【デュエマ】殿堂予想選手権2024 夏第3回〜闇自然アビス篇〜

0.挨拶
1.闇自然アビスの殿堂候補
2.闇自然アビスってどんなデッキ？
3.殿堂直前現在の立ち位置
4.まとめ
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0.挨拶

こんにちは！のすけです。

冬の陣に引き続き殿堂予想選手権を担当する事になりました。

今回はタイトル通り【闇自然アビス】絡みの殿堂についての話をします。

飽きるほど使って使われたデッキな事もあり、前置きするほど話すこともないので早速行きましょう。

1.闇自然アビスの殿堂候補

殿堂入りに際し、【闇自然アビス】から候補に上がるカードは幾つかありますが、僕個人が考えるのはやはりデッキ主役である

《邪幽ジャガイスト》

です。

ブロッカー

W・ブレイカー

このクリーチャーが出た時、自分の手札を２枚捨ててもよい。そうしたら、アビス・メクレイド５する。

各ターンに一度、自分の山札からクリーチャーが出た時、そのクリーチャーのコスト以下のアビス・クリーチャーを１体、自分の墓地から出してもよい。そのターン、そのアビスは相手プレイヤーを攻撃でき、そのターン中に攻撃したら、ターンの終わりに山札の下に置く。

オリジナル　　：S
アドバンス　　：A
カードの汎用性：D
殿堂予想　　　：S

めちゃくちゃに効果が長いこのカードですが、先程デッキの主役と言ったように効果が長いだけの強さがあります。

手札2枚を犠牲にして盤面に2体追加、擬似的なSA、謎のブロッカー

と1人で何でもできる真の意味で何でも屋さんですね。

【闇自然アビス】を使ったり使われたりした方は経験した事があると思いますが、勝っている時は有り得ない位盤面が並ぶんですよね、【闇自然アビス】って。この展開力に大きく貢献しているのがこの《邪幽ジャガイスト》という訳です。

この《邪幽ジャガイスト》、《フットレス＝トレース/「力が欲しいか？」》や《フェアリー・ギフト》を経由する事によって最速先攻3ターン目に着地が可能です。

そして、この《邪幽ジャガイスト》から射出される事が多いのはこの2種類のアビスです。

ブロッカー

パワード・ブレイカー

相手のターンのはじめに、相手の手札を１枚見ないで選び、捨てさせる。

相手が自身の手札を１枚捨てた時、自分はカードを１枚引いてもよい。

手札が１枚もないプレイヤー１人につき、このクリーチャーのパワーを+5000する。

マッハファイター

W・ブレイカー

このクリーチャーが出た時、次のうちいずれか１つを選ぶ。
▶自分の山札の上から２枚を、タップしてマナゾーンに置く。その後、カードを１枚、自分のマナゾーンから手札に戻す。
▶プレイヤーを１人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の墓地をシャッフルし、山札の下に置く。
▶相手は、自身のコスト５以下の、クリーチャーではないエレメントをすべてマナゾーンに置く。

上の話と併せてになりますが、まあ要はこいつらが先攻3ターン目に9000ブロッカーの横に追加で2体出てきます。

そんなのいかんでしょって話ですよね。

実際にこれはかなり強力で、決まったらゲームに勝つと言い切って良い程のパワーを秘めていました。

この非常に強力の中心、ひいては【闇自然アビス】というデッキの心臓である事を評価し

殿堂確率は70%とします。

今回の殿堂は非常にメタ的な予想が可能でした。

つい先日発売された王道篇第2弾【カイザー・オブ・ハイパードラゴン】にて《謀遠テレスコ＝テレス》《フットレス＝トレース/「力が欲しいか？」》再録しており、《アビスベル＝覇＝ロード》は登場してから1年経過していないといった点からも《邪幽ジャガイスト》が非常に有力な候補になる。といったような理屈です。

次項では、そもそも【闇自然アビス】がどのようなデッキなのかをお話しして行きます。

2.闇自然アビスってどんなデッキ？

【闇自然アビス】は所謂ミッドレンジデッキですが強いハンデスカードを有している都合、その中でもどちらかというとコントロール色が強いデッキとして、アビスレボリューション第3弾【魔覇革命】リリースから登場したアーキタイプです。

【魔覇革命】から冬の殿堂迄の間は【アナカラージャオウガ】【水闇魔導具】【火水マジック】に次ぐ2番手デッキとして環境に存在していました。

【闇自然アビス】の評価が大きく上がったのは3/1の殿堂発表以降でした。

苦手な対面だった【水闇魔導具】【火自然アポロ】【アナカラージャオウガ】が大きくパワーダウンし一気に立ち位置が向上しました。

更に王道篇第1弾【デーモン・オブ・ハイパームーン】にて《超霊淵ヤバーダン＝ロウ》が登場した事により更なる強化と拡張性を手に入れる事となります。

このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを１体選び、破壊する。その後、こうして選んだクリーチャーのコストと同じ枚数、自分の山札の上から墓地に置いてもよい。

ハイパー化：自分の他のクリーチャーを１体タップする。以下ハイパーモード

W・ブレイカー

このクリーチャーが攻撃する時、コスト８以下のクリーチャーを１体、自分の墓地から出してもよい。このターン、そのクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できる。

この《超霊淵ヤバーダン＝ロウ》は【闇自然アビス】の弱点であったパワー11000以上のクリーチャーに触れないという部分と即時打点の生成が不十分といった点をまとめて解決した超スーパーカードです。

このカードの蘇生効果はコスト縛り以外の制約が存在せず、【聖魔連結王ドルファディロム】【とこしえの超人】の様な強力なフィニッシュカードを採用できる様になった事も強化の一因となりました。

この様な強化を経て【闇自然アビス】は押しも押されもせぬTier1として君臨する事になったのです。

こうして【闇自然アビス】は2024年度上期最強デッキの片割れとして覇道を行きました。