予想、アポロより難しい。
こんにちは、神結です。
というわけで今回も殿堂予想の方やっていきます。2021年からずっと強い、アイツです。
実績だらけのヤベー奴
というわけで今回は【赤単我我我】の話です。
現在使用されている構築は、だいたいこんな感じ。
対アナカラーを意識して《烈火大聖 ソンクン》が4の《“罰怒“ブランド》が3とかになることもありますが、だいたいはこうです。サガの殿堂後は《U・S・A・BRELLA》を《一番隊 チュチュリス》にしたようなのが基本になるんですかね。
このデッキはわかりやすいですが奥も深いです。
基本的には低コストを並べながら《我我我ガイアール・ブランド》を絡めて3ターン、4ターンで倒すことを狙います。これだけで、別に相応に勝てます。《凶戦士ブレイズ・クロー》からウキーッしつつ顔をガシガシするだけでも結構勝てます。なんならそれが最適の状況も多いですからね。
しかし上手いプレイヤーは相手のデッキの強い動きが出来るターン(例えば5cなら5マナのとき)の直前までギリギリ溜めて、かなり過剰打点を作って倒してきます。「1枚なら、なんなら2枚くらいトリガー踏んでも全然いいよ」みたいな殴り方ですね。
ですので相手のデッキの動きを知っていて、かつトリガーのケアの仕方まで考えるとあまりに深いデッキです。当然ながら我我我を毎試合引けるわけでもないですし、相手のデッキを毎回1~2ターン以内で見抜けるわけでもないので、アドリブ的な手札の作り方も求められたりします。
というわけで、極めると結構難しいんですよ赤単って。拘ると奥が深い、良いデッキだと思います。
そんな【赤単我我我】ですが、実績についてはもう充分すぎるくらいあります。
《我我我ガイアール・ブランド》の登場以降、環境一番手であり続けた訳ではないものの、環境から「陥落」したような時期は存在していません。
ちなみに《我我我ガイアール・ブランド》の初出は王来篇第2弾「禁時王の凶来」で、発売日は2021年6月。
改めて調べてみたとこと、少なくとも7月には【赤単我我我】にはちゃんと環境トップクラスと認識されており、複数優勝しています。
そして頼れる相棒である《カンゴク入道》も、同じく7月に登場します。これらが組み合わさるまでには少し時間を要しましたが、遅くとも晩夏から初秋には《カンゴク入道》も【赤単我我我】に組み込まれていきました。
以降の実績について皆さんご存じのことでしょう。特に2021年末から2022年春までにかけては最強のデッキとして環境に居座り続けます。
赤単の速攻デッキがこれほど長期に渡って環境トップであり続けたのは、かなり珍しいです。基本的にこれまでの赤単というデッキは流れ星であり、活躍するのは一瞬。しかしその一瞬でどれだけ眩く輝くことが出来るか、というのが赤単を使う上での矜持だったりしたのですが。なんかずっと白夜だったんだよな。
ただその後の春から夏に掛けては《百鬼の邪王門》系のデッキの台頭し、今の【4c邪王門】の前身となるようなデッキも組まれて、ようやくやや後退していきました。ただそれでも環境から完全に落ちることはありませんでした。全国大会2019では「【JO退化】に微々有利」といった理由から、アーチー選手が使用しています。
しかし2022年後半は【4c邪王門】が強すぎて中々息苦しい時期も多かったのですが、2023年に入ると今度はサガ環境に適応することになります。
「最強位決定戦」で◆ドラ焼き選手が優勝。続く「DMGP2023-1st」でも、オリジナルでいっぺこ選手が優勝。超CSⅤは優勝こそなかったものの、レコード選手が3位。実績の鬼です。北朝鮮の偉い軍人さんくらい勲章がジャラジャラ。
サガ環境への適応は、サガにとっての天敵であった《U・S・A・BRELLA》を使えるデッキだったこと、またキルターンで言えばサガと同格であること、そしてアポロ同様に受けるデッキ(特に【4c邪王門】)が大幅に減少したことが大きかったでしょう。
《ドアノッカ=ノアドッカ //「…開けるか?」》の登場以前では、対サガ筆頭格だったのは間違いないです。
現在はやや後退期ではありますが、上記の通り超CSⅤで一定の結果も残していますし、特に何もなければ今後もちょくちょく活躍し続けるのは間違いないでしょう。
殿堂予想
殿堂を予想するとなると、これはかなり難しいです。デッキの強さや実績を考えると、結構危ないようにも見えます。
開発側が「シールド・トリガー・プラス」に自信を持っているなら、実は結構スルーされる可能性もあるのかなと思っています。サガに比べれば制御しやすいデッキですからね。仮にこれでみんな受け盛り盛りの横綱みたいなデッキを使うようになったら、その時は青魔導具さんにしばいてもらいましょう。こうやって環境は回ります。
その上で殿堂候補カードを幾つか挙げておきましょう。
ただどれも結論に欠ける部分があり、そのため「もしかして、赤単なにも掛からないんじゃない……?」という考えに至ってます。
まず大前提として、赤単を最強デッキに押し上げた《我我我ガイアール・ブランド》さんですが、彼自身がCSプロモとして配布されているので、これはないでしょう。
で、そうなると同じ大型フィニッシャー枠であるところの《“罰怒“ブランド》も、個人的には殿堂の可能性は低いのかなと思っています。
というのも、《“罰怒“ブランド》と《我我我ガイアール・ブランド》って、どっちが強い? といわれたら流石に我我我じゃないですか。
でも、我我我を上記の事情もあって無理。
我我我は制限出来ないから、じゃあしょうがないので《“罰怒“ブランド》にします、というのはあまりにもね……。なんと言うんでしょうか、「政治的事情が露骨」って誰の目にも映るじゃないですか。
政治ってバレないようにやるならまぁいいんですけど、目に見える政治って興ざめするんですよ、少なくとも私は。
「今更なんやねん、その昔《蒼き団長 ドギラゴン剣》というカードがあってだな」みたいな話をされたらそれもそれなんですけど、《“罰怒“ブランド》の殿堂はそういう意味で時代に逆行している感じもして、あんまりこれを予想としたくないですね。
こうなると、他の候補としては《カンゴク入道》しか思い付かないんですよ。
カードとしては前から散々殿堂候補に上がっていますが、ただその後に《カンゴク入道》は金トレジャーで収録されているカードなんですよ。
神アートをプレ殿にした実績は過去にありますが、《生命と大地と轟破の決断》のような歴代鬼ヤバMaximumそりゃプレ殿だろ逆になんでまだ1枚許されているんだよカードとでは、流石に話が違うかなぁ、と思っていて。基本的には避けたい筈なんですよね。
個人的にはプレイヤーそれぞれの感性に違いがあるとも思っていて、例えば「金トレになった《カンゴク入道》の殿堂は到底受け入れられない」という考えの人もいるでしょうし、私は上記のように「《我我我ガイアール・ブランド》が一番ヤバいのに、そこでなくて《“罰怒“ブランド》を掛けるのはちょっと……」となってしまう人間です。
だから冒頭でも書いた通り、赤単は難しいんですよ。カードを制限するよりも、新カードによって抑え込む方が色々楽なような気がしています。
ただ1つ、赤単を絶対に弱体化させるけどデッキとして致命的にならないカードもあります。
《“轟轟轟”ブランド》のプレ殿ですね。この可能性は相応にあると思っています。
ただプレ殿ってあまり出したくないような気もしていて、敢えて《“轟轟轟”ブランド》をここで退場させるのかといわれると、それもわかりません。
というわけで、色々書いてきましたが【赤単我我我】は脅威的であるものの、殿堂として一番可能性が高そうなのは《カンゴク入道》としておきます。
何が掛かっても「まー……」と言いそうだし、実は何も掛からないんじゃないのとか思ってたり。
というわけで、今回はここまで。
次回は「4c邪王門」の話をします。お楽しみに。
それでは、また。
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