【デュエマ・十王篇コラム】《「綺羅星の豪傑」》綺羅星っ！

こんにちは、神結です。

引き続き十王篇のSRトークをしていこうと思います。

今回紹介するカードは、~~デュエマ界の2大綺羅星のうちの1枚~~《「綺羅星の豪傑」》です。

「綺羅星の豪傑」
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「綺羅星の豪傑」

今回のSRは十王篇2弾「爆皇×爆誕ダイナボルト!!!」より。

ギャラクシールド[lw04]（このカードを使うコストの代わりに、[lw04]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く）

自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。

T・ブレイカー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを２枚引く。その後、自分の手札を１枚、表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。

読みは「スーパースター・ハルバード」。

コイツもめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃカッコいいんだよな。イラストレーターはHMK84さんで、他には《一王二命三眼槍》や《「敬虔なる警官」》なども描いていらっしゃいます。

ちなみにハルバードは槍と斧がくっついたような武器のこと。イラストではスーパースターの両腕にくっついていますね。

まーーーやっぱりね、ちょっと斜め下から煽った角度のロボットはカッコいいんですよね。

で、能力の方はというとチーム銀河はもちろん、メタリカでギャラクシールド持ちでパワー12500ということで決して基礎スペックに致命的な問題があるわけでないのですが、逆に大きな特徴もなかったのが仇になってしまったところ。

ギャラクシールド4ということで《「策略のエメラル」》や《護天！銀河MAX》を使わずにシールドに置けるのはプラスですが、《「絶対の楯騎士」》や《「蒼刀の輝将」》といったカードたちと違って楯に置いた時の効果も無ければ、《「雷光の聖騎士」》のように常在で能力を発揮する訳でもありません。

結果としてはこれが敗着でした。

その上で自分に出来ることは2ドロー＋楯埋めとやや控えめなもの。楯にカードを埋めたいなら先にも言ったように《護天！銀河MAX》や《「策略のエメラル」》といったカードが優先されますし、ドローを進めるなら《「絶対の楯騎士」》や《「蒼刀の輝将」》にタイミングの都合で劣るという。

時間差でリソース確保しにいくのって通らないと本当に1ターンパスしているのと同じだし、アグロに対してはとっとと楯を作りたいからタイミング的に間に合ってないし、仮想敵と運用例がイマイチわからないというのはありましたね。

まーポケモンで言うところの飛び跳ねるやゴッドバードといったところで、そりゃダイジェットが使えるならともかくそうでなければ結局使われないよね、ってなりがちです。

一応通ったときはパワー12500のT・ブレイカーが出てくるので迫力とプレッシャーはあるんですが。でもブロッカーもないんだよな。せめてブロッカーあればな……。

残念なことに、コイツに関しては比較対象が同弾・前弾で出てるギャラクシールドのカードなため、カード救済措置にもなり得る2ブロックでも出番に恵まれなかったという。

いや……使ってあげようにも想定する場面がないんだよな。ガチで器用貧乏というか。完全な上位互換カードはないんだけど、それぞれのテキストがどれかの何かに負けているという。

良くも悪くも中学校にいる優等生のような感じで、生活態度は悪くないしテストも平均点近くは出してくるけど、特にクラスで目立つ訳でもなく部活もそこそこなため、通信簿を書くのに頭を悩ませる子、って感じになってしまっています。

《聖板龍ジークシュトルツ》くんみたいに「お前ギャラクシールドのピンポメタは尖りすぎだろ……」となると、環境によっては使われる未来もあったんですけどね。この手のカードの方がより可能性がないんですよね。

ちなみに過去の記事を掘り返していたら、発売直後の私はこんな評価を下していました。

いや、カッコイイなこのカード。大張作画の90年代ロボットアニメに弱いんで、こういうデザイン大好きなんですよね。

最大の魅力はギャラクシールド4というコストの安さでしょう。それでいてパワー12500の3打点は中々の脅威です。ブロッカーこそありませんが、登場時に２ドローで後続の確保もしつつ１枚盾追加も出来るので、防御面という部分でも充分な役割があります。

逆に言えば、ここに書いた以上のスペックはないので突然化けるみたいなカードではないのがややマイナスでしょうか。

ギャラクシールドデッキとしては、盤面にクリーチャーを出しながら手札とシールドを増やして盤石の体勢を整えるという中終盤でビートを上から押さえつける役割になりそうです。

まあカッコイイカードなので、コレクションという役割もあるかなと思っています。

既に特徴のなさを危惧してますね。もうコレクションの話とかしてるし。中終盤でビートを抑えつけるなら、やっぱりコイツ自身にブロッカー欲しかったよな。

まー……強いて言うなら《護天！銀河MAX》、《「策略のエメラル」》を採用したあとの9枚目の選択肢という扱いになってしまうでしょうか。

十王篇は残念なことに他にも環境で中々日の目を見なかったカードが色々あるんですんが、あり得ん方向に尖ってる奴が多い中で、このタイプのパターンは割と珍しいのかも？

繰り返すけど、イラストはめっちゃカッコいいですけどね。もう「綺羅星っ！」でゴリ押すしかない。~~何が綺羅星だ馬鹿馬鹿しい~~

というわけで、今回は《「綺羅星の豪傑」》の紹介となりました。

今後は「あまり知られてないけど、実はちょっと使われたカード」なんかも併せて紹介していきたいと思っていますので、お楽しみにお待ち下さい。

それでは、また。