こんにちは、神結です。
ドイツブンデスリーガは前半戦を終え、後半戦に突入しています。
香川真司の活躍によってドルトムントが優勝した11-12年シーズン以降、長らく支配的だったバイエルン・ミュウヘンの牙城は、昨年やや揺らぎを見せました。
とはいえ最後の最後に王者の貫禄を見せ、最終節の劇的な展開から見事11連覇を達成。今シーズンは新たにプレミアムリーグからプレミアム殿堂カードことハリーケインを加え、12連覇は間違いないだろう、と思われていました。
ところがシーズン前半の主役となったのは、バイヤーレバークーゼンでした。
昨シーズンの途中に就任したシャビ・アロンソ指揮の下、前半戦を無敗で折り返し。なんとここまで全コンペティションで無敗を維持しています。
もちろん、バイエルン・ミュウヘンも流石の強さを維持しており、1/31時点での勝ち点差はわずかに2。2/10には、直接対決も控えています。ちなみに前半の直接対決は、2-2のドロー。
まぁレバークーゼンの冬の王者なんていうのはもう見飽きたという話もあります。
個人的には、01シーズンの3つの準優勝以来ずっと夢を見てきたわけですが、その度にバイエルンの強さに絶望しており、そろそろ優勝して欲しいというのが本音。戦力的にも、今年が最大のチャンスでしょう。
ハリーケインを送ってきた奴、ホントに許せねえよ……。
ただまぁ、結局優勝のためにはバイエルンを倒すしかありません。ここで6ポイント差にしておかないと、選手層の薄いレバークーゼンは後々キツくなってくる筈。
というわけで後半戦の大一番を前に、今期のバイヤーレバークーゼンの選手について、そこそこ試合を観戦している私の方から、軽くメンバー紹介をさせていただこうと思います。
それではどうぞ。
基本フォーメーション
レバークーゼンの基本フォーメーションは5-4-1。
とにかく後ろからボールを繋いでの攻略を目指す一方で、カウンターアタックの速さ・鋭さも備えているなぁというのが雑感です。ディアビは抜けましたけど、速さは健在です。
3CBはいずれも高さがあり、足も速くボールも扱えるとかいう理想的な並びになっています。両SBは右のフリンポンは速さ、左のグリマルドはとにかくキックが上手く、それぞれの特徴を出して両サイドの攻略を行っている感じ。
中央をジャカとパラシオスが締め、その前には得点関与に優れたホフマンと、ドイツの至宝ヴィルツ。そしてトップにはボニフェイスが君臨しています。怪我しましたが。
個人的な印象で言えば、パス回しの中でも簡単にサイドへ叩くというシーンもあるけども、狭い地帯を選手間の移動・連携で積極的に攻略していくなぁ、と感じています。ウインガーを置かない分、中央でのクオリティでこじ開けようって感じなんですかね。
そして取られた後のリカバリーが速く(というか立ち位置が上手く)、カウンターから大きなピンチを招いたというシーンもそこまで見ないですね。結果的に攻めの試行回数が増えるので、攻撃の成功数も上がるという。
まぁあとはセットプレーはキッカーもターゲットもかなり強力なので、攻めあぐねてもコーナーをもぎ取ってからチャンスに繋げる、みたいな択もあります。
監督のシャビ=アロンソもさすがに名選手ということもあって、一試合を通してずっと悪かったみたいな試合は今年は観てないですね。前半ヤバかった場面はあっても、なんやかんやちゃんと修正してきます。
そんな訳でリーグ屈指の攻撃力と失点数最小の守備陣を武器に現在首位。まぁ、ほぼバイエルンとの一騎討ちと言っていいのではないでしょうか。
ゴールキーパー
ルーカス・フラデツキー
ここ数年レバークーゼンのゴールを守っている背番号1。最強のフィンランド人。クソみたい味方守備陣によって育成が進んでいると噂されているブンデスリーガのハイレベルなキーパー陣の中でも、屈指の実力者。クリーンシート回数は現在リーグ1位。平均レーティングも現在7位。
今期のフラ様は絶好調で、特に9/15のバイエルン戦では決定的なシュートを幾度に渡って防ぎ続け、見事MOMを受賞。この試合はフラ様がいなかったら間違いなく負けてた。
ディフェンダー
ヨナサン・ター
レバークーゼンのディフェンスリーダー。ドイツ代表。背番号4。めっちゃデカい。足もそこそこ速い。これで足速いのちゃんと偉いよな、って思ってる。
たまーにお茶目なプレイをする時もあるけど、基本的には頼りになる。とにかく対人に強いので、セットプレーのターゲットマンとしても優秀で、ここまでディフェンダーながらちゃっかり4ゴールを挙げている。
オディロン・コスヌ
髪がチリチリしている右CB。背番号6のコートジボワール人。1試合に5回くらいはタプソバと見間違える。
足元や運びの巧さは一級品。相手のプレッシャーを躱しながらグイグイと前身してくれる。たぶん、そう遠くない未来にプレミアに行く。アフリカネイションズカップで離脱しており、コートジボワールが予選敗退の危機から奇跡の勝ち上がりを見せたため、バイエルン戦には間に合わなそう。
エドモンド・タプソバ
こちらも髪がチリチリしている左CB。コスヌより、髪の盛り方がやや抑え目。国籍はブルキナファソで、背番号12。自分は1試合に10回くらいはコスヌと見間違える。
こちらも当たり前のように足元が上手く、グリマルドとの連携とかもあるのか、どちらかというとパスを通している印象が強い。そしてこちらもたぶん、そう遠くない未来にプレミアに行く。アフリカネイションズカップで離脱していたが、バイエルン戦には間に合いそう。
※センターバックの他レギュラー候補は、エクアドルのインカピエとレンタル中のスタニシッチがいる。
ジェレミー・フリンポン
あざと可愛い髪型の右SB。国籍はオランダ、背番号30。右サイドを異様な姿で駆け上がってるので、間違うことはない。今シーズンのレバークーゼンは、フリンポンのゴールから始まった。
とにかく、足がイカれて速い。瞬きしている間に30m走ってる。契約延長の際には公式からネタにもされていた。
そしてSBを逸脱したタスクを請け負っており、最終ラインでのディフェンスからゴール前への裏抜けまでこなす。抜け出したり、或いは左からのアタック成功時のフィニッシャーとしての役割もあるため、今シーズン既に5ゴールを挙げている。
アレックス・グリマルド
キック精度が魅力の左SB。スペイン国籍の背番号20。バルセロナの下部組織出身で、今シーズンベンフィカからフリーでやってきた。
とにかくキック精度が凄まじく、左サイドからの決定的なパスはもちろんのこと、プレースキックの威力も抜群。セットプレーは今シーズンのレバークーゼンの大きな武器の1つなっている。
左でグリマルドとヴィルツがわちゃわちゃしているときは、何かが起こる。Sofascoreの今期の平均レーティングは、レバークーゼンで最高の7.81で全体4位。
ミッドフィルダー
グラニト・ジャカ
アーセナルからやってきた武人。中盤の底からチームを支えてくれる。スイス年間最優秀選手を2年連続で受賞。背番号は34。
自慢のジャカ砲はやや鳴りを潜めているものの、ここまで移籍初年度とは思えない活躍を見せている。特にピンチの時のポジショニングが非常によく、カウンターを食らいそうな場所には、だいたいジャカがいてピンチの芽を摘んでいる。
そしてもちろん攻撃の起点としても頼りになり、パス供給数はリーグ最多だとか。
ここまで全試合先発出場で、ほぼフルで出ずっぱり。それなりにクオリティは落ちない。凄い。
エセキエル・パラシオス
ジャカと並びチームを支えてくれるアルゼンチン人。背番号は25。
南米の選手らしく、潰しからのボール奪取、そしてボール供給と、一度侵入したあとは高い位置でボールを維持し続けるレバークーゼンのサッカーを支えてくれている。
ジャカと共に攻撃の起点からカウンター潰しまで頼りになる選手だったが、先日のライプツィヒ戦で負傷離脱。復帰までそれなりに掛かるらしいので、代役のアンドリッヒに期待。
ヨナス・ホフマン
ドイツ代表で、この前の日本戦にも出てた(はず)。
曰く「特に攻撃でポジティブな要素の無かった昨年のボルシアMGで12ゴール9アシストは伊達ではない」とのことで、個で圧倒的なクオリティを発揮する訳では無いものの、決定的な場面で顔を出しては上手いことやってくれる。いてくれると攻撃が上手くいくし、ゴールに繋がる。セットプレーを担当することもある。
ちなみにビックチャンスクリエイト数は、バイエルンのサネに次いでリーグ2位らしい。
フロリアン・ヴィルツ
ドイツ代表の未来そのもの。日本戦でもアシストを記録している。まだ20歳ではあるものの、10番を背負っている。
とにかくボールの受け方や組織守備の打開の仕方が上手く、加えて技術面でも明らかに飛び抜けている。ゴール前でごちゃっとしていても、1人で打開したり。細いところのワンツー通したり。ボニフェイスとの「なんかお互いに自分が決めたいけど、アイツ上手いポジション取りやがったしパスしてやるから決めろよ」感が見てて微笑ましかった。
1対1から信じられない起動のボール蹴って決めたシーンが、前半戦だけで2回ある。
移籍の噂は絶えないけども、代理人(ヴィルツの父)曰く25年まではレバークーゼンに残るらしい。安心して応援しよう。
フォワード
ヴィクター・ボニフェイス
昨シーズンのヨーロッパリーグの得点王で、今期からレバークーゼンに加入。背番号22。ゴールセレブレーションに癖がある。
デカいくて速くてパワーあるとかいう、理想のCF。
若干の荒さやフィニッシュの正確性を欠くシーンはあるものの、ワントップながらボールを持ってからの推進力が凄まじく、カウンターから少数との連携でゴールまで決めちゃう。遠くない未来にプレミアに行く。
しかしアフリカネイションズカップで故障したため、離脱。どうやら4月まで帰ってこないらしい。攻撃の軸となっていただけに、代役のパトリック・シックに期待。
パトリック・シック
チェコ代表で、背番号14。EURO2020では5得点を挙げ、得点ランキング2位。ブンデスリーガでも21-22シーズンは24ゴールを挙げて、得点ランキング2位となっている。
しかし昨シーズンは怪我の影響でほぼ不振。今期も怪我の影響で出遅れとなった。
ボニフェイスの離脱によって出番が回ってきたが、やはりまだ本調子とはいかないか。ボーフム戦ではハットトリックを決めたものの、その後のプレーはいまいちピリッとせず。
彼の出来が今シーズンの最終成績に大きく影響するのは間違いなさそうなので、今後の復活に期待したい。
おわりに
レバークーゼンは前半戦をかなりメンバー固定して戦ってきました。
現在はアフリカネイションズカップや怪我人など離脱者が増えてきており、先日のボルシアMGは攻め続けるも今季初のスコアレスドロー。バイエルンとの勝ち点差が2に縮まりました。
選手層が求められる中で、どう戦っていくかが後半戦の鍵となるでしょうか。まーシャビアロンソのことなので、ちゃんと考えていると思っています。なんとかしてくれる筈です。
頑張れ、レバークーゼン。
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