新型墓地ソース part2, 【構築解説編】

杓文字です。
今回はpart2ということで『構築の解説』をしていきます。

part1はこちら

というわけでそのリストがこちらです。

『墓地ソ(文字ソース)』

【メインデッキ】
4 x 一なる部隊 イワシン
4 x 戦略のD・Hアツト
4 x 【問2】 ノロン
4 x プラチナ・ワルスラS
4 x 爆撃男
4 x 終末の時計 ザ・クロック
3 x 白骨の守護者ホネンビー
3 x 奇天烈 シャッフ
2 x スベンガリィ・クロウラー
1 x インフェルノ・サイン
4 x 百万超邪 クロスファイア
3 x 暴走龍 5000GT

【超次元ゾーン】
1 x 超時空ストームG・XX
3 x ガイアール・カイザー
1 x 時空の指令 コンボイ・トレーラー
1 x 勝利のガイアール・カイザー
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー
1 x 勝利のプリンプリン

CSでは杓文字、オオノ(Twitter:)、ヒラヒラ(Twitter:)の3人で合計6回握り、

・4位×1(ヒラヒラ)

・ベスト16×3(オオノ×2、チーム戦杓文字×1)

・オポ落ち×2(オオノ、杓文字)

といったところでした。
最低でもオポ落ちということでそこそこ安定して勝ててはいるリストと言えるのではないでしょうか。

ということで各種カードの解説に移ります。

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【各カード解説】

▽《戦略のD・Hアツト》
▽《【問2】 ノロン》

→初動であり、唯一の多色。
ここを削ってしまう方も居ますが、多色であれど黒枚数の確保が必要だったり、part3で詳しくお話ししますが後手バイク対面で2要求になることが多かったりで削る必要性がないので各4投としました。

▽《一なる部隊 イワシン》

→初動兼墓地肥やし補助。
アツトノロンと合わせて初動12枚で先攻2ターン目におよそ90.1%で引けるようになる上、非常に重要なカードであるため4投としました。
なお、らぎ墓地ではさらに2コスとしてカマスを3枚採用していますが、その場合は先ほどの確率がおよそ95.3%と5%程度しか変わりません。
お世辞にもカマスが刺さりやすいとは言えない環境でこごかぜが外れるくらいの確率しか上げられないよりも、下ブレは怖いがスベンガリィシャッフの枠を捻出するべきと考え、今回は不採用としています。

▽《プラチナ・ワルスラS》

→メインアタッカー兼ドローソース。
可能な限り3ターン目に引けていたいため4投としました。

▽《爆撃男》

→除去札。
墓地ソの役割対象にしっかり刺さり、スベンガリィとの相性もよく、黒の枚数確保も兼ねられるため4投としました。

▽《終末の時計 ザ・クロック》

→防御札。
お世辞にも枠を有効に活用しているとは言えないため抜くことも検討しましたが保険としては非常に有用で、埋まっている可能性があるだけでもプレイに幅が出るため4投としています。

▽《白骨の守護者ホネンビー》

→防御札兼墓地肥やし兼黒マナ確保。
ブロッカーというテキストが非常に強力で、特に後手番バイク対面ではシャッフと同じかそれ以上に重要なカードであるためモールスの枠を削って3投しています。
なお、モールスはたまに強力ではありますが、基本的にもつれた局面でしか使えず、安定性への寄与や早い段階でのギリギリの攻防には効果がないことが多いため今後も切ってしまって問題ないと考えています。

▽《奇天烈 シャッフ》

→スペルロック、ブロッカー突破、打点減と範囲の広いメタカード。
メタリカの攻守とマルハヴァンのケアが目的でしたが、ロージアやコストが2と3に集中気味のジョーカーズ、スベンガリィと組み合わせてモルネクの大部分を封殺出来るなど意外と出来ることが多かったです。
また、サインから釣って受け札にもなれる他、ラフルルよりも手札、マナ要求が易しく、GTと組み合わせやすい、事故要因になりにくいのも利点となります。
総じて、投げられる対面が非常に多く、枚数を投げつけるとさらに有効であるため少し多めに3投としましたが環境によっては4積んでもいいかもしれません。

▽《スベンガリィ・クロウラー》

→シャッフと共にかなりのデッキへの回答となるカード。
カマスと違い、アクションを未然に防ぐことができるのが大きな強み。
part1で示した通り、コスト軽減がないため3ターン目に投げることはできませんが、爆撃でトプギなどを焼けるので3ターン目に投げるのとほぼ変わらないのも墓地ソでこれを採用する利点です。
また、ワルスラに進化するとタップキルが出来るようになることは必ず覚えておきたいところです。
また、当初の標的であるメタリカに対しては、そもそも盤面を並べさせないためビートプランとハヤブサをも封殺することができることがシャッフにはない強みです。
その他の役割対象としては先手番バイク、モルネクのモルト覇とレジェドギ、永遠、ジョーカーズのダンガンオーやジョリー、墓地ソミラーなどがあります。
ちなみに、変わったところでは最近話題のグスタフループも墓地が貯まっていなければ止めることが可能です。
ザビミラを投げられても構築がほぼフルクリなので流石に耐えられるのも都合が良い点ではないでしょうか。
最後まで3投にするか迷いましたが、シャッフの方が通りが良いのでそちらに枠を譲った形で2投となっています。

▽《インフェルノ・サイン》

→トリガー兼黒マナ確保。
時々邪魔にはなりますがGT下でシャッフを展開できたり、トリガーが若干厚くなるので採用。
拾える試合がそこそこあるのでモールスよりはこちらを優先するべきです。

▽《百万超邪 クロスファイア》

→アタッカー。
ホネやシャッフと合わせた切り返しや追加打点としてGTよりも使用することが多いのでこちらを4投としました。

▽《暴走龍 5000GT》

→フィニッシャー。
とても強いですが自分もかなり制約を受けるので取扱注意です。
身内が推す4投も考えましたが、そもそも赤は事故要因になりがちであり、スベンガリィとシャッフによってワルスラ単独での殴り切りが比較的しやすいこと、赤7でもマナ置きに気をつければ特に問題はないことを踏まえて3投に抑えました。

▽《超時空ストームG・XX》
▽《ガイアール・カイザー》
▽《時空の指令 コンボイ・トレーラー》
▽《勝利のガイアール・カイザー》
▽《勝利のリュウセイ・カイザー》
▽《勝利のプリンプリン》

→イワシンが最強に見えるカウンターマッドネス()の次元です。
すぐにバレてしまう青黒次元よりは本当に紛らわしいものを使用しようと思いこれらを選択しました。
通常、コンボイの枠にエビセンが入りますが、そもそも現在カウンターマッドネスに詳しいプレイヤーなどまず居らず、精々『ガイアールカイザーが沢山入っている』程度の認識であるため、シャッフマナ置きをそれっぽく見せられるコンボイを採用しています。
意外なことにアツトやワルスラ、サインなど、本当にカウンターマッドネスに入っている、と言われてもおかしくないカードが多く、終盤までGTやホネンビーなどを見せずに青単や青黒のそれを装うことも出来ました。
はじめはあまりにも露骨なので誰も引っかからないと思っていましたが、意外と引っかかる人が居るどころかそれで勝ちを拾えたこともあり、正直驚きました。

以上が構築の解説でした。
part3となる次回は『プレイングの解説』です、お楽しみに!