こんにちは、神結です。
クリエイターズレターが先日公開されました。ファンイベについては書きたいことがあるので、近日中に公開しようと思います。
今回は殿堂予想選手権の第5回、《CRYMAX ジャオウガ》になります。
それでは、どうぞ。
本日の殿堂候補カード
《CRYMAX ジャオウガ》
- 鬼S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊してもよい。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
- T・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身のシールドゾーンにあるカードを3枚ずつ選び、残りを墓地に置く。
- このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、その後、相手の手札を2枚見ないで選び、捨てさせる。
オリジナル :SSS
アドバンス :B+
カードの汎用性:S
殿堂予想 :D
なんかテキストの量が多いし、無駄なことが一切ない。もう芸術の域。
というわけで今回は《CRYMAX ジャオウガ》の紹介となります。
Twitterとかで見ていると、結構皆さん殿堂候補に挙げていますよね。それくらいには強いし、現代デュエマを代表するカードなのは間違いないです。
実際夏の超CSで《CRYMAX ジャオウガ》入りのアナハンが結果を残して以降、オリジナル環境で見ない日はないと言っていいでしょう。そのアナハンも《CRYMAX ジャオウガ》に寄せたミッドレンジ~ビッグマナ寄りのアナカラージャオウガ、みたいデッキも分家として登場しています。
一旦、能力の説明をしていきましょう。
まず一番はS-MAX進化クリーチャーという点です。自分のS-MAX進化は1体までしかバトルゾーンにはいられませんが、その分進化元を必要としないので、実質的にスピードアタッカーとして運用が出来ます。
そして場に出ると互いのシールドを3枚になるように墓地に置く、という能力が発動します。コイツ自身が先述したとおり実質スピードアタッカーで、そしてTブレイカーです。要するにコイツの他に何かクリーチャーがいれば、それだけでリーサルです。別にクライマックスではなくとも、出せば強制的にクライマックスに持ち込みます。
このリーサルに対して、仮にブロッカーとかシノビのような防御手段を抱えていても、攻撃時にクリーチャー破壊+ランダム2ハンデスが付いてきます。この効果があるお陰で、単純にこのカードでコントロールをしにいく、というプランも取れますね。
加えてフィニッシュに行くとき、およびコントロールするときに大事な能力として、「自分が負ける時」「このクリーチャーが場を離れる時」に、自分のバトルゾーンのカードを3枚破壊することで、耐えることが出来ます。これも《CRYMAX ジャオウガ》を運用するときの大事な能力で、例えば横のアタック済のクリーチャーだけでなく、《ツクっちょ <メイ様.Star>》の進化元となっているカードとか《卍 新世壊 卍》の下に入っているカードとかで耐性を獲得出来るんです。
というわけで、能力解説をしているだけでも強いとは感じてくれると思いますが、それが闇単色の7マナと、広い汎用性を持っているところもポイントです。マナを思いっきり伸ばすわけではないデッキでも「ギリギリ運用出来るかな」っていう絶妙なラインなんですよね。そして入れればちゃんと活躍するシーンはあるんですよ。
ただそれじゃあ殿堂にしようか、というとまた話は別だと思っています。。登場からずっと殿堂候補と言われ続けてきた《龍素記号Sr スペルサイクリカ》さんもなんか逃げ切ったという実績があります。
というわけで、個人的な殿堂予想は20%くらいで「あったら驚く」カードにカテゴライズしています。
個人的に《CRYMAX ジャオウガ》が殿堂しないと思っている理由を書いていきましょう。
まず、発売から間もないこと。発売して1年しないうちに殿堂(プレ殿)したカードとしては《BAKUOOON・ミッツァイル》や《ヨミジ 丁-二式》+《マリゴルドⅢ》といったカードがありますが、あれほどまで環境を支配しているとは言い難いでしょう。
またカードとしての性質も彼らはとは違います。《BAKUOOON・ミッツァイル》はメインエンジンでフィニッシャーで半ループパーツ、後者2枚もそんな感じではありましたが、《CRYMAX ジャオウガ》にそこまでの役割はありません。
個人的にこのカードは五分を有利にしたり、有利を勝ちにするカード(勝率60%を90%くらいまで引き上げるカード)だとは思っていますし、その上で不利状況でもワンチャン作るカードだと思っていますが、歴代の「出した瞬間勝ち」という殿堂カード様たちと比べるとそこは明確に違いがあると思っています。G・ストライク等も増えた現環境で《CRYMAX ジャオウガ》+1体のアタックが通るシーンは、そこまで多くはありません。
あと個人的に推しているのは、「程よいタイミングでゲームを終わらせてくれるカード」であるという点です。従来のハンデスって「まぁここから捲れないよなぁ」って試合になってもそこから勝ちまでが異様に長いデッキでした。ハンデス側はワンチャンの芽を摘みながらプレイするのは仕方ないんですが、付き合ってる側はただただ長いだけです。勝てないことに気付いている試合が終わらないことほど、退屈な試合はありません。
でも《CRYMAX ジャオウガ》は「程よいタイミングでゲームを終わらせてくれるカード」なので、大凡無理だなぁって状況になったときにちゃんと《CRYMAX ジャオウガ》が飛んで来て負けることが出来ます。これ、逆だと殿堂した方がいいかなと思っているんですけど、まぁゲームをちゃんと終わらせてくれる分にはいいんじゃないですかね。
あと別にアナカラーハンデス系統が強いのって、「リソースやフィニッシュが限定される状況でのメタクリ+ハンデスというギミックが強い」という、オリジナルのゲームルールに強いからであって、《CRYMAX ジャオウガ》があるからというのは、一要素でしかないんですよ。仮にアナハンを看過出来ないデッキと認識するなら、殿堂させるところは《CRYMAX ジャオウガ》ではないと思っています。
そんなわけで強いことは間違いないですが、今回はスルーではないでしょうか。将来的な部分に関しては不明ですが、いまのところは掛ける必要はないカードかな、と思っています。
というわけで、今回はここまで。
次回は《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ /「未来から来る、だからミラクル」》です。
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