こんにちは、神結です。
先週公開されたクリエイターズレターVol.36で、リモートデュエマカップの概要が公開されています。
クリエイターズレターはこちらから。
要するにリモートのオンライン大会でもプロモを配るよということで、申請すれば修羅VANとプーンギの配布が可能となっています。
インターネットを介して対戦するリモートデュエマは、今の状況下での「デュエマを楽しむ遊び方」としは適していますが、「競技デュエマをする方法」にはあまり適しておりません。(中略)
ですので、リモートデュエマカップは「デュエマを楽しむ」ためのイベントプログラムとしてご用意致しました。(真剣勝負を希望するプレイヤーを集め、競技イベントを実施頂くこと自体は問題がありません。それも含めて自由です)
(クリエイターズ・レターVol.36 より引用)
というようにあくまで競技向けではなく、楽しんでくれという企画ですね。プロモについても配布方法は主催者側に委任されており、優勝者に配る必要はないんですよね。
そのリモートデュエマカップですが、その中で注目すべきルールが以下に書かれた一文です。
*リモートデュエマカップで使用できるカードは通常デッキに含まれるカードのみとします。超次元ゾーン、GRゾーン、《禁断 ~封印されしX~》、《FORBIDDEN STAR~世界最後の日~》、《滅亡の起源 零無》は、リモートデュエマカップでは使用頂けません。
(クリエイターズ・レターVol.36 より引用)
しかもわざわざ但し書きにこんなことまで書いてあるんですよ。
主催者さんは、他のイベント同様、上記に追加で制限カードを設定することができます。(これを利用すれば、申し込みは2ブロックでしつつ、使用カードプールを十王編1ブロックに制限、みたいな事も可能です)
(クリエイターズ・レターVol.36 より引用)
まあわかっていたことなんですが、GRに対する扱いが結構冷たいです。
GRについては、Vol.34で次のように言及しています。
何故そんなに頑張ったかというと、実は理由が。パッケージに入れました「キングマスター誕生記念」も勿論本当なのですが、我々チームデュエマ一同の反省も織り込んでおります。
それは、昨年のギミック、超GRとオレガ・オーラ、についてです。
この2つのギミック、皆様ご存じのように、決して「力が足りない」とか「使われなかった」ということではありませんでした。大会等でも、それらを使用したデッキが数多くの好成績を残しております。むしろ、活躍しすぎた、と言ってもいいかも。
ですが、それだけで全てハッピーということにはなりません。我々が目指しているのは、「誰もが楽しく激しく熱く、ハラハラドキドキできるデュエル・マスターズ」です。その目標と、超GRとオレガ・オーラとでは、残念ながら方向性を一致させることができませんでした。超GRとオレガ・オーラは強かったですし愛して下さる方も決して少なくありませんでしたが、「本当に誰もが楽しめるもの」にはできなかったと思っています。我々チームデュエマ一同の大きな反省点です。
(クリエイターズ・レターVol.34 より引用)
という感じで「やっちまったぜ」といったコメントを過去にしているので、妥当な判断だとは思うのですが、「じゃあこの1年はなんだったんだ?」という話にもなりかねません。
我々にとって、GRゾーンとはなんだったのでしょうか。
ということで今回は憂さ晴らしではなく、趣向返しでもなく、追討ちでもなく、ふり返りの意味も込めて、一年前のクリエイターズ・レターの記述を追っていこうと思います。
GRについての初出はVol.28で、これは全国大会2018の情報がメインとなっています。
プロモの鬼丸覇の話などをしていますが、最後にありました。
GRについて、こんな言及をしています。
そうそう。
コロコロ最新号で、今年3月に導入される新ギミックが公開されました。既に皆様目にされてると思いますが、デュエマ界が激震するのは間違いありません。
今後も、皆様により深くデュエマを楽しんで頂けますよう、色んな角度から大技を繰り出していきたいと思います。
デュエマ、無茶、大好物です。
というわけで、次回以降も何かしらの逆風を追い風に変え、バッキュンズッキューンドッキューーンとジョー君風に頑張っていきたいと思います。
(クリエイターズ・レターVol.28 より引用)
白い悪魔のデザインが公開されています。
いやー、仰る通りたしかに激震しましたね。断崖絶壁を繋ぐ吊り橋かってくらい揺れました。これが吊り橋効果ってやつですかね(違う)
それにしても大激震でした。「激震すること間違いなし!」と思いながら作って、そして実際に激震したので、やっぱりGRは大成功だったんじゃないでしょうか???
ちなみに色んな角度から大技を繰り出していきたいと書いてはあるんですが、残念ながら角度の多様性はなくて大技はだいたいGRゾーンから繰り出されていました。
この大技自体はかなり無茶苦茶だったとは思うのですが、直後に「無茶、大好物」と書いてあるんで仕方ないですね。僕も好きなものには目がないので。
ちなみに最後にオマケですが、Vol.30ではマナドライブの話をしています。
マナドライブは、GRクリーチャーが手にした新能力で、二つの条件を満たすことで様々な恩恵を得られる力。二つの条件、と書くとちょっと難しそうですが、そんなことは全くありません。「自分のマナゾーンに指定された数以上のカードがあり、指定カードが1枚ある」。これだけでOK。≪グッドルッキン・ブラボー≫なら、「マナドライブ4(火)」なので、マナゾーンに火を含む4枚以上のカードがあれば大丈夫。それだけで、グッドルッキン・ブラボーは1ターンに2回の攻撃が可能! そりゃもうブラボーでグッド!!
(クリエイターズ・レターVol.30 より引用)
「これだけでOK」じゃ駄目だったんだよなぁ……。