こんにちは、神結です。
今回は10/14に開催されますDMGP2023-2ndについて、事前予想の記事となっております。
GPに参加する方はもちろんのこと、GPの観戦を楽しもうという方も是非読んでいってください。
それではどうぞ!
目次
はじめに
まぁ前置きをダラダラと書くのもアレなので記事の説明だけザクっとしますが、今回はタイトル通りGPの事前予想的な記事となります。
事前予想と言っても優勝-準優勝-3位デッキの三連単とかする訳では無く、どちらかと言えば「レースの注目馬の解説」ということになります。要するに下馬評という奴です。ちなみに下馬評って言葉そのものは競馬由来じゃないみたいです。
そんなわけで「優勝候補」「TOP8候補」となっているデッキについて、順に追っていきましょう。
大本命
アナカラージャオウガ
攻撃力 : 4
防御力 : 5
安定性 : 5
柔軟性 : 5
デッキの速度 : 4
メタへの耐性 : 5
使いやすさ : 5
まずは筆頭候補であるのが【アナカラージャオウガ】。現在の環境は、このデッキを中心に回っています。
上記のはサンプルリストで、人によって《飛翔龍 5000VT》が増えていたり、メタカード枠の《キャディ・ビートル》や《若き大長老 アプル》が採用されていたり、同型の《キユリのASMラジオ》を咎められる《流星のガイアッシュ・カイザー》が採用されていたり、その分《Disメイデン》が抜けていたりと、構築に関してはそれなりに差異があるので「この40枚でお馴染み!」という訳では無いです。
このデッキは9月に発売された新弾『魔覇革命』でフィーチャーされた種族を搭載、というデッキではなく元々存在していたデッキだというのはデュエマに触れている人ならご存じでしょう。
ですが『魔覇革命』以前はそこまで大活躍した、と言うわけでありませんでした。もちろん、一定レベルの活躍はしていましたけどね。普通に【赤白サムライ】とかにボコボコにされている印象でしたね。
では、新弾によって何が変わったのか。答えは《同期の妖精 // ド浮きの動悸》と《アーテル・ゴルギーニ》にあります。この2種の登場によってアナカラーは「メタクリーチャーでどうにかして《CRYMAX ジャオウガ》に繋げる」というデッキから、「カードパワーで圧殺して最後に《CRYMAX ジャオウガ》で悠々〆る」というデッキに変わったと言えます。
このデッキの強く使う方法として《ボン・キゴマイム》を如何に維持出来るか、という部分が肝でした。
《ボン・キゴマイム》は相手にするとかなり厄介で、まずワンショットが出来なくなります。じゃあそれなら先にある程度展開して、次のターンに倒そうということを考えると、踏み倒しにドローでリスク付けが出来る上に、引いてきた2枚目のボンキゴを呪文側の《♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》で止めることが出来るという、自身の上と下で完結している凄いカードなんですよね。
ところが前環境だと《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》でまず先に焼かれてから展開される、という場面が頻発。あまり効果的な盤面維持をすることが出来なかったんですよね。
ですが前述の2種のカードによって、《ボン・キゴマイム》の場持ちが大きく変化……というか、ゾンビ化しました。まずそもそも最初の除去を《同期の妖精》が吸ってくれるし(当然メガ・ラスト・バーストが発動するので、先置きされた打点をバウンスすることが出来ます)、仮に除去されても《アーテル・ゴルギーニ》のお陰で墓地から簡単に帰還できるようになりました。
また《アーテル・ゴルギーニ》は全体除去に対しても強いので、《「オレの勝利だオフコース!」》で除去を食らった盤面からも《Disジルコン》なんかと一緒にすぐの復旧が可能です。阪神園芸さんみたいなもんですね。
元々フィニッシュの精度や安定感は《母なる星域》+《CRYMAX ジャオウガ》のお陰で定評がありました。
中盤の強度が上がったこともあって、現在では非常に高い安定感を誇るデッキとなっています。今回のGPでも、大本命デッキと言っていいでしょう。
現状の環境はこのデッキに対抗出来ること、これはほぼ即ち《飛翔龍 5000VT》を採用出来ることを指しますが、それを前提として構成されていると言っていいでしょう。
対抗
赤青マジック
攻撃力 : 5
防御力 : 3
安定性 : 3
柔軟性 : 4
デッキの速度 : 5
メタへの耐性 : 3
使いやすさ : 3
さて、環境トップの【アナカラージャオウガ】に対抗する一番手と言えるのが【赤青マジック】でしょう。
動きを文章で羅列すると遊戯王の展開パターンみたいになるのですが、《AQvibrato》や《灼熱の演奏 テスタ・ロッサ》を《芸魔隠狐 カラクリバーシ》に革命チェンジしつつ《瞬閃と疾駆と双撃の決断》をファイアを唱えることで、カラクリバーシをアンタップ。改めてカラクリバーシを《芸魔王将 カクメイジン》にチェンジすることで先ほどのファイアなどを使い回してリーサルを取る、というのがこのデッキです。
殴りながらドローしたり、《淡いと濃い ケローラ // ♪やせガエル 負けるなケローラ スパイラル》で手札を補充出来るため、見切り発車からのリーサルも狙えます。
理屈上それなりのパターンで先攻3ターン目から殴り出せるため、アナカラーの《ボン・キゴマイム》着地より先に動けるのが大きな強みです。その上で《「本日のラッキーナンバー!」》や《ファイナル・ストップ》、《瞬閃と疾駆と双撃の決断》で《単騎連射 マグナム》を置くなどでトリガーのケアも可能になっています。
またマジック軸というだけあって、《飛翔龍 5000VT》をかなり強力に使えるデッキでもあります。使ったVTが《芸魔王将 カクメイジン》に変わるし、なんなら並走すればVTがスピードアタッカーにもなれます。
弱点としては手札コンボデッキなだけあってキープが難しいこと、そして先にメタカードを置かれる展開になったときにどうリーサルを取るか、という部分でしょうか。いずれもある程度プレイングスキルでケア出来ますが、コンボ的な展開だけでなく「アグロデッキ」にどれだけ精通しているかもポイントだったり。使用の難易度は割と高めだと思っています。
黒緑アビス
攻撃力 : 4
防御力 : 3
安定性 : 3
柔軟性 : 3
デッキの速度 : 4
メタへの耐性 : 3
使いやすさ : 4
《邪幽 ジャガイスト》や《アビスベル=覇=ロード》から湧き出てくる打点が凄すぎて一瞬で盤面を埋め尽くしてしまうのが【黒緑アビス】です。
コイツだけは《飛翔龍 5000VT》を採用せずにほぼデッキパワーだけで上位陣と戦っています。
基本的な狙いは《ア:エヌ:マクア》からの《アビスベル=覇=ロード》への革命チェンジを決めてターン終了時に展開、あるいは《邪幽 ジャガイスト》からのメクレイド+墓地から《謀遠 テレスコ=テレス》みたいな展開で制圧していくことになります。
最速は《フェアリー・ギフト》が使う展開か、2→4で《「力が欲しいか?」》でメクレイドしていくので3ターン目からフィーバータイムに入ること可能。
ただ弱点もそれなりにあります。
第一は防御力でしょう。このデッキも「展開してしまえば」ブロッカーが並ぶのでなんとかなりがちなんですけど、先に殴られると中々盾からの返し札はないため沈黙しがち。
またコスト5が並びがちなので、《♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》で止まりがち。
加えてこれはデッキも長所でもあるのですが、メクレイドからの展開になるので爆発力を得ている代わりに安定感に欠きます。これはもうデッキの宿命なんで仕方ないでしょう。
良くも悪くもメリットデメリットがはっきりしたデッキでもあると私は考えていまして、GPという環境でそれが吉と出る凶と出るか……。
青魔導具/青黒魔導具
攻撃力 : –
防御力 : 3
安定性 : 5
柔軟性 : 4
デッキの速度 : 3
メタへの耐性 : 4
使いやすさ : 3
攻撃力 : 3
防御力 : 4
安定性 : 4
柔軟性 : 4
デッキの速度 : 2
メタへの耐性 : 4
使いやすさ : 4
そして相変わらず強いのが魔導具系統のデッキです。
《卍 新世壊 卍》からの《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》を目指す【青魔導具】は、長らく環境に居続けているのでお馴染みのデッキでしょう。ただし現環境ではスナック感覚でエレメント除去が飛んで来る環境でもあるので、そこがネックとなるでしょうか。
対して新しく登場したのが【青黒魔導具】です。こちらは《「無月」の頂 $スザーク$》を軸にしたデッキで、どちらかと言えば【黒魔導具】……即ちデスザ―クに近しいデッキと言えます。序盤に手札を整えて、《堕∞魔 ヴォゲンム》から起動というわかりやすさもあります。
《堕∞魔 ヴォゲンム》が起動しちゃえばだいたい山札が掘れているので、《神の試練》によるフィニッシュまで比較的短いターンで移行出来ますね。
【赤緑アポロ】のような速度感で突っ込まれると流石に厳しかったりしますが、一定枚数のトリガーも有しています。ただし《卍 新世壊 卍》がないため呪文封殺はしっかり食らうので注意を。
全体的にバランスのよいデッキだと思うので、GPでもそこそこいい結果残すんじゃないでしょうか。
その他有力デッキたち
赤緑アポロ
攻撃力 : 5
防御力 : 1
安定性 : 3
柔軟性 : 2
デッキの速度 : 5
メタへの耐性 : 3
使いやすさ : 5
いつもの。
だって別にコイツ弱くなってないし、先に走ればだいたいの相手死ぬし……。
GP環境という性質上、数も多いと思いますし、そして数が多ければ多いほど勝ち残るデッキでもあります。
まぁ予選抜けの数もそれなりに多いことでしょう。ベスト8に1人くらい残ってるかも?
ガイアッシュ覇道/グラスパーループ
攻撃力 : 3
防御力 : 3
安定性 : 3
柔軟性 : 3
デッキの速度 : 3
メタへの耐性 : 4
使いやすさ : 4
攻撃力 : 3
防御力 : 3
安定性 : 3
柔軟性 : 3
デッキの速度 : 3
メタへの耐性 : 3
使いやすさ : 3
ビッグマナ系はこの辺。
特にメタゲーム上の強さがあるわけではないですけど、ループや追加ターンというギミックがそもそも長丁場で強力かな、という印象です。
対グラスパーループなんかも、地雷処理でミスると即死しますからね。
5cザーディクリカ/ブレスラチェイン
攻撃力 : 2
防御力 : 5
安定性 : 3
柔軟性 : 3
デッキの速度 : 1
メタへの耐性 : 4
使いやすさ : 3
アナカラーが《CRYMAX ジャオウガ》で突っ込んでくるなら、3枚の盾でも受かるようにすればいいじゃない……と言わんばかりのデッキが【5cザーディクリカ】や【ブレスラチェイン】になります。
速度は度外視した受け特化デッキなので、GPに多そうなアポロなんかに強いのもメリット。この手のデッキは毎回1人くらいベスト8に残っている印象があるので、フィーチャー卓でも見掛けるかも?
おわりに
というわけでGPの事前予想でした。
改めてにはなりますが、GPは10/14開催。生放送なんかもあると思うのでぜひ是非。
それでは、また。
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