【デュエマ】DMGP2022 Day1のお話 ~アドバンス編~【GP振り返り】

こんにちは、神結です。

W杯楽し~~~~



というわけで、今回はGPヒストリーデュエマです。

DMGP2022の基本情報

開催日:
2022年10月1日、2日

会場:
国際展示場(東京ビックサイト)

参加者数:
day1,2ともに3700人規模

プロモ
TOP8:
《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》(アドバンス)
《SSS級天災 デッドダムド》(オリジナル)
TOP128:
《天災 デドダム》(アドバンス)
《ドンドン火噴くナウ》(オリジナル)
参加賞:
《フェアリー・Re:ライフ》(アド・オリ共通)

備考:
めっちゃ久々のGP開催

というわけで2019年以来のGP開催となりました。

会場を歩いていると懐かしい顔ぶれが幾つもあって、「うわっ、久しぶりじゃん!」を軽く10回は言った気がします。またコロナ下にTwitterで知り合った方々とお話出来る機会もあってよかったですね。

 

さて、会場は人によってはお馴染みの国際展示場(東京ビッグサイト)でした。しかし、まさかの東7・8ホールという孤島です。あそこは僕も1回しか行ったことない。

参加人数は両日それぞれ3700名ほどと、過去最大規模でした。幕張メッセを使った8thが2500名で、募集時点で「そんなに集まるんか?」とは思いましたが……。いや、デュエル・マスターズは凄いのかもしれない。しかもアドバンスまで売り切れるとは、正直思っていませんでした……。

ちなみに上位プロモについては長らく沈黙が保たれていましたが(バナーや参加賞の内容的にTOP8の覇道とダムドは確定と思われていましたが)、TOP128は結構ギリギリのタイミングでアドバンスが《天災 デドダム》、オリジナルが《ドンドン火噴くナウ》と発表されました。良対応だったと思います。正直《怒流牙 サイゾウミスト》貰ってもね……。

また今回はプレイヤー解説も増えて、フェアリーさん・ギラサキさんにマッチーさんの3人が呼ばれています。特にマッチーさんは、実況者としての心持ちや技術的な部分も含めてたぶんデュエマ実況で一番上手いと(個人的に)思っているので、嬉しかったです。今後も出番あるといいな。

なお今回も私はカバレージライターとして参加させていただきました。

day1、day2でインタビューやダイジェストカバレージや決勝のカバレージと色々書きました。特にデッキビルダーインタビューはかなり評判良くて嬉しかったです。が、死ぬほど疲れました。

なんならday4くらいまでぶっ続けで書いてて、翌日以降死んだように倒れてました。歳を取るのは辛いもんです。

 

事前メタゲーム予想(アドバンス)

アドバンスはCS開催自体が少なかったため、環境認識は参加者によってやや差があったかと思います。

関東のアドバンスCSに通い詰めてる層や、毎夜vault大会に参加している層などは「【ガイアッシュ覇道】が頭一つ抜けている」という認識を持っていたと思います。

《メンデルスゾーン》+《ボルシャック・栄光・ルピア》のドラゴン軸が誇る盤石のマナ基盤に禁断+《インフェル星樹》の強力なリソース源、一定数のトリガーと《流星のガイアッシュ・カイザー》の蓋性能、カツキング+革命チェンジの制圧力に最強のお城《邪帝遺跡 ボアロパゴス》、《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》という安定したフィニッシャーとあまりに万能過ぎる《最終龍覇 ロージア》と、全てのデッキパーツが強いんですよ。

【JO退化】のようなインチキ理不尽デッキがいなくなり、《最終龍覇 グレンモルト》系統のデッキがバトライを失ったのもあって、総合的なデッキパワーで最強のデッキとなりました。

 

これに対抗出来るデッキはというと、何処かに一芸特化したデッキということになるでしょうか。

【赤緑アポロ】は環境最速という主張点があり、環境に地位を築いています。

タマシードを進化の起点した3キルをされるので妨害されにくく、《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》が場に出てしまえばだいたい勝てます。対ガイアッシュも速度のお陰でまあまあ貫通することあり、そこまで分が悪いわけではないです。一度受けられると《流星のガイアッシュ・カイザー》が降ってきて蓋されるんですけどね。

アドバンスの人気を考えると、オリジナルからほぼほぼそのまま持ち込めるこのデッキは数が多そうと見込めますね。

 

また単体スペックではアドバンス最強のカードである《最終龍覇 グレンモルト》は、最終的に【5c禁断モルト】という形でGPに挑むことになりました。

《爆熱天守 バトライ閣》を没収されて以降の《最終龍覇 グレンモルト》はドラゴン軸ではなく、5cコントロール系統のフィニッシャーとして《終焉の禁断 ドルマゲドンX》などと組みながら運用されていました。

しかし《天災 デドダム》+《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》基盤の不安定さや、ガイアッシュ覇道の《インフェル星樹》のリソース量に追い付けないという課題がどうしても解決しませんでした。《爆熱天守 バトライ閣》があるとね、なんかデッキの全てのカードをリソースとして運用出来るからね、なんとでもなるんですけどね。

結果自身も「禁断+《インフェル星樹》」を持つことによってガイアッシュ覇道に対抗するという【5c禁断モルト】という形になったわけです。

ガイアッシュ覇道との差別化としては、《最終龍覇 グレンモルト》が持ってくる《爆銀王剣 バトガイ刃斗》によるワンショット性能。盤面0から相手を倒せないガイアッシュ覇道に比べたとき、《爆銀王剣 バトガイ刃斗》でソロで相手を倒しうる《最終龍覇 グレンモルト》は、さすがにアドバンスの最強カードというだけあります。

 

その他でいうと【赤黒ドルマゲドン】は組みやすく「比較的強いデッキ」と認識されていたため、数はいるだろうと目されていました。【アナカラーダークネス】も不利を免れない対面はいるものの総じてバランスの高いデッキではあるため、GP環境ではそこそこいるだろうとい感じですが、当日は果たして……。

 

当日の結果

優勝:アイタ(ガイアッシュ覇道)
準優勝:たこわっしー(ガイアッシュ覇道)

ベスト4:
ゆう(アナカラーグラスパーループ)
がらがらどん(赤青アポロヌス)

ベスト8:
やまし(赤緑旅路G3)※通称蛮族
DAIDORA(5cコントロール)
ぬえろらいと(5c60枚コントロール)
◆ドラ焼き(青黒零龍ゼーロ)

優勝、準優勝を【ガイアッシュ覇道】が獲得。前評判通りの活躍を見せました。

以降は”蛮族”でお馴染み旅路G3や「赤青」のアポロ、5cなど多様なデッキが並びました。

ちなみにTOP128だとこんな感じ。

ガイアッシュ覇道 43
アポロヌス 13
赤黒ドルマゲドン 13
5cコントロール 13
旅路G3 7
青黒ゼーロ 5
アナカラーグラスパー 5
ネバーループ 3
リースヴァリヴァリウスRX 3
モルトNEXT 2
緑単オービーメイカー 2
アナカラーハンデス 2
ケンジキングダム 2
その他(使用者1名) 15

 

ガイアッシュ覇道

ワンツーフィニッシュ、そしてTOP128の分布を考えると、さすがにガイアッシュ覇道が頭一つ抜けていましたね。

GPの雑多な環境で何処まで耐えられるかと思われましたが、どうやら心配なかったようです。

またGP9thなどの時とは違って、アドバンスのカードパワーに対抗出来る新弾が直前にリリースされたわけでもなく、メタの標的となったわけでなかったのも大きかったでしょう。

ちなみにこのデッキは1~2枠ほどアレンジ出来る枠があり《我我我ガイアール・ブランド》や《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》、《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー / お清めシャラップ》の増量、個性的なので言えば《MEGATOON・ドッカンデイヤー》などが採用されています。

我我我はワンショットの性能を大きく向上させていて《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》いらずのフィニッシュを狙えますし、VANは順当に同型に強いです。ステゴロも同型の《流星のガイアッシュ・カイザー》を倒せるいいカードで、またお清めは【青黒ゼーロ】だったり初動の嵩ましになったりと、何かと汎用性が高め。デイヤーはドラゴン以外の打点生成で、《オコ・ラッタ》で相手のVANを飛ばしたり、《クリスマⅢ》でマナの革命チェンジを回収したりと何かと好都合なカードでした。

GP後も引き続き、環境トップの座を堅持しています。

その他

環境トップのガイアッシュ覇道が順調にトップだったこともあり、他のデッキはそこまで台頭していません。【赤緑アポロ】や【赤黒ドルマゲドン】もまぁ、予選抜け自体は妥当な数かと。

そんな中で、GP後の含めた活躍を見せているデッキでいうと、まずは【アナカラーグラスパーループ】が挙がるでしょうか。

コンセプトは5ターン目の《蒼狼の王妃 イザナミテラス》からのループです。ガイアッシュ覇道は4で《インフェル星樹》を投げてから5ターン目に準備を整えて6ターン目のフィニッシュを、ということが多いので、そこにはちゃんと勝てるんですよね。

またG・ストライクの本数や《バイケンの海幻》、トリガーの嵩ましなどで殴るデッキに対しても一応の耐性があります。あと超CSでもそうだったんですが、ループというフィニッシュが大型大会と相性いいんですよね。

実際GPではベスト4、その後のCSでも好成績を残しています。

 

また面白いデッキで言えば、【青黒ゼーロ】や【緑単オービーメイカー】なんかも挙げられるでしょう。

【青黒ゼーロ】は零龍を軸としたオールイン系のデッキで、《知識の破壊者デストルツィオーネ》で全ハンを決めてから《零龍》の卍誕、そして過剰打点を生成して殴り倒します。

特に《戦略のD・H アツト》+《暗黒鎧 ザロスト》から入ると3ターン《知識の破壊者デストルツィオーネ》も全然出来ます。一度《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》などに走られると敗勢にはなってしまいますが、結局は速度が全てを解決してくれます。GP直前の環境では《お清めシャラップ》などが環境で少し減っていることもプラスでしたね。

オービーメイカーはもっとわかりやすいオールインデッキで、この構築は本当に全力で3ターン《十番龍 オービーメイカー Par100》を狙います。さすがに《種族選別》は入れろよとは思ったんですが、まぁ制作者のばんぱくがそういうところをサボるタイプなんで……。

構築的に言えば、《零龍》は発見ですね。先攻で4体+《十番龍 オービーメイカー Par100》を作ったときにちょうど5体目が立つんですよ。

《虹速 ザ・ヴェルデ》を始めとしてそれなりに弱点はあるデッキですが、押し付けが強く使用の難易度も低いため、GP後の大会でもしっかり戦果を挙げていますね。

 

もう一つデッキを挙げておきましょう。

【旅路G3】……通称”蛮族”と呼ばれるデッキですね。

《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》+≪めっちゃ!デンヂャラスG3≫のギミックでG・ブレイカーを決めて、《プリプリズン》や《爆殺!! 覇悪怒楽苦》、《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》などのトリガーを爆発させていきます。旅路のハーフロックの他に、相手の呪文トリガーを処理してから自分のブレイクが出来る都合上、結構相手の除去などを避けながらの過剰打点を作れるんですよね。

最終的になんか凄まじい打点が揃って、そのまま蹂躙します。こちらはお馴染みMGRさんが配信台で活躍した他、最終的にやまし選手がベスト8に残りました。

 

まとめ

というわけでDMGP2022のアドバンスの振り返りでした。

初日はまだ私も元気だったんですが、なんか会場を後にして布団に入った8時間後に仕事してたんですよね……不思議な話ですね……。モンエナとカバレージは友達だからな。

というわけで、次回はオリジナルになります。お楽しみに。

(day2へ続く)

 


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