赤黒墓地ソース概要
※本デッキリストは主要カードを元に作成したもので、大会等での実績を保証しておりません
《「今も我らの願いはただひとつ」》や《一なる部隊 イワシン》、《暗黒鎧 ダースシスK》を使いながら高速で墓地を肥やし《暴走龍 5000GT》の早期着地を狙う。最速で2ターン、上手く回れば3ターンで着地が可能。5000GTはGRクリーチャーを主体とするデッキに対して非常に強力で、『4cデイヤーループ』などには出してしまえばおおよそ勝ちとなる。
反面、墓地を肥やすギミックは《お清めシャラップ》や《ポクタマたま》に弱いため、メタカードの標的とされやすいデッキでもある。
《零龍》は《暗黒鎧 ザロスト》で復活の儀を有用に使えることから採用されている。復活の儀の墓地2枚肥やしは3ターンGTを狙う上ではほぼ必須である。また墓地の儀や手札の儀は比較的達成しやすいく、破壊の儀も5000GTで達成可能なため、零龍卍誕を狙うことも出来る。
メインデッキ
4 x 一なる部隊 イワシン
4 x メルゲ否男/「今も我らの願いはただひとつ」
4 x 暗黒鎧 ザロスト
4 x 暗黒鎧 ダースシスK
1 x 盗掘人形モールス
3 x 龍装者 バルチュリス
4 x 百万超邪 クロスファイア
4 x ほめほめ老/ホメホメ老句
4 x カツラデランス/「アフロ行きま~す!!」
4 x 龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢
4 x 暴走龍 5000GT
GRデッキ
2 x バルバルバルチュー
2 x ポクタマたま
2 x ダラク 丙‐二式
2 x トムライ 丙ー三式
2 x ヘルエグリゴリ-零式
2 x ドドド・ドーピードープ
1 x 墓地の儀/零龍
1 x 復活の儀/零龍
1 x 手札の儀/零龍
1 x 破壊の儀/零龍
1 x 滅亡の起源 零無/零龍
・あらゆる手段を使って《暴走龍 5000GT》の早期着地を目指すのがこのデッキ。『4cデイヤーループ』や『シータバーンメア』等のGRクリーチャーを主体とするデッキには一度着地させてしまえば、ほぼ封殺出来る。反対にGRや小型クリーチャーを使わない『カリヤドネループ』等には弱い。
・フィニッシュは《暴走龍 5000GT》+《百万超邪 クロスファイア》+《龍装者 バルチュリス》で、丁度打点が足りる。ただしトリガーのケアのため、GTを複数体並べるのが理想。
・最速のGT着地は2ターン。《「今も我らの願いはただひとつ」》から《一なる部隊 イワシン》を3枚絡ませ最後に《暗黒鎧 ザロスト》を捨てる。ここで5枚。続くターンでザロストで盾を墓地に送りながら復活の儀を達成すると、2枚墓地が増える。ここでザロストをタネに《暗黒鎧 ダースシスK》を使うと墓地は10枚。2マナでGTが着地する。要はここまでの過程の中で《一なる部隊 イワシン》が3枚絡めば着地可能である。
・上記のような爆アド上振れヤッホーな展開はともかくとして、ザロストとイワシンが絡めば3ターン着地は現実的に可能。少なくとも4ターン目までには絶対に着地させたい。
・墓地ソースは元々手札も維持して戦うミッドレンジ指向のデッキであったが、現在の形は最速でGTを押し付ける速攻デッキに分類されるだろう。
・墓地ソースというデッキの歴史は長い。エピソード期の終盤に登場し、《アクア・メルゲ》《盗掘人形モールス》《疾封怒闘 キューブリック》を使った『メルゲループ』ギミックを使い、最後に《ルナ・コスモビュー》+《超電磁マクスウェル Z》で締める形が流行した。その後ループの各パーツの規制後には《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》で中盤を繋ぎながら《暴走龍 5000GT》をフィニッシャーとしたミッドレンジデッキへと変貌する。ドラゴンサーガ時代にはモルトと合わせた『墓地モルト』が流行した。
・ただし革命編では天敵である《奇跡の精霊ミルザム》の存在によって完全に意気消沈。環境から駆逐される(但し5000GTだけは赤侵略に採用されたことでちゃっかり残留を果たす)。
・その後は長い雌伏の時を経て、《プラチナ・ワルスラS》《異端流し オニカマス》《一なる部隊 イワシン》《爆撃男》を獲得したことで環境に返り咲き。その後も何度か環境から消えたり戻ったりを繰り返している。ガンダムOOのコーラサワーみたいなやつである。
・元々は《戦略のD・H アツト》や《フェイト・カーペンター》等のクリーチャーで墓地を肥やすデッキであったため呪文メタとは無縁だったが、《ホメホメ老句》や《終焉の開闢》といったカードで墓地を作るようになったため、気付けば呪文メタに弱いデッキになってしまった。
・墓地ソースというデッキが《暴走龍 5000GT》のフィニッシュ力に大きく依存するデッキであるため、GTが強い環境下であれば強く、GTが弱い環境であれば弱い。現在はGRクリーチャーに対してGTが非常に強いため、墓地ソースが強い環境である。今後も環境に合わせて消えたり戻ったりする筈。
・墓地は高速で溜めやすい分、メタカードも多い。特に《お清めシャラップ》や《ポクタマたま》は使用するデッキを選ばずにGTの着地を大きく遅らせることが出来るため、墓地ソースが強い環境では採用されやすい。
・対デイヤーループ 有利
デイヤーループの平均フィニッシュターンである5ターン目までにGTの着地が可能であるため、有利である。ただし《お清めシャラップ》を引かれていた場合、GTの着地が間に合わないケースが多々ある。《テック団の波壊Go!》や《九番目の旧王》といったトリガーもあるため、フィニッシュ時は《暴走龍 5000GT》を複数並べて万全の寄せを決めたい。
・対シータバーンメア 微有利
後手の場合、《バーンメア・ザ・シルバー》から先に展開されるケースがあるため、一概に有利とも言えない。またGTが着地しても、マナを伸ばして《ドンドン吸い込むナウ》+《灰になるほどヒート》といった対抗手段もあるため、注意したい。なお3ターン目の《超GR・チャージャー》から《ポクタマたま》が捲れた場合は走って逃げよう。
・対赤青クラッシュ覇道 五分
覇道が持つ序盤の小型クリーチャーやトリガーの《終末の時計 ザ・クロック》に対して、GTでマジレスすることが可能。ただし《“必駆”蛮触礼亞》+《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》を防ぐ術はないため安易に盾を攻撃すると負ける。覇道がGTをバトルで破壊出来るため、覇道で2点→EXターンに《MANGANO-CASTLE!》で詰められる。盾の枚数を減らさないために、《暗黒鎧 ザロスト》のルートを使わないことも頭に入れておこう。