流石に今回のMVPカード
こんにちは、神結です。
ちなみに書こうと思ったキッカケはFTGの勝ちという側面もありますが、それ以上に「前月の振り返り書く時に、デュエチューブの配信ひっくり返すの面倒くさいな」となったからですね。
自分で書いたものを追う方が圧倒的に楽。
目次
第1試合 FTG vs. 魔王軍
Game1 るるる vs. ◆ドラ焼き
FTGの登板はエースのるるる。対して魔王軍も◆ドラ焼きという好カード。
るるるの使用デッキはマジック。先攻2ターン目に《AQvibrato》と順調な滑り出し、そのまま3ターン目に《氷柱と炎弧の決断》を唱えて4ドロー。道中《氷柱と炎弧の決断》を手札から切る余裕もあるのか、手札は恐ろしく強そう。
◆ドラ焼きは1ターン目に《霊淵 アガルーム=プルーフ》、1ターン挟んで3ターン目《カリッキ=リッキ》を召喚して墓地を作る。デッキの全貌はこの時点では不明だが、マナに見えているカードの感じだと墓地を作って展開していくデッキではあるのだろう。
4ターン目、るるるは≪Napo獅子-Vi無粋≫を召喚して、《芸魔王将 カクメイジン》と≪調律師ピーカプ≫を切りながら3ドロー。予約済の《芸魔王将 カクメイジン》へとチェンジし、メガ・ラスト・バーストで《霊淵 アガルーム=プルーフ》も処理と万全の状況に。
そのまま《氷柱と炎弧の決断》から≪同期の妖精≫や《アシスター・Mogi林檎》と展開していき、殴り切り。
エースるるるが、幸先よくFTGに1勝目を持ち帰った。
Game2 フェアリー vs. りっきー
ここまで絶不調な上に前節は体調も重なったという、あまりにも踏んだり蹴ったりなフェアリー。魔王軍りっきー相手に、今度こそ周囲を黙らせる活躍を見せられるか。
そんなフェアリーの使用デッキは、なんと【闇自然アビス】。《邪幽 ジャガイスト》が殿堂……というよりも、そもそも2ブロックは《邪幽 ジャガイスト》が使用不可。完全に意識外のデッキ選択と言えた。
ただゲームは序盤からりっきーペース。《霊淵 アガルーム=プルーフ》、《シックル=シーク》、《カリッキ=リッキ》と展開していき、墓地が順調に溜まっていく。◆ドラ焼きが見せられなかった動きを披露していく。フェアリーは一度《ア:エヌ:マクア》で墓地を洗うが、りっきーは《邪魂の王道 ジャシン帝》も着地し、墓地の枚数を一瞬で回復していく。
フェアリーが手札リソースがギリギリなのに対して、りっきーは墓地から無限に展開できるため、リソース差が開いていく。
気付けばりっきーの盤面は8体。フェアリーの場には《深淵の瘴炉 インシネ=ロウ》のみで手札も2枚。
このまま万事休すかと思われたが、伝説はここから始まる。
まずは《邪闘 シス》を召喚。これで盤面を1枚溶かすと、《深淵の瘴炉 インシネ=ロウ》が攻撃宣言。なんと革命チェンジで《アビスベル=覇=ロード》が着地。これによって《邪闘 シス》がマッハファイターが付与され、動き出すこととなる。
《邪闘 シス》はアビスWメクレイド5。これで《深淵の瘴炉 インシネ=ロウ》と《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》が登場。更にそのままマッハファイターで彼らが動き出し、盤面8体が完全に一掃。ターン終了時に《アビスベル=覇=ロード》の効果で《ア:エヌ:マクア》が出てきて墓地を洗うと勝負あり。
思わず苦笑いを浮かべるりっきー。
デッキ選択・構築・プレイの全てで貫禄を見せた、フェアリー。
誰よりも復調を期待された男が、遂に勝利を果たした。
Game3 にわか vs. セキボン
にわかのデッキは【火自然ゼニス】。ご存じ、水晶武装を溜めて大型のクリーチャーを並べて制圧していくデッキである。
対してセキボンはマジックでも≪♪必殺で つわものどもが 夢の跡≫で追加ターンを取り続けるというビッグマ……ではなく【ターボマジック】と呼ばれるデッキである。
だがゲームはにわかが理想の展開を見せていく。先攻3ターン目で≪オキヨメ・水晶チャージャー≫。4ターン目に《シャングリラ・クリスタル》に《呪華のサトリ カナザー》とプレイ。水晶武装4を早々に達成。
セキボンも《シャングリラ・クリスタル》で追い掛けるが、流石にマナを伸ばした世界はゼニスの世界。
にわかは《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》を着地させると、そのまま《「使命」の頂天 グレイテスト・グレート》、そこから《偽りの名 スカラベオ》に《偽りの名 ワスプメリサ》までもが着地。
全体SAが付与されそのまま殴り切り、【火自然ゼニス】の強さを見せてにわかが勝利。
これでFTGが3連勝。2位浮上に弾みを付けた。
FTG 3-0 魔王軍
第2試合 FTG vs. SAGA
Game1 るるる vs. はるる
DTL名物るるるるる対決も、今回が3回目。
1戦目は第1節、はるるがお馴染み「ワンパン天門」でるるるのバイクを沈めるものの、2戦目となった前節では《甲獣軍隊 ベアフ・ガンガンオー》を走らせることなくるるるが完封。ライバル対決はここまで1-1。
そして今回は火水マジックのミラーだ。
先攻を取ったるるるは2ターンパスとなるが、3ターン目に≪ボン・キゴマイム≫を置く。はるるは2ターン目に《アシスター・Mogi林檎》、3ターン目に≪Napo獅子-Vi無粋≫とプレイしていくが、このターンは殴れない。
対して≪ボン・キゴマイム≫を置かれなかったるるるは動く。まずはこちらも≪Napo獅子-Vi無粋≫をプレイすると、《瞬閃と疾駆と双撃の決断》を切り飛ばす。そのまま革命チェンジで《芸魔王将 カクメイジン》へと繋ぐと、まずは≪♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い≫で《アシスター・Mogi林檎》を処理。
そして《芸魔王将 カクメイジン》のでまずは先に飛ばした《瞬閃と疾駆と双撃の決断》を唱えると、2枚目の選択はなんと≪ダウンフォース・サーキュラー≫。
これによって≪ボン・キゴマイム≫が退かなくなったるるる。更に《茶麗音愛 ソトハネ》が≪Napo獅子-Vi無粋≫の動きを止め、はるるの楯を無くすことに成功。一応《芸魔隠狐 カラクリバーシ》のGSで止まったが、≪ダウンフォース・サーキュラー≫があまりにも重すぎる。
勝ちを確信したるるるは満面のドヤ顔。
はるるは考え尽くすが、流石に回答は無く。るるるるる対決3戦目はるるるの勝利。
これでFTGは4連勝となった。
Game2 フェアリー vs. のすけ
乗りに乗りまくっているFTGと、なんとか止めたいSAGA。フェアリーの闇自然アビスをのすけの火水マジックが迎え撃つという、2024年を代表するデッキ同士の対決となった。
のすけは3ターン目に闇自然アビスにとっての蓋となる≪ボン・キゴマイム≫をプレイするが、フェアリーはブーストで順調に伸ばしながら≪「…開けるか?」≫と繋げ、これを処理。1ターンパスせざるを得なかったのすけに対して、更に《謀遠 テレスコ=テレス》が狙撃。
しかもこのハンデスが≪Napo獅子-Vi無粋≫を撃ち抜き、のすけは一気に苦しい展開となる。
結局返しも走れなかったのすけに、フェアリーは《深淵の瘴炉 インシネ=ロウ》で追撃を掛けると、そのまま手札を枯らして一気にコントロール。
丁寧に詰め切ったフェアリーがこの日2勝目、FTGは5連勝を決めた。
Game3 にわか vs. おんそく
2ブロの王おんそくに、にわかが挑戦する1戦。
注目のおんそくのデッキは【光水闇COMPLEX】。2ターン目に首尾よく《DARK MATERIAL COMPLEX》をプレイすると、その後はカードを入れるのを忘れないよう、常に《DARK MATERIAL COMPLEX》を手に持っているような状態だ。
対してにわかは先のぶん回りは何処へやら、4ターン目の《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》からスタート。しかしここに《理想と平和の決断》を当てられることで、水晶マナを生み出すことが出来ない。
順調に《DARK MATERIAL COMPLEX》のカウントを進めていくおんそく。ただただマナを置いていくにわか。
水晶マナを作るためにパーツを集めに掛かるが、そのために召喚したクリーチャーたちが《DARK MATERIAL COMPLEX》の餌食となっていく。
結局6ターン目まで水晶マナを作れなかったにわかと、そのターンに《DARK MATERIAL COMPLEX》を起動出来たおんそくで明暗がわかれ、そのままおんそくが勝利。
FTGは惜しくも6連勝とはならなかったものの、この日を5勝1敗で終了。最終節に向けて充実の節となった。
FTG 2-1 SAGA
第3試合 SAGA vs. 魔王軍
Game1 はるる vs. ◆ドラ焼き
魔王軍が0-3したことによって、SAGAの優勝マジック2。
先鋒を託されたはるるは《アシスター・Mogi林檎》からの≪Napo獅子-Vi無粋≫。
そこから革命チェンジで《芸魔龍王 アメイジン》へとチェンジし、まずはメガ・ラスト・バーストで◆ドラ焼きの盤面を一掃すると、続けて《アシスター・Mogi林檎》を《芸魔隠狐 カラクリバーシ》へとチェンジさせ、順調に攻めていく。
◆ドラ焼きは返しのターンに展開していくものの、《芸魔龍王 アメイジン》の効果で手札に返った≪♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い≫が苦しい。
更にはるるに《芸魔王将 カクメイジン》まで駆け付けたことで完全に沈黙。
このままSAGAが勝利し、優勝へとのマジックを1とした。
Game2 のすけ vs. りっきー
いよいよ後がない魔王軍だが、この試合のりっきーは順調に動く。
盤面を作り墓地を肥やし、3ターン目にはなんと《死神覇王 ブラックXENARCH》が着地。パワー9000のブロッカーの壁は大きく、マジックの突破を許さない。
その後は圧倒的な展開力を見せると、《死神覇王 ブラックXENARCH》がのすけの手札を枯らしていき、勝勢を築いていく。
最後は山札を削って≪♪必殺で つわものどもが 夢の跡≫で追加ターンを取って締め……るつもりがちょっとお茶目を披露。冷や汗をかいたものの、最後はりっきーが殴り切って無事勝利。
SAGAの優勝をなんとか阻止した。
Game3 おんそく vs. セキボン
たがいにゆったりとしたゲーム進行。
そんな中、セキボンの大魔術が炸裂したのは7マナから。《グレート・流星弾》で《超光喜 エルボロム》を処理し、水晶武装4の効果で《芸魔隠狐 カラクリバーシ》が蘇生。
そのまま《氷柱と炎弧の決断》から山札を減らし、残り枚数を数えながら《芸魔王将 カクメイジン》へと革命チェンジ。更に《氷柱と炎弧の決断》と《グレート・流星弾》で《芸魔隠狐 カラクリバーシ》を2体蘇生。
ここで《シャングリラ・クリスタル》を唱えたことで、マナが8を越え、≪♪必殺で つわものどもが 夢の跡≫を撃つ準備を整った。
そして《芸魔王将 カクメイジン》が、そのままWブレイクを決める。
ここでトリガーを踏ませたかったおんそくは、何もなし。
更に《芸魔隠狐 カラクリバーシ》が《芸魔王将 カクメイジン》へと革命チェンジすると、後は≪♪必殺で つわものどもが 夢の跡≫が起動し、追加ターンを獲得。
以降は、《芸魔王将 カクメイジン》で唱えた≪♪必殺で つわものどもが 夢の跡≫が山札に戻る→ドローした≪♪必殺で つわものどもが 夢の跡≫を手撃ちして追加ターンを取るが発生。
おんそくも《DARK MATERIAL COMPLEX》を起こして《理想と平和の決断》で楯に埋めることでワンチャンを作りはしたのだが、受けきる前に先に山札が尽きてしまったので敗北。
魔王軍が意地を見せ、優勝は最終節へと持ち越しとなった。
SAGA 1-2 魔王軍
筆者が選ぶベストマッチ&ベストカード
今節はフェアリー vs. りっきーを激推しです。
アビスの大いなる展開力を見せたりっきーでしたが《死神覇王 ブラックXENARCH》が着地しなかったことで僅かに隙が生じ、そこを《アビスベル=覇=ロード》と《邪闘 シス》でこじ開けたのは鮮やかなものでした。
特に盤面1-8の状況から4-0で墓地までリセットとした最終状況は圧巻。【闇自然アビス】というデッキが2ブロックで注目度が低かったことも含めて、フェアリーらしさを見せてくれた一戦となりましたね。
勿論、ベストカードは《邪闘 シス》でしょう。
第5節を終えて
第5節を終えての順位表は以下の通り。
SAGAは魔王軍からあと1勝すれば優勝。
FTGは首位と7Pt差が生じてしまったため、この時点で優勝の可能性はなくなりました。ただ2位を目指すことは可能なので、最終節にも期待です。
魔王軍の優勝条件はSAGAに全勝した上で、SAGAがFTGに2勝以上しないことが必須。
と、SAGAが大きく優勢ではありますが、最終節も楽しみにしましょう。
なお最終節は9月新弾を使用したオリジナルとなっています。
また、10月以降についても後期リーグの開催が決定しました。
来月の最終節も、その後の後期リーグも楽しみにしていきましょう。
というわけで、今回はここまで。
それではまた。
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