ちょっと前の話。
昨年の12月頃だったと思う。ぶらっきーから「年度末にアドカレのようなものをやりたいので参加して欲しい」という話を貰った。
ぶらっきーは関西のプレイヤーで、ちょっとしたキッカケでまぁまぁ仲良くなり、彼の言動には時折呆れながらもまぁ頑張っているのは事実なので、基本的に見守ることにしている。
そんな彼曰く、年末のアドカレを見て思うことがあったようで、年末という期間に限定せず記事が集中して投下されるような環境は定期的にあった方がいい……と考えたらしいのだ。
デュエル・マスターズの環境は日進月歩で、情報にも記事にもある程度”旬”があることを考えると、この感覚は妥当だと思う。
ぶらっきーのくせに中々やるやんか。
まぁ私の場合、毎年3月になると多忙で死にそうになるのが恒例だったため最初は断ったのだが、結果としてこうして「DuelMastersMemor」を書いている。
#デュメモ 3日目担当しました
みんなの想像以上に(悪い意味で)激ヤバテーマのデスパペットとのお話です
【趣味デッキ紹介】僕と人形の1年半戦争【DuelMastersMemory 3日目】|のまろか https://t.co/bdqvN8UEcQ https://t.co/53qNTNBsXx pic.twitter.com/MnZ06KNdda
— のまろか (@Wasshoiexpress) March 3, 2026
タイトルの通り「記憶に関すること」をテーマとしているとのことだったので、今回は2019年の私の「決断」の話をしようと思う。
Not Perfect is GOoD
前日譚
少し遡って、2018年の3月の話。dottoさんの全国優勝に沸いていたちょうどその頃だ。
私はというと、全国大会のカバレージのメンバーから外れることになった。
そもそもの話として、カバレージライターをプレイヤーから募ろうと始まったのが2017年度エリアからである。選出者にとってみれば、あくまで色んな人を試したいという考えがあるはずで、ローテの一環だと捉えることもできる。
だがクオリティにおいて絶対的な力があれば、まず呼ばれないことはないのもまた事実。だから私は、落選したと解釈した。
そしてこの全国大会で生まれたのが、石版に刻まれたと言われるイヌ科の準決勝のカバレージだった。
以前、ドレットノート革命の話をしたことがある。ドレットノートは戦艦であり、誕生したその時にそれ以前の戦艦を全て過去のものにした……という話だ。
これをより現代的にわかりやすく言うならば、イヌ科はゾルトラークを生み出した、ということになる。魔法史の本にゾルトラークの話が記載されるように、デュエマのカバレージの話をするなら、イヌ科もまた歴史上の人物として今後も登場することになるのだろう。
一方、落選した私は、1つの決断をした。
とにかくカバレージの数を書くことにした。
特に転機となったのは、2018年夏に開催されたelementCSだった。この日の自分は、予選の1回戦から決勝まで、ほぼ全てのフィーチャーマッチを1人で書いている。
「1人で全てを書くとわかることもある」とは主任Kの言葉ではあったが、確かに何かを得た気はした。予選の3回戦と準決勝では試合の重みが違うこともそうであるが、そもそも1回戦から予選を最後までやるにあたって、全体のバランスなどを考慮する必要があった。ライターとマネジメントを同時にやっている感じだ。
もちろん、単体記事の質も上がったと思う。
そこまで含めて自由にやらせてくれたelementCSにはかなり感謝をしている。
流石にこれをカバレージ初心者に勧めたりはしないが、カバレージライターとしてより腕を磨きたいと思うならばぜひやってみて欲しい。
また栃木県の小山で開催される「こあら杯」にもよく顔を出させてもらった。「地元のプレイヤーをフィーチャーしたり、インタビューして欲しい」という主催の要望と、とりあえずカバレージを本数書きたい私の思惑が一致した格好だ。プレイヤーインタビューの基礎などは、この辺りが原点になっていると思う。
こうして充実の2018年を過ごしたこともあり、この年の全国大会でもカバレージを書くことになった。誰から見ても納得だったと思う。
この時点で、カバレージなり文章を書くということ自体が、自分の人生の生きがいにもなっていた。
2019
というわけで、2019年。
この年は前年に比べてちゃんと実力が上がったという自覚があった一方で、活動限界にも近付いていた。
というのも、普通に仕事をこなしながらカバレージを書くにはリソース的な限界があるわけで、このまま続けても何処かで臨界点に達して崩壊するだろうなぁという感覚があった。
そして、その臨界点が限りなく近いことにも気付いていた。祖父母の葬式に向かう新幹線の中でカバレージを書いていたときは、本当にこれは正しい行為なんだろうかと思ったりもした。
これはまぁ……カバレージをやりすぎた。弊害だ。生きがいになるくらいだし。
ちなみに触れていなかったが、実は2018年頃から同時並行で同人活動をしていたこともあって「仕事・プレイヤー・カバレージ・物書き」の計4つの活動をしていた……ということになる。
たぶん、一番やっていなかったのはプレイヤー。そして一番やる気がなかったのは仕事。
特に仕事の方は特段ブラックというわけではなかったものの、やりがいを見付けられずに給料自体も全然上がらなかった。
やりがいなんていうのは私が取り組みの姿勢を変えれば見つかるだろうとも思うのだが、「自分が仕事に使っている時間をデュエマの記事を書くことに使った方が、幸せになる人が多いだろう」みたいな方向にむしろ考えていた。
これもまぁ、2018年の決断の弊害ではある。
クオリティが上がったことで、自信がありすぎた。
その上で、当時「デュエマで脱サラ」みたいな概念は、まぁあり得ない。カードショップとかで働きながら……みたいな流れもなかったし、それなら現職のままの方がいい。ガチまとめもまだ当時はギリギリ存在していなかった。
ゆえに何処かで何かの活動は辞めるかもね~みたいな話をシルクさん(デネブログ)と寿司を食いながら毎週のようにしていた(これは誇張抜きで、本当に毎週のようにシルクさんと寿司を食っていた)わけだが、ここでやってきたのが当時富山でYouTubeとネットショップをしていたflat-という人である。
皆さんはご存じでしょうか、flat-くん。
私が持っていた当時の印象は、いわゆる物申す系デュエマYouTuber。ギリ炎上系と言えなくもない。
ただ有料noteを始めてみたり、それをマガジン形式で連載しようとしていたりと、後に受け入れられ常識となるような非常識なことを、積極的に行っていた。個人がネットショップを始め、それを維持するというのもかなり意欲的な試みだった筈なのだ。その辺の先進性は凄いなと思っていた。
そんな彼が富山から東京に遊びにくるにあたって、シルクさんと私と3人で寿司を食うことになり、そこで出た話が「ブログ部門の管理をしてくれないか?」というものだった。
ちなみにこの時、初対面ね。
曰く、「一応flat-工房名義のブログを開設しているが、定期的に連載があるわけでなく放置状態なので月に10~15本くらい投稿してくれる人を探しているんだよね~」というもの。
コイツ(コイツ?)ね、人垂らしなんだよ。
なんか話を聞いていくとスゴイいい奴に感じてくるし、楽しそうなビジョンなんだよな。
ちなみにこの時点ではブログ絡みの採算でプラスが取れる想定で(flat-くんも私も)いたらしいが、それはひっじょうに大変厳しい道であることを、後に知ることになる。
流石に2つ返事で回答できないので持ち帰って考えるという話になったのが、この時初めて仕事をやめるという選択肢が登場した。
そして、そこまで時を経ることなく、決断をした。
仕事を辞め、flat-くんの誘いに乗ることにしたのだ。
これが厄介でね、一度発生した選択肢である以上、もうそれ以外の選択がなさそうに見えてくるんだ。
当時、事が事だけに他人も相談もしたらしいのだが、基本的には止められていたらしい(が、「辞める」の結論ありきだったせいか、相談したことすら本当に覚えてない)。
ただ実際のところ、臨界点が近くて「仕事かカバレージか」みたいな話までは来ていたんだよな。ダラダラしていると将来的に選択肢がなくなるのは目に見えていた。そしてこの時の生きがいはカバレージを書くことだった。
親に相談したときに「この先、世界がどうなるか予想もできないし、何が答えになるかわからないのだから、好きなようにやりなさい」って言われたことだけは覚えている。
また別途「一緒に仕事をする人は選んだ方がいい」「方向性が違いすぎる人同士で仕事をやって、あんまり上手くいくと思えない」というアドバイスもいただいた。これはいま振り返っても、真っ当な指摘だと思う。あまりにその通りすぎるな。
結果として、2019年10月付けで退社。
もうちょっと頑張って冬期ボーナスまで粘る選択もあった筈なんだけど、本当に早く新しい仕事がしたかったんだと思う。
2020
せっかくなので、もう少し続きの話までしておきたい。
2019年11月から工房blogの投稿をスタート。
この時期の自分は「ブログを続けて実績を作り、それで他サイトの連載ができるよう営業もしつつ、あとはCS開催などのイベント業も頑張れば、基本的には前職よりは月収は伸びるのでは?(諸々の経費は除く)」みたいな算段を建てていた。
なお、税金については一旦考えないものとする。
ところが出だしからこの算段は頓挫した。
2020年から日本だけなく世界を襲った悪夢、コロナ禍だ。
いきなり決断が裏目った。
これによって、CSイベントはおろか、デュエマそのものを続けられるのかわからない状況になってしまった。
結構虚無だった。
とはいえ、当初の想定からここまで外れるのは計算外だったとしても、まぁ想定通りいかないことは予想していた。
幸いデュエプレがリリースされていたこともあって、ブログの方はデュエプレを軸にすることで何とかなった。1日何十戦とやって、その結果をまとめて……といったことをブログでやっていたのが、たぶん当時は自分(と神ゲー攻略さん)だけだった筈なので、結構伸びたという記憶。
とりあえず、メインとなるコンテンツの確保に成功。
また当初構想していた「デュエマの最新情報が追える」というコンセプトも、コロナであまりにも意味がないので軌道修正した。デュエプレの話をしつつ、デュエプレの実装カードと小学生時代がリンクするので、思い出トークもするという方向になった。
こうして、結果として歴史解説系の原型ができた。
やがて2020年6月から「プレ殿解除選手権」が開始される。
この頃になると単体で採算の合わないブログ部門の意義として、YouTubeの動画原案となる記事というを書くという落としどころを見付けたことで、互いに色々上手くいった。
やがて殿堂解除選手権なり、キーワード能力王だったり、歴代最強デッキ選手権なり、GPヒストリーといった企画が行われていくわけである。
コロナが過ぎ去って以降は、基本的にはTCGを軸に記事を書き、色々と小さな変化はあったもののありがたいことに今日までなんとかなっている。
ちなみに余談だけども、flat-くんと2年以上一緒に仕事をした人物は私が最初だったらしい。なんやかんや上手くいってることの証明になっていそうでよかった。
振り返ってみると、元々計画していたことなんて1つも上手くいっていなかったような気がするが、この世界に飛び込んでしまった以上は言い訳なんて考えている余地はなくて、その場で試行錯誤するしかない。そしてなぜか、このやり方が上手くいっている。
ぶっちゃけ、運がいいんだとは思う。
そう考えると、僕の決断は不完全な決断ばかりだ。逆パーフェクト呪文。数ある選択肢の中から、何を選び、それによる決断による弊害を、しっかり受ける。
実際選択には本来、そういった代償が付きものなのだろう。マナから撃てて5以下を2体出せる決断とか、墓地からS・トリガーを2回使える決断とか、そっちの方がおかしいんだ。
“Not Perfect is GOoD.” BLEACHで出てきた。私の好きな言葉だ。
不完全な決断を、愛していきたい。
DuelMasters Memor、明日の担当はsoboさんです。
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