どうも、yk800ことレッドです。
チームボンバー×チーム銀河のドッキングパック、再録SR枠のもう1枚として《赤攻銀 マルハヴァン》が公開されていましたね。
う〜〜〜〜〜〜〜〜ん、どうなんでしょうね! チーム銀河との噛み合いは正直かなり薄いです。チームボンバーの中でも小型横並べにフィーチャーしたデッキ用のカード、という認識で考える必要がありそうですが、かといって一度は攻撃しないと横展開ができない<マジボンバー>デッキのテンポ感とこのカードの相性がいいかと言われると……どうなんでしょうね。試してみないとわからないです。
どちらかといえば2ブロック用の再録かな? という印象。《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》や《音奏 アサラト》、《高めあう領域》などの軽量GRを駆使して横展開からビートダウンしていくデッキは構築できそうです。
また、詳細が発表されていない《ダイナボルト》の能力によっては、<マジボンバー>6以上で踏み倒しつつ、小型全員にセイバーを付与して《ダイナボルト》を守る役、という仕事も見つけられるかもしれません。
現状ではちょっと微妙な再録に見えるというのが本音のところですが、周囲に不明な情報が多いので予断を下すのは早いかな〜……という感じ。相性の良いカードが多数収録されるといいですね。
さて、今日の主役は《QQQKYOKU・マウンテス》。ずっとデッキを組みたかったのに満足行くクオリティにならず放置していたこのカード。今日は改めてこのカードの可能性を探っていきたいと思います。
まず話すべきは、なぜ満足行くクオリティに仕上げられなかったか? それは、速度と再現性を最低限のレベルを保ったまま両立させる手段が思いつかなかったからです。
「同じ役割のカードが2種8枚あればコンセプトになる」と言う格言があるように、基本的に1種4枚しかないカードに強く依存したデッキはなかなか成立しません。簡単な話で、デッキに4枚しかないカードを毎ゲームのように引くことは難しいからです。
特殊性の高い切り札であれば、それでも1種4枚を使うしかないことはあるでしょう。しかし、初動や補助パーツまで4枚しかない、という事態は極力避けたいのが本音です。
例えば、《QQQKYOKU・マウンテス》を使ったデッキの場合。このカードを4ターン目までに活躍させるデッキを組む場合、必要になるのは以下のパーツです。
A.2ターン目(2マナ域)のマナスキップ:8枚
B.3ターン目(4マナ域)の置きSA:8枚
C.4ターン目(5マナ域)の踏み倒し手段:8枚
D.コスト9以下の、即時ゲームに影響する踏み倒し先:残り全部
まず軸として考えるのはC.から。最も密接にデッキコンセプトと関わるため、ここが構築の起点となります。と言っても、ここを2種8枚採用しようとすると、実質的に選択肢はありません。《“必駆”蛮触礼亞》と《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》です。
Bも数こそ少ないですがいくつかの選択肢があります。最も目立つのは《チキチキ・JET・サーキット》。次いで《スニーク戦車オーリー/トゲ玉キャノンボール》。《JET・サーキット》はD2フィールドなので除去されづらく、《オーリー》は2ターン目に置いて3ターン目に《触礼亞》スタートのドブンが存在するのが魅力的です。
A.はまあ2コスブーストですし適当に自然でも入れて……と、構築を進めると、気付きます。
「このデッキで自然を初動にしようとすると、D.の選択肢ってほぼ自然オンリーになるのでは🤔」
B.とC.のカードチョイスには自然が一枚も含まれていませんが、この時点で《マウンテス》自身と合わせてすでに28枚のカード枠を使っています。初動に数えられる文明を最低限の16枚ほどに絞ったとしても、あと8枚は自然である必要があるわけです。
というわけで自然のコスト9以下のクリーチャーを調べてみたのですが、盤面に即時影響を及ぼせるカードがあまりありません。
火との多色カードである《ヴィルヘルム》は優秀ですが、自然の大型=ロック能力! というイメージに反して、コスト9以下のカードはやや地味目な印象です。
《ドンジャングルS7》+《スペル・デル・フィン》みたいな組み合わせはどうかな? と考えてもみましたが、その場合《ドンジャングル》のまともな踏み倒し先が《デルフィン》ぐらいしかなく、要求値の高いコンボにさらに要求値上乗せ、みたいな感じになったのでお蔵入り。
そのままなんのアイデアも出ず、放置してしばらくたった昨日。お布団の中で突然閃きが舞い降りました。
「《オーリー》って2コスだし、3コスの置きSA付与があれば2ターン目の初動って呪文軽減でいけるんじゃね?」
ありました。
「よし、あとは2コスの呪文軽減探すだけや! ……《ラブ・エルフィン》以外におったっけ……」
いました。しかもご丁寧に光と水で文明もバッチリ。というわけでそのままの勢いで完成したのがこのデッキ!
(※《一極 マウチュ》が《QQQKYOKU・マウンテス》に差し代わります)
「即時ゲームに影響を与えるフィニッシャー」の部分として、《ジョルネード》と《ジョギラスタ》の水絡みダブルジョニーを選択。どちらも水文明を持っていてマナベース的に求めているものと合致する点、《その子供》が絡んでいる場合にGR召喚で打点を伸ばしてワンショットを狙える点がデッキにハマっています。
《マシンガン・トーク》がうっかりめくれると《QQQKYOKU・マウンテス》を起こして再攻撃させられるのがベリーナイス。《マウンテス》→《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》でT・ブレイクしながら《マシンガン・トーク》と動けると《オーリー》ルートでもワンショット成立です。
めちゃくちゃ運が絡むので現実的ではないですが、最速ルートだと3ターンキルも達成可能。
基本的に《マウンテス》をサーチすることが不可能なのがこの手のデッキの弱点ですが、申し訳程度の補完要素として《歓喜の歌》を採用できるのは悪くない点です。《スターゲイズ・ゲート》を探してくることもできるので、《マウンテス》を使うのであればほぼ必須になるであろう1枚。
今回は光の単色が過多になったので2枚しか取れていませんが、本当は4枚取りたいカードですね。
《マウリエル》は色合わせ兼おまけ程度の《スターゲイズ》踏み倒し先枠。
実は【バーンメア】みたいなデッキだと早出しできればまあまあ勝てる説があります。
《アカカゲ・レッドシャドウ》も自分のシールドがブレイクできなくなるので【デイヤー】が止まる……かと思いきや、普通に《シ蔑》で破壊されてしまうのでまあ厳しいです。残念。
というわけで、ぼ個人的に考えられる限りで考え抜いた《QQQKYOKU・マウンテス》デッキを紹介しました。すまねえ、俺にはこれが限界だ……。骨を拾ってくれた人がいましたら、僕のTwitterまでレシピをリプライしてください。思いつく限りの言葉を尽くして褒め称えます。
それでは、また明日!
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