【事前カード評価】アビスレボリューション第2弾「忍邪乱武」 VR 事前評価

答え合わせは半年後くらい……かな？

ベリーレア
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ベリーレア

Wメクレイドシリーズ

《フラウム・ゴルギーニ》

自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーが２体以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを３少なくする。

W・ブレイカー

このクリーチャーが召喚によって出た時、メカ・W・メクレイド８する。（メカ・W・メクレイド８：自分の山札の上から６枚を見る。その中から、コスト８以下のメカを２枚まで、コストを支払わずに使う。残りを好きな順序で山札の下に置く）

各ターンの終わりに自分のメカをすべてアンタップする。

《Go! 韻句 Steady》

自分のツインパクト・クリーチャーが２体以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを３少なくする。

W・ブレイカー

このクリーチャーが召喚によって出た時、マジック・W・メクレイド８する。（マジック・W・メクレイド８：自分の山札の上から６枚を見る。その中から、コスト８以下のマジックを２枚まで、コストを支払わずに使う。残りを好きな順序で山札の下に置く）

自分のマジック・クリーチャーは攻撃もブロックもされない。

《ラーテ:ガ:フヨーキ》

このクリーチャーを召喚する時、自分のクリーチャーを２体破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーの召喚コストを３少なくする。

W・ブレイカー

このクリーチャーが召喚によって出た時、アビス・W・メクレイド８する。（アビス・W・メクレイド８：自分の山札の上から６枚を見る。その中から、コスト８以下のアビスを２枚まで、コストを支払わずに使う。残りを好きな順序で山札の下に置く）

自分のアビス・クリーチャーすべてに「スレイヤー」を与える。

《乱振！アルバトロス・タランチュラ》

自分のパワー6000以上のクリーチャーが２体以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを３少なくする。

T・ブレイカー

このクリーチャーが召喚によって出た時、ジャイアント・W・メクレイド８する。（ジャイアント・W・メクレイド８：自分の山札の上から６枚を見る。その中から、コスト８以下のジャイアントを２枚まで、コストを支払わずに使う。残りを好きな順序で山札の下に置く）

自分のジャイアントが破壊される時、墓地に置くかわりにマナゾーンに置いてもよい。

《ボルシャック・ノブリス・ドラゴン》

自分の火のエレメントが３つ以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを３少なくする。

W・ブレイカー

このクリーチャーが召喚によって出た時、アーマード・W・メクレイド８する。（アーマード・W・メクレイド８：自分の山札の上から６枚を見る。その中から、コスト８以下のアーマードを２枚まで、コストを支払わずに使う。残りを好きな順序で山札の下に置く）

自分のアーマードすべては、バトル中パワーを+3000する。

評価

緑＞白＞（評価Cの壁）＞黒＞青＞赤

特定の条件を達成していれば6コストでWメクレイド出来ますよ、シリーズです。

条件が達成しやすい＋元々ランプがしやすいので条件を達成しなくてもいい＋コスト8に《首領竜ゴルファンタジスタ》や《超球の超人 / 父なるタッチダウン》といった出し先を用意して貰えてる、といった要素もあって恐らく一番「使いやすい」のは緑（ジャイアント）。

白（メカ）も条件が達成しやすく、「メカ」の対象が多いことや展開することに意味があるカラーリングやギミックであることから、これも評価は結構高め。この辺りまでは評価C以上はあると思う。

黒（アビス）は8コストのアビス自体は強いカードも多く、場を破壊することもそこまでデメリットにはならない……が。「メクレイドする意味ある？」という問題点があり、「アビスでわざわざこんなカード使ってメクレイドをする必要がなくね？」という指摘をされた時に返す言葉もないので、一歩下がるか。

青（マジック）は本当にメクレイド8の出し先が弱く、加えて《Kl’avia Mondo》という優秀なカードがあり、更に更に条件達成も狙ってやらないとかなり面倒なため、評価はかなり落ちそう。

赤（アーマード）はそもそもメクレイド8をすることを目指していないので、まぁこうなるでしょう。

《聖沌大忍者クーソクゼーシキ》

{STP} S・トリガー・プラス（このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが２つ以上ブレイクされていれば、このクリーチャーに{x+}能力を与える）
{x+}このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から２枚を見る。そのうち１枚をシールド化し、もう１枚を手札に加える。
ブロッカー

自分のシールドゾーンにあるコスト８以下のメカ・クリーチャーすべてに「S・トリガー」を与える。

評価　B

個人的には良カードだと思う。

手出しが通用するコスト帯で、「受けに寄ったシステムクリーチャー」という運用のしにくさをトリガーであることで解決している。

無視しながら殴るのが難しい能力であるため、一度踏ませたら攻撃時効果などで処理されない限りはターンも返ってきやすい。そして盾にトリガーを与えるカードにありがちな「残りの盾が少ないと実質腐る」みたいな問題点についてすら、カオスマントラのチェンジ元として存在意義あるという。

もっとも汎用性自体は低く専用デッキでの運用になりがちなため、当然ながらメカ以外では出張できない。つまり結局のとろこ、メカが持つメインの強さにカード評価自体が依存しがちだよね、というお話。

《謀遠テレスコ=テレス》

ブロッカー

パワード・ブレイカー

相手のターンのはじめに、相手の手札を１枚見ないで選び、捨てさせる。

相手が自身の手札を１枚捨てた時、自分はカードを１枚引いてもよい。

手札が１枚もないプレイヤー１人につき、このクリーチャーのパワーを+5000する。

評価　A

かなり強い。結構ビックリするくらい強い。

ハンデスのタイミングが斬新で、バイケンなどに引っ掛からない。しかもランダム。しかもしかもドロソ。

アビス縛りとかも一切ないため別にアナカラーデッキなんかでも出張でき、システムクリーチャーとしてはかなり注目の逸材だと思う。

《幻想と伝承の決断》

自分のマナゾーンにコスト７以上のカードが４枚以上あれば、この呪文を唱えるコストを２少なくする。

次の中から２回選ぶ。（同じものを選んでもよい）
カードを２枚引く。
相手のクリーチャーを１体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
自分の山札をシャッフルし、その後、上から１枚目を表向きにする。そのカードがクリーチャーなら出す。

評価　C

よええ。

いや、本当に弱いと思う。残念なことに。

私は踏み倒し系呪文には結構詳しいんですけど、その上で《禁時混成王ドキンダンテXXII》くらいでしかこの呪文は活かせないと思うんですよね。

このカードは基本的に踏み倒しを目的として採用になると思ってるんですけど、現代ってそもそも踏み倒し系呪文に当たりが強いじゃないですか。《とこしえの超人》や《赤い稲妻テスタ・ロッサ》とかが当たり前のように盤面に並ぶわけですよ。

一応このカードは踏み倒しメタカードを退けながら出来ますけど、その上での話なんですが、アクティブターンに《とこしえの超人》を退けて不確実に山札を捲る行為って強いですかね……？

だから個人的には、現代の踏み倒し呪文は防御にも活かせる……というか、1連ガチャなら無料であることは結構マストだと思っているんですよ。つまり、条件付きでもなんでもいいからトリガーではあって欲しい。

あと細かな点で言っても、テキストが絶妙にちょくちょく弱い。2ドローは《フェアリー・シャワー》であって欲しかったし、シャッフルして呪文だったときはマナに置いて欲しかったんだよな。偉いのはテキストの順番だけ。

そしてコスト軽減条件もなぁ……。これなぁ……めちゃくちゃ構築からマナ置きも縛るんだよな……。

で、それをするだけの出力を出し切れないんだよな……。

あと踏み倒しって行為自体の価値も現代では下がってて、8コストまでは《ブレイン・スラッシュ》や《灰燼と天門の儀式》、10コスト以上は《流星のガイアッシュ・カイザー》を使えばいいんです。

やるとしたら《地封龍ギャイア》みたいな9コストを狙うことになるんですけど、でも6マナで9コストを不確実に踏み倒すことを狙うくらいだったら、1ターン使ってランプすること考えません？　「そんな時間ないよ！」みたいなことも当然あるんですけど、だとしても構築段階で「ランプしてる暇ないから踏み倒そう！」とはならなくないですか？　それってそもそもデッキの構造に欠陥がありませんか？

……ということで、なんていうんですかね。このカードを使う理由が思い付かないんですよね。最初に言ったように相互にシナジーを持てる《禁時混成王ドキンダンテXXII》くらいじゃないと使えなさそうなんですよね。

ちなみに踏み倒しも含めて複数効果から選べるのはデュエパだと強いので、それ目的で買おうかなとは思ってます。

あとこのカードの一番いいところはイラスト。