【不定期連載】デュエマクソデッキヒストリーその1 ～【天門刃鬼】編～

こんにちは、神結です。

以前「クッソしょうもない記事を更新するかも」って書きましたが、いつも通り思い付きで更新していこうかなと思います。

今回はクソデッキヒストリーと題しまして、僕が身近に接してきたクソデッキについて紹介します。

その1と書きましたが、その2以降は不定期です。

それでは、どうぞ。

クソデッキヒストリー　～天門刃鬼～
大会の結果
おわりに
関連

クソデッキヒストリー　～天門刃鬼～

時は2016年の始め、革命編の最終期。

世間が赤単だアナカラーだ天門だと盛り上がる中、全国大会の予選も終わったことで誰もやらなくなった『革命編限定構築ルール』というものが、なぜか非公認でひっそりと行われていた。

実は革命編の限定構築には《ヘブンズ・ゲート》、《奇跡の精霊ミルザム》、《音感の精霊龍エメラルーダ》が存在し、いわゆる「天門ミルエメ」が可能だったのだ（このデッキで関東大会予選を突破したのがバイク仙人ことコバである。この男、実は予選ではバイクじゃなくて天門を使っていることは公然の秘密となっている）。

しかしこの時の天門は流石に通常環境でやるようなループによるフィニッシュは出来ないため、「天門ミルエメから得たリソースで展開して勝つ」という方法を取っていた。

さて、話は変わるがこの年はGP1stが開催された年であり、秋頃からはCSサポートも実施された。これによってCSプロモも配布されるようになったのである。

ところがこのときはCSサポートに関する諸々の仕組みが整備されていなかったこと、優勝プロモ《「必勝」の頂カイザー「刃鬼」》、ベスト8プロモ《龍覇イメン=ブーゴ》という専用デッキを組まないと活躍しにくいという事情もあり、なんとこれらのカードは革命編マークが付いていたのである。

もちろん刃鬼から出るようなハンターは革命編には収録されていないのだが、この年の1月始めに「超BBP」発売。

ここで《R.S.F.K.》、《勝利宣言鬼丸「覇」》、《永遠のリュウセイ・カイザー》、《ボルバルザーク・エクス》、《閃光のメテオライト・リュウセイ》といったハイスペックハンターたちがなんと革命編マーク付きで再録。《不敗のダイハード・リュウセイ》こそないものの、ゲームに勝つには充分すぎるカードたちが与えられたわけである。（ちなみにBBPが何故革命編マーク付きで収録されたかは不明だが、当時は全国予選も終われば使わないレギュレーションだったし、ブロック構築に対してそんなに深く考えてなかったんだと思う）

しかし刃鬼には問題があった。ビッグマナを構築するためのビッグブーストカードなどの有用なデッキ基盤は不足していたのである。よって、通常環境のようなビマナを作成することは不可能であった。

ところで読者諸氏は《成長目ギョウ》をご存じだろうか？