【デュエマ】殿堂予想選手権2024 夏 第4回 水火マジック

こんにちは、まぐろです。

8月2日の殿堂発表まであとわずか、今回はその殿堂入りリストに入ってくるであろう【水火マジック】について話していきます。

2024年の4月から現在に至るまでの環境的立ち位置を話したのち、何が殿堂するのかを予想します。ぜひ最後までご覧ください。

2024年以降のマジックの足跡

2024年4月~さよならラッキーナンバー~

3月に《機術士 ディール/「本日のラッキーナンバー!」》がプレミアム殿堂カードに指定され、相手のシールドトリガーを無効化しながら攻める戦術がとりづらくなってしまいました。

そこで新しく採用されるようになったのが《ファイナル・ストップ》です。

  • 次の相手のターンの終わりまで、相手は呪文を唱えられない。
  • カードを1枚引く。

《ラッキーナンバー!》のように《カラクリバーシ》の効果で唱えることはできないものの、《単騎連射 マグナム》とともにトリガー封殺要員として採用されることになりました。

当初は『火文明と水文明主体のデッキなのに光文明のカードを入れて大丈夫なの?』といった意見も多かったのですが、序盤に引いてしまっても《氷柱と炎弧の決断》で墓地に送れば《カクメイジン》で墓地から唱えることができたため、多くのプレイヤーが採用するようになりました。

 

 

4月といえば4月21日に開催されたGPオリジナルチーム戦で【5C蒼龍】が上位入賞しました。

その影響で【5C蒼龍】に安定した勝率を出せる【水火マジック】の株が上がりGP後じわじわと母数が増えていきました。

 

2024年5月~テンプレリスト爆誕~

4月後半に引き続き【水火マジック】の母数が増えていき、【水火マジック】が最大母数のCSがほとんどに。

そして5月初週には画像のテンプレリストが誕生。以前までは2枚以下採用が多かった《Napo獅子-Vi無粋 / ♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》が3枚採用されているのが特徴で、ミラーマッチや若干後ろのゲームを意識した構築になっています。

筆者もこちらのリストの一枚違いを使用し5月の超flatCSで優勝しました。とても強かった。

ほかのデッキはというと4月に比べて【巨大天門】の母数が減りました。また、【水火マジック】と互角に戦うことができた【闇自然アビス】も母数を増やしました。

2024年6月~環境最強継続~

6月上旬には【水火マジック】に対して練度次第で大きく有利を主張できる【光水火ゴスペル】が登場しました。《禁時王秘伝エンドオブランド》が採用されているのが特徴で、盤面処理と呪文メタを同時に行うことができて強力でした。

6月22日に発売された「カイザー・オブ・ハイパードラゴン」には《聖霊超王 H・アルカディアス》や《理想と平和の決断》といった【火水マジック】への有効打となるカードが多く収録され、【水火マジック】最強の時代は終わりをむかえ….ることはありませんでした。

これらを採用したデッキは【水火マジック】と互角に戦うことはできても安定して勝ち越すレベルまで到達することができませんでした。この系統のデッキは【闇自然アビス】に不利がついてしまうこともあり、流行することもありませんでした。

他には同弾に収録された《邪魂龍 ジャビビルブラッド》を採用した【闇単アビス】が登場しました。こちらのデッキも【水火マジック】と勝負をできる強さを持っていましたが、《ボン・キゴマイム》を展開されながら殴られるとあっさり負けてしまうなどの弱点を持っていたこともあり、【水火マジック】側が後手だと少し厳しい程度の印象でした。

2024年7月~ついに失脚~

7月に入り【闇単アビス】の入賞数が【水火マジック】の入賞数を超すなど、徐々に【水火マジック】の使用者が減っていきました。

母数を減らしつつあった【巨大天門】が再び増え、それに伴い《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》を採用した構築が増えました。

一回出せば大きく時間を稼ぐことができたため、その隙に《単騎連射マグナム》《ファイナル・ストップ》を引き込むことができました。

  • バトル中、このクリーチャーのパワーを+2000する。
  • 相手のターン中に、相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出る時、相手はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く。

そして来る7月20日、「超感謝祭 ファンタジーBEST」が発売されると環境は【光火闇ファイアーバード】一色となり、長らく続いた【水火マジック】最強の時代は終わりを告げます。

この弾には【ファイアーバード】のほかにも《冥土人形ヴァミリア・バレル》などの強力なマジックメタとなるカードが収録されました。

ブロッカー
このクリーチャーが出た時、相手のエレメントを1つ選び、持ち主の手札に戻す。その後、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)

ハイパーモード:相手がカードを引いた時、それがそのターンに相手が引く1枚目でなければ、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。

後ろよりのデッキに対してリソースを抱えながらロングゲームができたマジックに対して地上戦に持ち込むことができ、以前までは有利対面であった【水闇COMPLEX】に不利がつくようになるなど、環境での立ち位置が悪くなりました。

マジックは殿堂するの?

結論から話すと「します」。

7月後半に環境トップから落ちたとはいえ4月から7月にかけて長期間の間トップに君臨したデッキを運営が野放しにしないだろうというのが一つ。

二つ目は「容易にシールドトリガーを無効化しながら殴れる」点が危険視されると思うからです。王道編に入る頃に公式が出したキャッチフレーズに「逆転こそがカードゲームだ」というものがあります。

【水火マジック】の戦術はこのフレーズにそぐわないこともあり、規制はほぼ確定といっていいでしょう。

殿堂予想

①瞬閃と疾駆と双撃の決断

殿堂かかりそう度★★★★☆
かかったときの被害★★★★★

殿堂予想1枚目は最強の飛び道具《瞬閃と疾駆と双撃の決断》です。

《カラクリバーシ》との相性が最高に高く、3キルムーブにも貢献してくれます。もしこのカードが殿堂した場合、攻撃の質が著しく下がることや攻撃しながら《単騎連射マグナム》を出す手段が減ることになるため被害は星5つと判断しました。役割が似ているカードとして《調律師ピーカプ / ♪音速で 本番中に チューニング》がありますが、現環境だとパワー不足感が否めず、『ファイアが殿堂してもピーカプがあるから大丈夫!』とはならないのが現状です。

  • スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
  • メガ・ラスト・バースト(このクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)

  • このターン、自分のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与える。そのクリーチャーのこのターン最初の攻撃の終わりにアンタップする。

《ボン・キゴマイム》などの優秀なメタクリーチャーを展開できるのも《ファイア》の大きな強みです。メタクリーチャー召喚のラグを埋めることができるのは高速化する現環境にとって大きな武器となるからです。つまりメタをばら撒けない《ピーカプ》は《ファイア》の代用にすらなりません。

《ファイア》の強さに加え、「スタートWINデッキ 革命・アメイジン・マジック」での採用枚数が1枚なこともあり、かかりそう度は高めに設定しました。しかし、「超感謝祭 ファンタジーBEST」には《ハンプティ・ルピア》や《ピザスターのアンティハムト》といった強力な3コストクリーチャーが多く収録されているため、それらを使いやすいように見逃される可能性もあると考え、星は4つにとどまりました。

 

②AQvibrato

殿堂かかりそう度★★☆☆☆
かかったときの被害★★★★☆

令和の《アクア・ハルカス》こと《AQvibrato》も殿堂する可能性があります。

効果はいたってシンプル「でたとき1ドロー」ですが、シンプルイズパワー。これがほんっとうに強いんです。

【水火マジック】というデッキにおいて2ターン目に手札を減らさずにクリーチャーを展開できるという行為は先行後攻ともに3キル率を大きく上げてくれます。また、ゲームが伸びた際に山上から引いても腐らないのも強力で一切隙のないカードとなっています。以上からかかったときの被害は星4つに設定しました。

いくら強力なカードといえどこんなにシンプルなカードが規制されるのか?と思いましたが、このカードの元となる《アクア・ハルカス》は過去に殿堂カードだったこともあり、《AQvibrato》の殿堂入りはあまり不自然ではないように感じ、殿堂かかりそう度を星2つに設定しました。

さいごに

殿堂予想2024年夏【水火マジック】編、いかがでしたか?

2024年上半期を代表する最強デッキということもあり、規制は必然とも思えますが7月後半の失速を見ると奇跡の無規制も有りうるのでは?と期待をもってしまいますね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!

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