こんにちは、神結です。
今回は殿堂予想最後の記事ということで、その他の殿堂・プレ殿候補カードを簡単に触れていきたいと思います!
目次
その他の殿堂・プレ殿候補
《DARK MATERIAL COMPLEX》
- ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
- このクリーチャーはタップして出る。
- 他のクリーチャーが離れた時、または自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を表向きにして、このクリーチャーの下に置いてもよい。
- このクリーチャーの下のカードが7枚以下なら、このクリーチャーは離れず、アンタップしない。
- このクリーチャーの下に8枚目のカードが置かれた時、このクリーチャーをアンタップする。
- このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そのカードがクリーチャーなら、自分の墓地から出す。
世間的にはあまり言及されていませんが、将来的なプレ殿堂候補の1つであるとは考えています。
このカード、他の殿堂カードたちとの大きな違いとして、「引いた時のゲームが全く異なる性質になる」というのは挙げられます。
というのも例えば《フェアリー・ギフト》が絡んだ試合というのは、ゲームとしては1ターンまるまる縮めたような格好にはなりますが、それでも「そのデッキの動きで出来ること」自体が増えるわけではないです。
一方で、《DARK MATERIAL COMPLEX》はちょっとそれとは事情が異なり、初手に引いてさえいれば勝利条件が「特定のターンまで凌ぐ、または特定の枚数クリーチャーを除去する」に変更されるんですよね。
そして1ターン目に《DARK MATERIAL COMPLEX》を置くことは、それは結構な割合で勝ちです。実質的な特殊勝利率12.5%と考えると、ちょっと高すぎるのかなぁという気持ちはあります。
水・闇のハイスペックカードとは常に相性がよく、プレイできると本当にゲーム観も変わってしまうため、今回が該当するかはともかくとして、将来的なプレミアム殿堂行きもありうるのかなぁ、とは思っていますね。
《ジョーカーズの心絵》
- シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
- このタマシードが出た時、各プレイヤーは自身のクリーチャーとタマシードを最大1つずつ選び、残りをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、各プレイヤーは、こうして山札に加えたカード1枚につき、自身の山札の上から1枚目をシールド化する。
【光水ライオネル.Star】のキーカードで、タマシード。
フレーバーテキストで「ジョーカーズ、それはジョーの自由のメモリー。」と自由を謳っていますが、自由なのはジョー側の話であって、実態は相手に徹底して不自由を押し付けるという傍若無人なカードです。
その挙動は、全員の盤面を一旦山札に戻し、その後に山札に戻した枚数分、山札を楯に叩き込むというものです。
相手の山札を問答無用で楯に叩き込むという行為は、確かに山札を減らしている訳ではなりませんが、とはいえそれ自体が勝ち手段となることには変わりなく、《ヴォルグ・サンダー》がプレ殿している現状で何故許されているのか正直不明です。
さらに戻した山札からランダムというのも《MAX・ザ・ジョニー》を考えると致し方ないのですが、とはいえ山札に眠る切り札・突破手段を楯に叩き込むという行為であり、ぶっちゃけ凶悪度的には《ヘル・スラッシュ》とやってることは大して変わりないとすら思っています。
【光水ライオネル.Star】というデッキがかなり初見殺し性能が高い上に、タマシードの実行自体を制限するカードもこの前出た《うららかもも&ミノマル ー献身のヒロインー》くらいと、無意識に回避する手段が少ないんですよね。
個人的にはデュエパでもまぁまぁ嫌……苦手なカードの1枚で、白いデッキが卓に2つあるとゲームが終わらず、特に全員の寿命を延ばしてしまうこのカードは、ゲームのテンポ感を失うという意味でもかなーり存在を懸念しているカードでもあります。なんでデュエパデッキに入れたんですかね?
それはともかく、【光水ライオネル.Star】はいいデッキだと思っています。
《“必駆”蛮触礼亞》
- B・A・D・S 2 (この呪文を、コストを2少なくして唱えてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる)
- ビートジョッキーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。その2体をバトルさせる。そのターンの終わりに、その出したビートジョッキーを破壊する。
デッキの動きを阻害せず、強度を保ちながら《頂上混成 BAKUONSOOO8th》に対して有効なトリガーを2種とか積めるのって本当に《ヘブンズ・ゲート》+《光開の精霊サイフォゲート》くらいしかないから、本当に勘弁して欲しい。
《頂上混成 BAKUONSOOO8th》本体がいなくなってくれても全然構わないんだけど、時期尚早というのならせめてこっちは対処して欲しい。
《シュトラ》
- このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、各プレイヤーは自分自身のマナゾーンからカードを1枚ずつ選び、それぞれの手札に戻す。
買いたくなさ過ぎる。
一発プレ殿希望へ……。
《ジョーカーズの心絵》
- シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
- このタマシードが出た時、各プレイヤーは自身のクリーチャーとタマシードを最大1つずつ選び、残りをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、各プレイヤーは、こうして山札に加えたカード1枚につき、自身の山札の上から1枚目をシールド化する。
【光水ライオネル.Star】のキーカードで、タマシード。
フレーバーテキストには「全文明を股にかけた、自由をめぐる冒険も幕を閉じる。切札ジョー、今までありがとう!!そして、新たなデュエマがまた幕を開ける!!」と書かれていますが、このカードをプレイしている側もされている側も、少なくともそんな爽やかな気持ちでいることはないでしょう。切札ジョー編を締めくくるカードがコイツでいいのだろうか。
その効果は、出たときにそれぞれのプレイヤーが自身のクリーチャーとタマシードを1つずつ選び、それ以外を山札に戻すというもの。
これだけだったら全然よかったんですが、何故かその後に山札に加えたカード分だけシールドを追加するという効果があります。
【光水ライオネル.Star】が受けのデッキであることや、フィニッシュに《MAX・ザ・ジョニー》を用いることを鑑みればランダム楯追加は妥当とは言えるのですが、相手の攻めを切らせて勝つには都合がよく、更に勝利条件に近付くことも考えると、よく言えば攻防一体のカードであるといえるでしょう。そして相手のカードの一部を事実上の追放状態にするカードとも言えます。
デュエル・マスターズはデッキ構築の時点で楯落ちやそれに対する回避択などを考えるわけですが、そうした構築上の前提をあざ笑えるというのは、中々珍しいカードと言えます。
基本的に対【光水ライオネル.Star】はそれ専用のプレイを求められることが多く、実はうっちーくんの全国調整のときにも【光水ライオネル.Star】だけは専用で対策を組んだくらいです。
こうした極端に尖ったデッキというのもデュエマの多様性の一部であり面白いとは思うのですが、それはそれとしては《ジョーカーズの心絵》は突然プレ殿しても個人的には納得できるカードであるとは思います。
あとそれはそれとして、【光水ライオネル.Star】はいいデッキだと思っています。
《飛翔龍 5000VT》
- このクリーチャーの召喚コストを、バトルゾーンにあるクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
- ジャストダイバー
- T・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。次の相手のターン中、相手はパワー5000以下のクリーチャーを出せない。
まぁ今の優勝プロモだし、コイツが殿堂になることはないっしょ。
これが受け入れられている今のデュエマもそれはそれでビビりますけどね。仮に殿堂解除選手権側にいたらさすがにSランクに置くもん。
《ジョーカーズの心絵》
- シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
- このタマシードが出た時、各プレイヤーは自身のクリーチャーとタマシードを最大1つずつ選び、残りをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、各プレイヤーは、こうして山札に加えたカード1枚につき、自身の山札の上から1枚目をシールド化する。
【光水ライオネル.Star】の(略)。 フレーバーテキストがないバージョンもある。
対【光水ライオネル.Star】で必要なのは、自分がこのデッキに対してどういった勝ち筋を用意できているのかをしっかり考えておくことです。
ハーフロックはおろか、《地封龍 ギャイア》によるフィニッシュすら《コーライルの海幻》によって回答とされてしまうため、現状だと全く詰め方を気にせず殴れるデッキは《うららかもも&ミノマル ー献身のヒロインー》を複数採用している【自然単キャベッジ】くらいなものでしょう。
例えばドラゴンデッキであっても《地封龍 ギャイア》をサーチできる青入りの構築であれば山札を掘りながら待つということも出来ますが、山札を掘れず更にトリガーから《MAX・ザ・ジョニー》を処理できるカードもない白入りのドラゴンの場合、本当に早期に殴っちゃった方が勝ちに近いというケースもあります。
ハンデスを出来るデッキで相対する場合、ハンデスの択には結構罠が潜んでおり注意が必要です。一見キーカードに見える《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》を抜くのは、《スゴ腕プロミキサー》によって無意味と化すため、《ジョーカーズの心絵》を抜き続けるのが一番勝利に近付けるとも言えます。
いずれにせよ、確率の低い拾われ方をするのはある程度割り切って詰める必要があると言えるでしょうか。「このデッキ、今日初めて使うんだよねぇ」ってデッキの時にライオネルに当たると、だいたい死を覚悟しています。
このデッキに対してプレイで有利を取れるため、【ファイアー・バード】は殿堂しないっすねぇ。
あと改めて書いておくと、【光水ライオネル.Star】はいいデッキだと思っています。
殿堂予想のまとめ
回数が少ないので何となく察するところはあると思いますが、概ね現行環境にそこまで不満はないです。ないんですが、「飽きた」と言われると特に反論もなく。せやな、と私も思います。前回の【マーシャルループ】は明らかにライン越えでしたが、今回はそうでもないですからね。
メタクリの強さとデッキバランスも2022年後期とかに比べると相当バランスいいなと思っていますし、オリジナルの《飛ベル津バサ「曲通風」》とか《ポッピ・冠・ラッキー》の強さとか見ると、まぁ上手い具合に調整しているなぁとは思いました。
ただ最後の最後でファイアー・バードがワンランク上まで駆け抜けてきてしまった感があるので、《ハッター・ルピア》だけは本当に避けられないんだろうなぁ、とは思います。何処まで削るのかはわかりません。《雷炎翔鎧バルピアレスク》を残すかどうか、ってラインなんだとは思います。
もし前回の《困惑の影トラブル・アルケミスト》みたいな枠があるとして、それが何かになるかはちょっと考えてしょうがないので、発表されたら楽しもうの気持ちで。
ちなみに私の本拠地であるアドバンスですが、こっちは規制よりもカード追加によって環境を変えようとしている感じではあります。
ある程度、実験的な意味もあるんでしょうね。レギュレーション分割した分の特典です。
我々アドバンスプレイヤーが好きなカード・好きなデッキがあるのは、このレギュレーション分割した故の実験場が解放されたからだろうと言えます。もし殿堂レギュレーションが残っていたら《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》は生まれなかったし、《邪帝斧 ボアロアックス》はとうに殿堂しているし、《魔令嬢バロメアレディ》はもっと鈍くさいし、《頂上混成 BAKUONSOOO8th》なんかも当然生まれなかった筈です。
どうやらアクセルを全開にしたっぽい「ムザルミ=ブーゴ革命」からはまだ2年しか経っていないので、まだまだ観察中段階といった感じで、成果として確認するのはこれからなんだろうなぁとは思っています。《頂上混成 BAKUONSOOO8th》は明らかにやり過ぎでライン超えだしなぁ。
さて、8月1日は殿堂発表に加えて戦略発表会もあるはずです。
3月の発表だとデッキ制作アプリの存在とかが告知されていましたが、現状まだ何もなし。まぁ流石に追加の情報はあるでしょう。
それ以外にも後期に発売される新カード告知やイベントに関する話はあるはずなので、併せて楽しんでいきましょう。
それでは、また。
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