデッキを買って遊んでいたんですが、あくまでスーパーデッキの用途通りに使っていたんですよ。

ところがこの日、ショップにいたちょっと年上のお兄さんたち(彼がUMEBAさんだと知ったのは、この9年後の話)が回してた「マッド・ロック・チェスター」はなんかちょっと特殊だったんですよね。

まず《邪神C・ロマノフ》が入っていないんですよ。

思えば《龍神ヘヴィ》などは単体で使われることもなくはなかったのですが、当時はゴッドの相方を入れないという発想はなかったんです。

まあそれだけでもかなりの衝撃だったんですが、一番驚いたのは見たこともないようなカードが入っていてことでした。

そのカード、名を《デビル・ドレーン》といいます。

当時はそんなデッキは見たことも聞いたこともなかったので、恐らくvaultを中心に研究が進められていたデッキだったのだと思います。

このデッキの動きは、これまでのデュエマの常識とはかけ離れているものでした。

《デビル・ドレーン》で自らのシールドをゼロにした際にストライクバックや《光姫聖霊ガブリエラ》などを投げ、次のターンに《邪神M・ロマノフ》から《憎悪と怒りの獄門》を撃って勝ってしまうというものですね。

自分のシールドを自ら捨てていくデッキなんか聞いたことないし、そして4ターン目に実質的なワールドブレイクが入るデッキなんてものも聞いたことがありません。

私が広い意味での「競技」に出会ったのは、これが最初だったと思います。

この【Mロマ】は瞬く間に競技シーンで台頭し、更に直後に発売された覚醒編で超次元呪文が追加されたことによって、更に強化されることになります。

この活躍を受けてわずか1年後には殿堂制限を課せられることになりましたが、少しの潜伏期間を経て再び躍動。

黒ボルバルと同じようしに、少しコントロールに寄せて何処かのタイミングでMを投げてゲームを決める……とデッキが生まれ変わります。結局この後も1年近く環境に居座り続け、2012年3月に長らくライバル関係とも言えた《エンペラー・キリコ》と共にプレミアム殿堂に指定されることになりました。現状、単体では唯一の火文明のプレ殿カードです。

その後8年ほど温泉でデュエマを見守ってきたMロマさんですが、令和の時代に於いては出番はあるのでしょうか?

私はいま直ぐではないにせよ、将来的な解除の可能性は結構なレベルでありうると思っています。

もちろん6コスト以下の呪文が増えたことで、絶対的なMロマの強さは上がってきていると思いますが、相対的にどうかというと、さすがに下がっています。《デビル・ドレーン》に殿堂によってこのカードからの爆発は難しいですし、Mロマをメインに据えたデッキは流石に成立し得ないでしょう。メインが1枚のデッキが戦えるほど、現代デュエマは悠長を許してはくれないです。だからメインとは別に、サブギミックの上振れ要素になるんじゃないでしょうか。

なんか現代デュエマのパワーカードとしてはギリギリ許されそうなラインだと思うんですよね。

ただし《マリゴルドⅢ》から出た後に《“魔神轟怒”万軍投》を撃ってるMロマはさすがにヤバイと思うので、この辺りの規制がされたあとの世界の話にはなるでしょうが……。【バーンメア】とか【赤青覇道】にはとりあえず試しに投入されそうですね。

《超戦龍覇 モルトNEXT》+《爆熱剣 バトライ刃》

超戦龍覇 モルト NEXT WVC 火文明 (7)
クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 9000

・W・ブレイカー
・マナ武装 5:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに火のカードが5枚以上あれば、火のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
・龍マナ武装 5:各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、自分のマナゾーンに火のドラゴンが5体以上あれば、攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。

 

爆熱剣 バトライ刃 VIC 火文明 (3)
ドラグハート・ウエポン

・これを装備したクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せてもよい。それが進化でないドラゴンか進化でないヒューマノイドであれば、バトルゾーンに出す。それ以外なら山札の一番下に置く。
これを装備したクリーチャーは攻撃されない。
・龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、ドラゴンをバトルゾーンに出していれば、このドラグハートをフォートレス側に裏返してもよい。

・プレ殿理由:1 に該当
・個人的見解:当分ないと思われる(他に落とし所を付けられないため)

NEXTの活躍の歴史って書く必要ありますかね? どうせみんな知っているでしょ……。

みたいなことを考えていたんですけど、この前デネブログが上げた動画の「ボアロパゴスクソスギィ事件」のコメント欄を見る限り、ドラグハートって結構過去の遺産に近いんですかね? 新規の方々が多いというのはいいことですし、そういう方にも読んでいただけると嬉しいので、簡単に触れておきます。

先に登場したのは《爆熱剣 バトライ刃》の方で、こちらは「三段変形! 龍解オールスターズ 」というパックになります。3D龍解するドラグハートはもちろんのこと、《龍覇 イメン=ブーゴ》や《音感の精霊龍 エメラルーダ》といったカードも同期であり、後の環境に多大すぎる影響を与えたパックです。

また《超戦龍覇 モルトNEXT》はドラゴンサーガの最終章「超戦ガイネクスト極×真」のうち、極のパックで登場します。同期となるのが《極・龍覇 ヘルボロフ》と《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》ですね。真の方には《超戦覇龍 ガイNEXT》や《真・龍覇 ヘブンズロージア》などがいます。

ただしモルトNEXTというデッキが活躍するのは、どちらかといえばその次弾である革命編第1弾に登場した《メガ・マナロック・ドラゴン》の存在が大きいと思います。

革命編の序盤は【黒単ヘルボロフ】【イメンループ】【天門ループ】が並び合い、その少し下に【モルトNEXT】がいるという環境(更にこの下に【赤単ガトリング】や【カイザー刃鬼】などが存在した)だったのですが、この中でもNEXTは速攻にも弱く上下のブレが激しいことから、不安定なデッキだと認識されていました。

しかし前者3つがキーカードの殿堂や《伝説の禁断 ドキンダムX》の登場による【赤侵略】の台頭に苦戦する中で、【モルトNEXT】は「赤侵略に強いアナカラーデッドに強い」という独自の立ち位置で三竦みを築くことにより、環境に残ります。また《ボルシャック・ドギラゴン》の登場によって【カウンターNEXT】という新たなデッキタイプも登場しました。

その後革命編ファイナルになると今度は《蒼き団長 ドギラゴン剣》の登場によって環境から駆逐されますが、【デアリバスター】の殿堂による弱体化や《スクランブル・チェンジ》の登場によって盛り返し、《リュウセイ・ジ・アース》の登場後は自身がバスターを組み込むことで新たなデッキへと生まれ変わります。

そして革命編ファイナルの最終弾で《終焉の禁断 ドルマゲドンX》を獲得したことで、ここから環境に居座り続けることになります。

あるときは《天雷王機ジョバンニX世》に対して《フェアリーの火の子祭》が打ち続けられることで有利を主張し、あるときは緑単に対して《スクランブル・チェンジ》で同速に立ち回れることを主張し、あるときは閣ループを決めることでデッキのドラゴンを全て繰り出せることで有象無象のデッキを虐殺できることを主張し、《スクランブル・チェンジ》の殿堂を喰らっても《メンデルスゾーン》があるから結局関係なかったことを主張し……。

というかこのデッキを倒すには【青白ロージア】や【デュエランド】といったガッツリ受けて回るようなデッキが求められたんですね。でもそういったデッキは全て例外なく、同時期に存在していた《ベイB ジャック》のカモだったんですよ。

という具合に環境がにっちもさっちもいかなくなったので、2018年3月に《ベイB ジャック》のプレ殿と一緒に、このデッキのもっともダメなギミックであった閣ループのテコ入れに着手。《超戦龍覇 モルトNEXT》+《爆熱剣 バトライ刃》のプレ殿コンビが発表されます。

極真の発売が2015年2月だったことを考えると、まあ随分長いこと環境にいたものです。正直「いつまでNEXTと戦い続けなきゃいけないんだ?」と考えていた部分はあったので、この殿堂コンビの発表には正直ホッとした覚えがあります。

それでこのプレ殿コンビは令和なら解除出来るかを結構考えたんですが、考えれば考えるほど、このプレ殿コンビ以外の落とし所を見付けられなかったんですよ。つまり「解除は出来ない」と思っています。

先述した通り、このコンビが指定されている所以は《蒼き団長 ドギラゴン剣》による「閣ループ」が原因です。だって革命編の頃のNEXTバトライは確かに強い動きではあったけど、相応の分をわきまえていたんですよ。

で、この閣ループの何がよくないかって《蒼き団長 ドギラゴン剣》が必須条件などではなく、革命チェンジであればなんでもいいんです。バトライ閣ちゃんって昔は結構硬派だったのに、いまではもう誰とでも寝るんですよ。

まさか「バトライ閣と革命チェンジを持つカード」をプレ殿コンビにするわけにもいかないですし、こうなるともうNEXT+バトライという指定をするしかないんです。落とし所が他にない、というのはそういうことです。

《爆銀王剣 バトガイ刃斗》を刷ったことを考えても、プレ殿コンビが解除されることはないでしょう。まぁバトガイではバトライの代わりにはならなかったんですけどね……。

嗚呼バトライちゃん、大人しく年収1000万のイケメン高学歴エリートのNEXTくんと結婚しておけば良かったのに、ちょっと革命チェンジに二股するからこんなことに……。

《奇跡の精霊ミルザム》

奇跡の精霊ミルザム SR 光文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 11000

・ブロッカー
・ウルトラシールド・プラス−このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を上から5枚まで、裏向きのまま、自分のシールドいずれかひとつの下に置いてもよい。
・W・ブレイカー

・プレ殿理由:1 に該当
・個人的見解:ダメに決まってんだろ、諦めろ

――神の座に最も近き、最強と謳われし、2体の精霊。それがシリウスとミルザム。

シリウスはともかく、ミルザムは確かに最強でした。

というわけで数々の奇跡を起こした《奇跡の精霊ミルザム》がエントリーです。登場は戦国編の第2弾で、この弾はシノビが実装された弾なので、結構ヤってます。具体的に言うと《斬隠蒼頭龍バイケン》、《斬隠オロチ》、《威牙の幻ハンゾウ》、《光牙忍ハヤブサマル》、《星龍の記憶》といったカードが同期です。

《星龍の記憶》と一緒に出たということもあってミルザムは【星龍ベンゾ】というコンボデッキのキーカードではありましたが、《星龍の記憶》の裁定変更なども相まって、どちらかといえばファンデッキの類いに留まっていました。

ところが時が流れてドラゴンサーガの時代になると《ヘブンズ・ゲート》デッキが推されるようになり、そして《音感の精霊龍 エメラルーダ》の登場によって天門は競技シーンへと羽ばたきます。

もっとも当初は「天門からミルザムとエメラルーダ投げるといっぱい手札増えるし、天門トリガーしたら美味しいよねぇ」くらいだったんですが、《真・龍覇 ヘブンズロージア》の登場によってドラサイロージア+《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》での大量展開から《天命讃華 ネバーラスト》で殴ってのフィニッシュを狙ったり、タッチで《魔天降臨》を入れることでビッグマナにも勝てるようにしたり、そんなデッキだったんですよ。

ところがどこかの天才がミルザムに《転生スイッチ》を当てて《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を出しながら《フォース・アゲイン》を絡めて《ヴォルグ・サンダー》を12体くらい投げてフィニッシュする型を作り、そしてトリガーからループさせて《光霊姫アレフティナ》でフィニッシュする型も完成します。

その後《目的不明の作戦》の登場によって更に強化されるのですが、フィニッシュについては型が多すぎるので省略します。

天門ループがいかにヤバイデッキだったかというと、NEXTの項目でもちょっと触れたんですが環境の三強が【黒単ヘルボロフ】【イメンループ】【天門ループ】だったんですよ。ただヘルボもイメンもいずれも天門ループに対して有利なデッキだったにも関わらず、それでも環境に居座り続けて結果を残していたことですね。

このデッキのパワーや安定感、そして「ちょっとでもそっちがミスったら勝つからな」という相手に与えるプレッシャーが如何に大きかったか、感じ取っていただけるのではないでしょうか。

結果としてミルザムは2016年2月末を以て殿堂となりますが、1枚制限となった直後の全国大会2015で、見事に優勝を果たします。《クリスタル・メモリー》をシールドから撃つことも出来るデッキなので、1枚でもその牙城は固かったんですよね。

結局ミルザムは翌年になってプレ殿を果たすまで、最後まで環境に居続けました。

現在でもこのカードを解禁すれば、即座に環境に戻ってくるでしょう。

このカード、「未公開ゾーン5枚を移動する」だけに留まらず「圧縮して1枚にする」とか本当に意味わかんないこと書いてあるんですよね。普通は1枚のシールドからは1枚のカードしかトリガーしないんですが、何故かミルザムがいると鋼鉄と大地の神よろしくトリガーカードを混ぜられるんですよ。「目的不明のヘブンズ・ゲート・アゲインスイッチ」みたいなキメラが生みだせるんですよね。

また現代デュエマはシールドブレイクルールの変更により、例えばTブレイクであれば1枚ずつブレイクするのではなく、3枚同時にブレイクすることになりました。「メモリーと天門の踏む順番が逆だったら勝ってたのになぁ」みたいな天門あるあるも、同時ブレイクによってなくなったんですよ。ルールで強化されたんですね。

というわけで数々のファンを持つ当カードではありますが、解除されることはあり得ないとみていいでしょう。

練りがいも触りがいもある楽しいデッキではあるんですけどね。個人的には《DNA・スパーク》を採用して《単騎連射 マグナム》を突破する型が一番好きです。

《天雷王機ジョバンニX世》

天雷王機ジョバンニX世 R 光文明 (2)
クリーチャー:グレートメカオー/ナイト 1000

・ブロッカー
・このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
・自分のターンの終わりに、自分の墓地にあるコスト1の呪文を好きな枚数、自分の手札に戻す。

・プレ殿理由:1、2 に該当
・個人的見解:ジョバンニのプレ殿を解除できるのはチャック・ノリスだけだ。

登場は覚醒編第1弾です。同期には《時空の雷龍チャクラ》の他、《蛇手の親分ゴエモンキー!》や《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》などの一癖ありそうなカードたちが存在します。

ジョバンニと言えば《フェアリー・ギフト》や《ガード・グリップ》、《氷牙レオポル・ディーネ公》《爆獣マチュー・スチュアート》といったカードを合わせて爆発的なリソースを稼ぐ【ジョバンニギフト】が、まあまあ優秀なファンデッキとして一部で知られていました。

ですがもちろん、このカードが表舞台に登場したのはGP3rdです。当時愛知県のWINNERSを中心に活動していたプレイヤーたちがこのデッキを持ち込み、環境を荒し尽します。

このデッキは《ドリル・スコール》によるランデスの他、《グローリー・ストーン》のブースト、そして《オリオティス・ジャッジ》という極めて相性のいいカードが存在したことでただの地雷とは言えない凶悪性を持っていました。

この結果ブーストが出来ないデッキは軒並みその存在を否定されることになります。ブースト出来るデッキにしても、先攻3ターン目には毎ターンランデスを撃てるようになるとほとんど関係ありませんでした。

というわけで2017年2月末に、このカードは殿堂を経由することなく一発プレ殿へと指定されます。デュエマのゲーム性そのものを揺るがすデッキではあったので、このプレ殿は妥当と言えるでしょう。

デュエマの長い歴史的に見ても、環境上に存在したデッキの中では最強の一つだったと思います。

というわけで令和においても、その凶悪性は依然健在です。ジョバンニのプレ殿を解除できるのは、たぶんチャック・ノリスしかいないと思います。



終わりに

というわけで、今回は火と光文明のプレ殿を見ていきました。

中々濃厚なラインナップだったと思います。特に光のカードなんかは比較的最近の出来事なので、ご存じの方も多かったのではないでしょうか。

さて、明日はいよいよラストの多色文明編です。

それでは皆さん、どうかお楽しみに。