こんにちは、神結です。
年末なので、今年新規に発売されたカードを振り返っていきます。
今回はせっかくなので、「デュエマ新人王2023」と題して、私の独断で順位付けさせていただきました。
それではどうぞ。
目次
独断で選ぶデュエマ新人王2023
対象は、2023年内に発売されたカード。闇のキリフダから竜皇神爆輝ですね。
特に個人成績を出すことは出来ないので、「ゲーム内での使用率」「使用されるデッキの強さ」「持ち込んだ概念の斬新さ」あたりを重視して評価しています。
というわけで、以下第10位から6位まで。
第10位 《同期の妖精 // ド浮きの動悸》
- 相手が自分のクリーチャーを選ぶ時、可能ならこのクリーチャーを選ぶ。
- メガ・ラスト・バースト(このクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)
- S・トリガー
- 相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
- カードを1枚引く。
主な採用デッキ:アナカラージャオウガ、赤青マジックなど
まーーーーーー強かったね、コイツ。
僅か2コストで盤面のカードを実質的にアンタッチャブルにする効果で、特にG・ストライクにものすごい強かったのが印象的です。
現環境がG・ストライクで受けを増していることも多く(黒緑アビスや赤青マジックなど)、同期には時に怒り、時に感謝を覚える日々でした。もちろん《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》や《炎龍覇 グレンアイラ》といったトリガーだけでなく手打ちでも強い除去からメタカードやアタッカーたちも守ってくれました。
そして下についている呪文側も、かなり相性が良かったです。それこそカツキングに「除去って走る」みたいな事を許しませんし、盤面を強引に突破みたな解決が出来ないんですよね。同期バウンスしたら自分のガイアッシュが飛んでった、とか割に合わなすぎる。撃たない選択も出来るし、もちろん4コスト払って《キャディ・ビートル》飛ばしますとかも普通にあります。
2コストということもあって手出し・踏み倒しの手段に事欠かさなかったのもポイントでした。
第9位 《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》
- EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
ブロッカー- W・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、コスト6以下のエレメントを1つ、自分の超次元ゾーンから出してもよい。そうしたら、自分の山札の上から5枚を裏向きのままこのクリーチャーの「EXライフ」シールドの下に置いてもよい。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
- 自分のマナゾーンにあるカードを、すべての文明のカードとして扱う。
主な採用デッキ:白緑天門(アドバンス)、青白天門(アドバンス)
アドバンスのカードなのは間違いないのですが、その上で環境の分布を変えてしまう位には強いカードでした。【ガイアッシュ覇道】の栄光を終わらせたのは、【4cドラグナー】よりもコイツが元凶です。
普通に楯を厚くするだけでも凄いんですけど、最近はもう5枚楯なんか作らずに5コスで使えるドラグナーみたいな感じで使われるケースも多いですね。
《邪帝斧 ボアロアックス》、《邪帝斧 デッドアックス》、《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》、《真聖教会 エンドレス・ヘブン》、《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》に《爆炎大剣 ガイサーガ》……。お好きなものをどうぞ。
まーほぼアドバンス専用カードなのが、順位が伸びきらなかった原因ですかね……。
第8位 《芸魔王将 カクメイジン》
- 革命チェンジ:コスト5以上のマジック
- W・ブレイカー
- 自分のマジックすべてに「スピードアタッカー」を与える。
- このクリーチャーの各ブレイクの前に、自分のマナゾーンの枚数以下のコストを持つ呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札または墓地から唱えてもよい。その呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札の下に置く。
主な採用デッキ:赤青マジック
赤青マジックのエースで、《芸魔隠狐 カラクリバーシ》や《瞬閃と疾駆と双撃の決断》と合わせた3キルや、ゲームを引っ張って《「本日のラッキーナンバー!」》や《ファイナル・ストップ》を撃ってゲームを決めるなど、新しい時代のアグロの形を示してくれました。
マジックはカクメイジンまで到達すればだいたい勝ちます。如何にカクメイジンまでのプランニングを作るかか、というのがデッキのテーマでもあり、対戦時にもっとも考えることになるはずです。
革命チェンジも、成長パターンの他にも4ターン目に《Napo獅子-Vi無粋》から繋がるのもポイント。
加えて赤青マジックがオリ・アド共に強力だったことから、総合的な評価も高めでこの位置になりました。
第7位 《ブレイン・スラッシュ》
- S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
- 次のうちいずれか1つを選ぶ。自分のクリーチャーまたはタマシードの中に水と闇があれば、かわりに両方選んでもよい。
カードを3枚引き、その後、1枚捨てる。
コスト8以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。
主な採用デッキ:5cネバー、ブレスラチェインなど
条件付きとはいえ、遂に自己完結出来る蘇生札が登場してしまいました。
しかもかなり大胆な自己完結で、なんとドロソ付き。ドローしてから捨てられる。それ、本当にいいのか?
そして条件もそれなりに緩くて、青黒を盤面に用意すればOK。例えば、《天災 デドダム》が1体いれば条件達成です。
そんなわけで【5cネバー】等に採用され、八面六臂の大活躍を見せました。また今期の中盤以降では【ブレスラチェイン】のキーパーツとして、それ以外にも数々の受けデッキ・コンボデッキのキーパーツとして活躍しています。
ループや魔導具が蔓延る中でここまでのインパクトを残しているのは、このカードの活躍を物語っていると言えるでしょう。
第6位 《アーテル・ゴルギーニ》
- ブロッカー
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、次の中から2つ選ぶ。(同じものを2回選んでもよい。)
相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。
自分の山札の上から4枚を墓地に置く。
コスト4以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。- このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の他のクリーチャーを1体破壊してもよい。
主な採用デッキ:アナカラージャオウガ、青黒魔導具など
書いてあるテキストが全部強いと、もう何を讃えればいいかもわからなくなります。
《アーテル・ゴルギーニ》はその典型例で、テキストが無駄なく強いです。コイツのブロッカーとWブレイカーに何度苦しめられたことか。
ガイアッシュは溶かされるし、《「無月」の頂 $スザーク$》のタネは稼がれるし、さっき使ってたナンバーからボンキゴ蘇生されるし、せっかく処理した同期は蘇生されるし、クラジャと2体でジャスキルに見せかけたケア範囲の広いリーサル押し付けてくるし、お前は本当になんだったんだ。
ちなみにアドバンスだとコイツが《蒼き覚醒 ドギラゴンX》にチェンジ出来るお陰で、G・ストライク以外の受けなしです。ちなみにG・ストは同期に吸われます。強いもの同士が徒党を組むな、孤高に生きろ。
というわけで、6位まではざっとこんな感じです。
オマケ
ちなみに11位以下は、順番にこんな感じ
11位 《堕∞魔 ヴォゲンム》
12位 《邪幽 ジャガイスト》
13位 《DARK MATERIAL COMPLEX》
14位 《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》
15位 《支配の精霊ペルフェクト // ギャラクシー・チャージャー》
16位 《五番龍 レイクポーチャー ParZero》
ちょっと候補になりそうなカードはもう少しあったかもだけど、正直ここくらいまではほぼ変わらん気がするな。\
個人賞的なのを挙げるとしたら、今年出たカードで一番好きなのは《五番龍 レイクポーチャー ParZero》かな。
- ブロッカー
- ジャストダイバー
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から6枚を見る。その中の2枚を手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。その後、自分の手札を1枚、相手に見せてもよい。そうしたら、その見せたカードと同じコストの相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
こういうカードプレイしている時に生きがいを感じますね。
カツキングはすぐガツガツ行くウェイ系な印象があるんですが、レイクポーチャーはゆったりと構えてくれて私のペースに付き合ってくれるし、私を守ってもくれるし、よく見ると顔も可愛いし、パワー8000と尻もデカいとかいう、食事のマナーが最悪そうなこと以外は特に言うことないんですよ。ただとりあえず、一緒に外食には行きたくないかな……。
あとは勿論《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》ですね。
- 自分のマナゾーンに光または火のカードが合計5枚以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
- EXライフ
- スピードアタッカー
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。次の相手のターン、相手はクリーチャーを1体しか出せない。
今年一番楽しい動きは9マナからレイクポーチャー→ゾージアしてる時だったかな……。
アドバンスだけだったら余裕の十傑なんですけど、オリジナルの民的にはどうっすかね。【7軸ガチロボ】とか、最近は【赤白カウンター】みたいなのも流行ってるようですが、全体的にオリで強い傾向のデッキでは上手く使い切れなかったような印象がありますね。オリジナルのドラゴンデッキが、どうしても弱点のあるデッキですからね……。
ちなみに《DARK MATERIAL COMPLEX》は今後の期待値と反省も込めたこの順位で。
- ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
- このクリーチャーはタップして出る。
- 他のクリーチャーが離れた時、または自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を表向きにして、このクリーチャーの下に置いてもよい。
- このクリーチャーの下のカードが7枚以下なら、このクリーチャーは離れず、アンタップしない。
- このクリーチャーの下に8枚目のカードが置かれた時、このクリーチャーをアンタップする。
- このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そのカードがクリーチャーなら、自分の墓地から出す。
ちなみにせっかくなので、それっぽいソートを作ってみました。みんなで遊んでみて欲しいです。候補から抜けてるのもありそうですが、それっぽいのを20枚くらいチョイスしてみました。
https://sreate.com/detail/25008
結果は #デュエマ新人王2023 とかでツイートしてくれると嬉しいっすね。
それでは、また。
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