- この記事は個人の主観です
- 繰り返しますが、この記事は個人の主観です
- 念を押しておきますが、この記事は個人の主観です
- 大事なのでもう一回言っておきますけど、この記事は個人の主観です
- 個人の主観なので、読んだ人によって感想が異なることがあります
- 絶望神サガに関する文句を僕に言わないで下さい。んなこと言われても知りません
- 絶望神サガ及び開発チームに対する悪口を強い言葉で僕にリプライしないでください。僕に言われても困ります
- 記事をもとに冷静な議論をするのはいいと思いますが、僕は参加しません
前置きが長くなりましたが、こんにちは、神結です。
いよいよ戦略発表会が近付いています。戦略発表会には殿堂発表もあります。
というわけで殿堂予想選手権2022年冬、終章。
最後に紹介するのは《絶望神サガ》です。
本日の殿堂候補カード
《絶望神サガ》
- このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。その後、自分の墓地にクリーチャーが3体以上あれば、コスト5以下のゴッドまたはコスト5以下のオリジンを1体、自分の墓地から出してもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。
オリジナル :SSS
アドバンス :SS
カードの汎用性:SSS
殿堂予想 :???
サガ発表後の反応から今日まで
去る2月3日、1つの新カード情報がデュエマ公式より投下されます。
その名は、《絶望神サガ》。そしてそのテキストを読んだプレイヤーたちは、割とすぐに気付きます。
「これ、サガからサガで無限に墓地肥えない?」
全て、テキスト通りです。コンボですらありません。サガがルーターでありながらサガでサガを釣ることが出来るので、無限ドロー&墓地肥やしが可能になりました。《アクア・メルゲ》もびっくりです。
発表当日すぐにサガループが考案され、30分後くらいには《黙示賢者ソルハバキ》や《蒼狼の大王 イザナギテラス》+チャージャーみたいなリストまで登場し、現在に近しい構築が誕生していきます。
実際こういったカードはこれまでデュエマの歴史の中であまり存在せず、ユーザーたちからは当初困惑や戸惑いといった声がありました。「サガはエラッタ出る派」vs「ミスだとは思うけど公開した以上はこのまま発売するだろ派」vsダークライによる戦いが生まれた結果、「サガはエラッタないです」などという怪文まで掲載されることになりました。
ちなみに言うと、あれはマジで要らなかったと思ってます。
そしてデュエマでは珍しくインフルエンサーがプロキシーを使ってデッキを回したり、何故か《絶望神アンチホープ》が注目されたり、発売日前日に有料noteが出るといった怪奇現象が次々と発生し、もうTLはサガサガサガで埋め尽くされました。
発売後に前評判通りのCS結果を残したことでサガの話は続き、サガへのヘイトも高まり、何故かサガにヘイトを向ける人を嘲笑する風潮も生まれ、人はサガを前に冷静な判断力を失い、やがてサガは人と人の絆をも次々と破壊していきました。私の家族はサガアンチ派とサガ擁護派に分かれて、いまでも血みどろの戦いを続けています。
更には最強位決定戦の前には事前メタゲーム予想が気の毒な形で炎上しました。
まーライターとしての個人的な感想を書くなら「メタゲームの話をする上で、あそこまでサガループの説明をする必要なかったんじゃない? アドバンスの事前メタゲームくらいのバランスがちょうどいい塩梅だったんじゃない?」みたいなことは思うんですけど、だとしてもそれで炎上するのはやっぱり気の毒な話だし、そもそも中身がどうこうってコメントはあんまりなかったんですよね。結構サガそのものに過剰反応してしまう方々も多いみたいです。
ちょっと余談なんですが、個人的にはサガは人の醜い部分をかなり表出させてしまった印象があって、サガの能力以上にそっちも嫌なんですよね。イーロンがUIを滅茶苦茶にしたお陰もあるんですが、最近意図的にTwitterから目を逸らしてます。
実在する人物に限らずあまりヘイト系のコメントを見るのが得意でないので、「忌み子」とか「クソ豆」とかそういう単語をみるの嫌いなんですけど、サガもそうなるんだろうなぁ……。「これは殴っていい」という風潮になったものを延々と殴り続られるのが現代のインターネットの風潮でもあって、まぁあんまり好きじゃないなぁとは思っています。
話を戻すと最強位決定戦ではTier1デッキと言えるような形で活躍し、2位と4位が《絶望神サガ》を使ったデッキとなりました。
母数的には一般的なTier1デッキくらいには留まったのですが、あらゆるデッキから《とこしえの超人》や《若き大長老 アプル》が飛んで来る中で、前評判通りの活躍を見せたのは流石だとは思います。
そして、今回の殿堂発表を迎えることになります。
サガがどうして生まれたのか、本来どう使われることを想定していたのか、等についての考察は、また別の記事でやろうと思います。
サガの功罪と殿堂の可能性について
先に1つ、殿堂についての最近の私の感想について書かせてください。
デュエマは2ブロックを失敗したと捉えている節があり、恐らくエリア戦以外では使われないフォーマットになる筈です。多くのユーザーも2ブロックを選ばなかったため、基本フォーマットでカードプールの整理が行われることは絶望的になってしまいました。
こうなると、どうやって環境を変えるのか、という話になります。
デュエマは最近だと数年単位で徐々にインフレさせいって、その後メタカード等で大きくデフレさせる、というサイクルを繰り返しています。恐らくはこの方法で今後も運営していくことになるんでしょう。
ただ「何年もずっと強い」というようなデッキは存在してしまうので、殿堂があります。殿堂には「ヤバいカードを使えなくして環境のバランスを取る」という目的だけでなく、いわば「スタン落ち」のような感覚で使われるものがあります。恐らく今後は、後者の意味合いの殿堂も増えていくのでしょう。
さて、その上で《絶望神サガ》の話に戻ります。
現在のオリジナルレギュレーションは半年ほど停滞を続けており、もっと広い視点で言えば1年くらい似たような環境で戦っています。
何度か書いていますが、《天災 デドダム》+《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》とか、ハンデス+《若き大長老 アプル》とか、《卍 新世壊 卍》とか、「オリジナルというフォーマットそのもの」と相性がいいので、その時の流行で分布は上下するでしょうが、何かが消えるかゲームが大きくインフレしない限りオリジナルでは一生強そうなんですよね。
外部リソースのないゲームにおいては40枚という限られた山札の中に全てを詰め込む必要があって、そうなると馬鹿ほど汎用性の高いカードでインチキをするか、相手の使えるリソースを制限するか、インチキリソースを使うか、みたいなのが当然強くなるわけです。デドダムとかダークネスとか新世壊とか、そもそもオリジナルってフォーマットが存在することを前提に作ったカードじゃないんですよ。
時の潮目というのはあるので、直近では【4c邪王門】というデドダムカツキングをするデッキが強かったのですが、そこに現れたのがサガでした。
サガは確かに極めて強引な方法ではありましたけど、結果としてオリジナルの停滞していた環境に穴を開けたカードではあったんですよね。明らかに結果論ではあるのですが、その点については功があると思っています。
ただ功罪の罪の方が大きいのは事実でしょう。
《絶望神サガ》のデッキにまったく勝てないというではないんですが、勝つために要求されているスペックがエグくて、サガを積んでいるかサガをメタれるカードを複数採れるか、サガと同じくらいの出力を出せるか、みたいなデッキしか勝てないんですよ。なんか2025年製のCPUとグラボがないと戦えない、みたいな感じになっています。
でもそんなデッキってそんなにあるわけないので、だいぶ足切りをしていますよね。サガ同士で対策し合っているのもナンセンスです。
私も当初は「出した以上は半年くらい殿堂しないだろう」とか思っていたんですけど、明らかにデザインミス(しかもヒューマンエラーっぽい)っぽいし、最近は「普通に殿堂いくんじゃねーの……?」って思うようになりました。
デュエマではこれまで発売すぐのカードに制限を掛けるケースは(《禁断 ~封印されしX~》みたいな特殊パターンを除いて)中々存在していませんでしたが、お隣のMTGではオーコ先輩とかオムナス先輩とか腕組みしながら待ってくれているので、ここいらで一回彼らの仲間になっておくのも悪い話ではないと思います。いっそのこと、「《絶望神サガ》はオーコを超えるために出したカード」みたいな感じにしていきましょう。オムナスには勝てんけど。
そんなわけでサガをミスだと認めた上での、本体の殿堂入りをするのが最善だと思っています。最強位の会場でぴゅうくんが「いや、よくないって、このカードは」ってずっと言ってましたからね、3キルしながら。デュエマ史上でも、3ターン目に自身でコンボが完結するカードなんてないですからね。
まーミスったら他人に押し付けて知らないふりをするというのが社会人仕草という意見も(主に上司に強い憤りを感じている皆様から)あるかも思いますが、ミスを認めるというのは人として大事なことなんでね。別に謝罪文とか欲しいんじゃないんです、生放送の中で「発売すぐのカードで殿堂にする処置をしてしまい、ユーザーの皆さんには申し訳ない」みたいなので、こう手打ちにしませんか?
仮にサガの殿堂が見送られたとしても、「何の処置もない」ということはない筈ですから、皆様もそんなにカリカリせずに、ヘイトを抑えて、見た目上は穏やかな気持ちで戦略発表会を迎えましょう。
ちなみに何の処置もなかったら、このブログはしばらくアズールレーンの話だけします。
それでは殿堂予想シリーズ2022冬はこれにて終わり。殿堂の話は、次は発表された後かな?
それでは、また。
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