【デュエマ・殿堂】環境デッキTierランキング 2020/7~

※本Tierランキングは各種アーキタイプの強さ、流行度を総合的に判断して作成しております。また地域によって流行に違いが生じる場合があります

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基本的に毎週1回更新予定です。(更新箇所は太字になっています)

【殿堂環境】メタゲーム

7月殿堂施行後の環境
・2020/7/1より、新殿堂が施行された。コロナウイルス影響下でも漫然と環境を支配しつづけた【4cデイヤーループ】も遂に解体され、「ポストデイヤー」の座を各デッキが争うことになった。

・デイヤーにもっとも近しい位置にいた【シータバーンメア】は《マリゴルドⅢ》を失い、持ち味だった防御力や展開力を幾分失うことになった。それでも初週から関東を中心に入賞報告が上がり、地力のあるデッキであることを証明した。

・CSが休止されていたため公での結果こそ出ていなかったものの、vault大会で元々評判の高かった【赤白レッドゾーン】も広い地域で結果を残した。こちらも《熱き侵略 レッドゾーンZ》を失っているものの、《正義の煌き オーリリア》の呪文封殺やマジボンバーによる展開力を得たことでそれを補っている。

・また同様に前評判の高かった【パラノーマル】も順当に環境で台頭。元来のビート耐性に加え、弱点だった《熱き侵略 レッドゾーンZ》の殿堂や《「策略のエメラル」》といった新カードの獲得によって立ち位置を上げた印象もある。

・新殿堂の影響を一切受けなかった【ヤドネループ】は流石に環境からの圧力を受けたか、まだ目立った結果は残っていない。それでも「このデッキに勝てること」は一定の線引きとして存在するため、ある意味では環境の基準とも言える。

・また同じく新殿堂の影響を受けなかった【青白ナウオアループ】については、むしろ《魂と記憶の盾》の殿堂解除が強化と捉える見方もある。こちらは関東・関西両方で既に結果を残している。

・【赤青覇道】や【赤単バルガ】といったビートデッキもCSを勝つだけの実力を持っており、特に大型大会が開催できない現状では結構勝ちきりやすいデッキになるのではないだろうか。

・「デイヤーリペア」に最も近しいと思われる【4cマグナ】(GRコントロール)も結果を残している。ビート耐性という弱点を抱えているのは事実であるが、GRゾーンというリソース源を抱えているのは大きく、今後も研究が進んでいくのではないだろうか。

ドラリンパック発売後の環境
・7/18に「最強戦略ドラリンパック」が発売。各カードの開拓は今後進んでいくことになると思われるが、発売前より注目されていた《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》が採用された【旅路ジョラゴン】は初週での入賞も見られた。

・《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》などを手にした新しい【マーシャルループ】も注目。現状では純正ループの他、《時の法皇 ミラダンテXII》を使ってフィニッシュする形も見られる。直近でも多数入賞報告があるため、CSに参加するならばどういった動きになるかは確認しておいた方がいいだろう。

・昨年夏以来に【アナカラーデッドダムド】に復権の兆しアリ。元々ビートダウン系のデッキに強いデッキだが、《轟く革命 レッドギラゾーン》の登場によって打点生成力が大幅に強化された。《禁断機関 VV-8》の殿堂の穴を埋めていると言えるだろう。

・また環境の速度低下によって、【青魔導具】を使用するプレイヤーも再び増えてきた。

・vaultでは【アグロ零龍】が活躍中。特に上位系のデッキに速攻でマジレス出来るのが強く、しばらくは環境に留まりそう。《怨念怪人ギャスカ》が殿堂したことでカードも揃えやすくなったので、リアルで組むなら今おすすめ。

・《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》がメタカードとしての威力を発揮している。【青黒カリヤドネ】や【青白ナウオアループ】といったループ系に強く、また【シータバーンメア】などの動きも大きく抑制できることが出来る強力な1枚となっている。直前のCSでは本カードを使用した【アナシャコ】が優勝を果たした。

・ドラリンパックで新カードを手にしたデッキの他、現状は様々なアーキタイプでの入賞報告が目立つ。今シーズンのDMPポイントがないことも発表されたため各人が自分の好みのデッキを使うケースも目立ってくるだろう。「CSに参加すればあらゆるデッキと当たる」、しばらくはこの傾向が続くのではないだろう。

クロニクルデッキ発売後の環境
・8/22にクロニクルデッキ『龍魂紅蓮譚』『覚醒流星譚』が発売。各地で争奪戦が行われるなど品薄状態ではあるが、《真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》や《全員集合!アクア・三兄弟 》、《龍覇 ラブエース》に《爆龍覇 ヒビキ》といった一級線のカードがプールに投下された。

・特にラブエースやヒビキ等で序盤から《爆熱天守 バトライ閣》の展開を目指す【デイガドラグナー】が早々に結果を残した。非常に強力なデッキで一定の対応力も持ち合わせているため、今後の競技シーンでも見掛けるケースが増えるかもしれない。

・旅路の果てはジョラゴンではなかったか。《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》と《バーンメア・ザ・シルバー》と組み合わせた【旅路バーンメア】が強力で結果を残してる。それに伴い、従来の【シータバーンメア】や【旅路ジョラゴン】といったデッキは後退。

・ライベルモットに加え、新たに《超次元ジェイシーエイ・ホール》を手持ちに加えた【マーシャルループ】が大会で躍進中。最速3ターンループもさることながら、3ターン目に《超次元ジェイシーエイ・ホール》から《勝利のリュウセイ・カイザー》が出てくるのは凶悪。また先に《激沸騰!オンセン・ガロウズ》さえ立っていれば、《ジャミング・チャフ》などで呪文を止められてもループが可能に。

前回の殿堂発表時に「9月に再度、殿堂発表を可能性がある」と公式から言及されていたが、9月の殿堂改訂はなしとなった。《ヘブンズ・フォース》などが生還したことで、上位の顔ぶれに変更はなさそう。

・9月19日に第3弾「幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」が発売。注目はタイトルにもなっている《∞龍 ゲンムエンペラー》。このカードをフィニッシャーに置いた【青黒ゲンムエンペラー】が、発売初週から活躍を見せた。

・環境トップと見られるドラグナーにも大きな変化があった。まず《Code:1059》や《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》などの青を採用した【ラッカドラグナー】が台頭。デッキの出力や安定性、メタカードの採用といった面で【デイガドラグナー】と差別化出来ている。もっぱら、現環境の中心はこのデッキとなっている。

・一方で【デイガドラグナー】にも進展があった。ドラグナーが《∞龍 ゲンムエンペラー》を取り込み、加えて《勇者の1号 ハムカツマン蒼》や《ニコル・ボーラス》と合わせることで新たに生まれ変わった。安定性は犠牲にしているものの、他の追随を許さない爆発力を手にした。

・ドラグナーの台頭によって、既存の環境には変化の兆しが。特に主張点の一部を失った【赤白レッドゾーン】や【旅路バーンメア】といったデッキは、一歩後退することに。

・現状は2種のドラグナーが非常に強力で、大きな戦果を残している。一方で【青白ギャラクシールド】は新たなメタカードの採用へと至り、また【青黒カリヤドネ】は未だに健在。環境はもう少し変化しそうである。

・《勇者の1号 ハムカツマン蒼》を使ったタイプの【デイガドラグナー】と、《Code:1059》を祭用した【ラッカドラグナー】の覇権争いは現状ではややラッカに分があるか。ただしハムカツ型は何よりも先2で相手を詰ましうる力を持っているので、決められてしまった場合は大人しく家に帰ろう。

・現状ドラグナーに対しては【青白ギャラクシールド】ないし【青黒カリヤドネ】が有力な対抗馬となっている。ギャラクシールドはメタカードに《希望のジョー星》の他、《洗脳センノー》や《DG ~裁キノ刻~》などを採用することでドラグナーへの牽制を強めており、ヤドネは《スーパー・デーモン・ハンド》の他に《ZERO ハンド》なども採用するリストが見られた。

・環境を見た新たなメタデッキとして【リースヴァイカー】(赤白緑メタビート)が参戦。特に《Q.Q.QX》が【青白ギャラクシールド】などに強く、《ヘブンズ・フォース》からの登場で《爆熱天守 バトライ閣》を牽制出来るところもプラス。また《音奏 プーンギ》+《奇石 ミクセル》による序盤の過ごし方は健在で、超強力な《生命と大地と轟破の決断》を生かした《BUNBUN・ヴァイカー》でのフィニッシュなど、各パーツは揃っている。

・一方でドラグナーの《デッドマン=ザ・オリジン》に圧殺されるケースもしばしばある。古来よりメタビート自体がデッキを知られてくると勝ちにくくなるという側面もあり、今後の環境の展開に注目。

・《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》を使った【オカルトアンダケイン】が徐々に台頭中。《不敵怪人アンダケイン》が《零龍》と相性がよく、チェインコンボで山を掘り進めながら零龍卍誕を狙うデッキとなっている。フィニッシュは《腐敗勇騎ドルマークス》を使ってランデスしたり、《奇天烈 シャッフ》で呪文を止めながら殴ることになる。今後の活躍に注目。

・10/24に「四強集結→最強直結パック」が発売。微妙なカードたちが環境ににリリースされた。ただそれほど強力なパックというわけでもないものの、来年以降の2ブロックを考えると《アストラル・リーフ》などは強力か。また《戯具 ヴォエテ》などの小粒なカードも存在している。

・10月最終週を迎えて、環境トップは依然ドラグナー。【青黒カリヤドネ】などの強力なカードがその後を追う。ただ【オカルトアンダケイン】などの新デッキも徐々に台頭しており、環境は意外と多様化していると言える。



Tier1

Tier1:環境の基準となるデッキ。総じて強力で、飛び抜けた主張点を持っている。

【デイガドラグナー】はクロニクルデッキの発売によって登場した新デッキ。《龍覇 ラブエース》や《爆龍覇 ヒビキ》といったクリーチャーを《ヘブンズ・フォース》から繰り出して早期に《爆熱天守 バトライ閣》や《終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド》を擁立し、盤面の展開を目指す。現状では《勇者の1号 ハムカツマン蒼》を使って、フィニッシャーとなるドラゴンを踏み倒す型が流行中。

・【ラッカドラグナー】は上記のデイガを元に改良された新デッキ。トリガーの増量や《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》の採用、GRゾーンの使用によってデイガよりも環境を見て勝ちやすい構築になったと言える。

【青白ギャラクシールド】は多数搭載可能なメタカードの存在と、高い防御力が売りのデッキ。《「絶対の楯騎士」》や《「雷光の聖騎士」》といったカードが強力で、小型クリーチャーには《凄惨なる牙 パラノーマル》が刺さる。使いこなす難易度は高めだが、安定した勝率を求める人にはオススメ。

【青黒カリヤドネ】は現環境で最高峰のループデッキ。墓地メタの他、直近では様々なメタカードの影響を受けてはいるが、それはこのデッキが強力だという証でもある。加えて【青白ギャラクシールド】などのデッキがメタ先をドラグナー系統に切り替えたため、ガードが相対的に下がった。

 


Tier2

Tier2:特定のTier1デッキに対して有利だったり、或いはTier3以降のデッキに総じて有利だがTier1に対して不利だったりするデッキ。

【赤白レッドゾーン】は《GOOOSOKU・ザボンバ》などを得て追い風に台頭。《ヘブンズ・フォース》からの上振れムーブや、対アグロに強い《轟く侵略 レッドゾーン》、呪文ループ系を封殺する《正義の煌き オーリリア》などのキーカードが強い。ただし《ヘブンズ・フォース》を使うならドラグナーの方が強力なため、選択する理由はやや薄い。《音奏 プーンギ》などのカードを上手く使うことが鍵となる。

【旅路バーンメア】は《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》と《バーンメア・ザ・シルバー》が手を組んだ極めて強力なジョーカーズデッキ。バーンメアの主たるジョーカーズが軒並み旅路と相性がよく、攻守共に優れた勝ちやすいデッキと言える。ただし安定性という主張は現環境ではあまり大きな意味を持たないので、環境的には向かい風。

・【マーシャルループ】は新カード《超次元ジェイシーエイ・ホール》がかなり強力。3ターンリュウセイも可能になり、極論殴っても勝てるデッキになった。《サイバー・I・チョイス》や《*/弐幻ニャミバウン/*》を使うことで、従来までのアタックステップを踏まずにループをするリストも開発されている。

・【青黒ゲンムエンペラー】はゲンムエンペラーによって新しく登場したデッキである。《∞龍 ゲンムエンペラー》を早期に着地させて、相手を封殺するのがコンセプトとなっている。

・【リースメタビート】は赤白派生のメタビートである。小型の白のメタカードをとりながら、《生命と大地と轟破の決断》を搭載したことで最大火力を上げることに成功した。このアーキタイプもまた《ヘブンズ・フォース》を採用したデッキとなっている。


Tier3

Tier3:ポテンシャルは高いが、環境上での立ち位置がよくないデッキ。或いは直近で台頭してきたデッキ。

【赤青覇道】や【赤単バルガ】といったデッキは新殿堂の影響は受けずにライバルが弱体化したため、相対的にデッキパワーは上がった。

・【青魔導具】は以前からデッキが強化されている訳ではないが、環境の速度低下によって勝てるデッキになってきたと言える。

・昨夏の覇者である【アナカラーデッドダムド】にも復活の兆し。得意不得意が別れるため、一時期ほどの強さは失ったものの新カード《轟く革命 レッドギラゾーン》の登場によってリニューアルオープン。ただし主要パーツのお値段は高め。直近ではドラグナーの台頭が向かい風。