【閑話休題】質問箱回答① 読み物書き物文化について他

こんにちは、神結です。

今回は質問箱というかマシュマロの回答になります。

以前X（旧Twitter）の方で「結構字数を費やしそうな文章系の質問については、ブログの方でまとめて回答する」とポスト（旧ツイート）していましたが、今回はその内容になります。他はX（旧Twitter）なり、記事のオマケで回答したりしています。

というわけで、よろしくお願いします。

質問回答
- 読み物・書き物文化の発展について
- 記事やカバレージを書くために？
カードの購入・予約はこちらから
関連

質問回答

読み物・書き物文化の発展について

また随分と抽象的な質問。

それで言えば、もう少し答えて欲しい内容を具体的に絞った方がいいと思う。ゼミでこの質問投げたら、ちょっと怒られる気がする。

質問された方の正確な意図はどうしても想像するしかないですけど、ある程度こちらで補足しながら回答していきます。

先に言っておくと、「世に出てくるデュエル・マスターズの文章は、分野やクオリティに関わらずどんなものであっても多いに越したことはない」というスタンスで一貫しています。

①最近の流行のCS振り返りnote等について

毎日CSがある故の文化で、かなり面白いですよね。

特にトッププレイヤーたちのは読み込んでいくと試合ごとのポイントとか、CSを出続ける際に感じる教訓みたいなものに触れてる日も多いので、長いスパンでもためになることも多そう。

現状だと当人のTwitterを追い続けるしかないのだけど、noteを上手く活用している人はnoteのフォロー機能とかで上手く更新追えてるのかな？

②有料noteの話

現状だと“黙認”ということなんでしょう。

私は一応公式の仕事をすることもあるので、“全公開・投げ銭OK”というウィザーズのコンテンツポリシーに則って更新しています。投げ銭していただいた皆様、本当にありがとうございます。

ただプレイヤー個々がデュエマからマネタイズする方法ってかなり限られているので、他の人のやり方について特にあれこれ言うつもりはないです。ただ個人的には有料にするならそれ相応のクオリティはあって然るべきかなとは思っています。

自分も正直noteメンバーシップとかやりたい気持ちはあるんですけど（金銭的な収入はあるに越したことはないため）、現状だと還元出来るものが特に思い付かないので……。

③note活用についての話

それはそれで別として、noteとかでデュエル・マスターズについて調べると思った以上に大量の記事が出てきてビックリしたんですよね。

自分がnoteを文字投稿サイトくらいにしか認識しておらず、Twitterで話題になった記事しか読んでなかったため知らなかったんですが、noteって思ったよりもコミュニティ機能が実装されていて、活用次第でもっと面白い記事にありつけるのかもしれません。

この前ガイ覇の記事を公開したときに、noteをフォローしてくださった方が何人かいらしたのですが、私はこの機能をまともに活用出来ていないので、SNSのような感覚で使っていってもいいのかなと思いました、とかいう話。

④◆ドラ焼き選手が始めたやつ

直近だとドラちゃんがこんなのを公開していました。

【アドバンス盛り上げ隊】notion上で『アドバンスの教科書』を公開しました！！｜◆ドラ焼き https://t.co/MaQ9QQDGxR #note

「アドバンスの教科書」を無料公開！！
notionというツールを使ってこれから毎週（予定）体系的にまとめていきます。ページへは下記リンクからhttps://t.co/JpUwxfWx2h

— ◆ドラ焼き (@Dora_A_ST) October 29, 2023

これ。めちゃくちゃ面白そう。

noteの問題点として、記事を上から順当に読んでいくことしか出来ないというものがありました（少なくとも個人的にはそう感じていました）。

これは単一テーマを取り扱う際にはそこまで困らないんですけど、複数テーマなどを並列して取り扱う場合、見やすく書くにはそれなりに書き手側の力量が要求されてくるんですよね。「内容は気になるのに、記事の話題があっちこっちに飛びすぎてて読めない」みたいなnoteに何回か遭遇しています。

また書いてあることが付箋注釈レベルの話なのか、それとも話の本題なのか、こちらも書き手側がそれなりに工夫しないとわかりにくいという問題もありました。

で、ドラちゃんの公開されたnotionを見た限り、その辺か立体的に見えるようになっているので、上の問題が解決しているんですよね。

このお陰で「読み手側が、記事の読み所を選ぶ」ことが出来るのがかなり革新的です。

テーマ的にもアドバンスということで、私はかなり注目しています。

と、個人的にはこんなところ。

〇〇のテーマについて具体的に聞きたい、ということでしたら、また質問を投げて貰えると幸いです（なるべく具体的にお願いします）。

記事やカバレージを書くために？

オッス、未来のライター。

先に一点補足にはなりますが、質問者さんは“文章力”と“表現力”を分けていますが、私は広義の文章力の中に表現力というのは内包されていると思っています。だから恐らくなんですけど、質問者さんの指す“文章力”というのは、たぶん”文章構成力“的なものを指してるんじゃないかと解釈しました。

私の”文章構成力”というのは、要するに何を何処に書いてどういう順番で論理を組み立てていくか、というような文章の設計能力のようなものですね。

これなら実際に文字に起こす表現力とは異なる技術の話になるでしょう。

で、「文章構成力から伸ばすべきか表現力から伸ばすべきか」に関する回答としては、「人による」という話になるんじゃないですかね。

例えば新しいスポーツやゲームを始める時って、まずはルールの確認とか基礎技術の習得とかから始めると思うんですよ。

それは何故かと言えば、事前知識も能力もゼロベースでスタートするからじゃないですか。

でも文章を書くってゼロベースってことはまぁないじゃないですか。ある程度「文章を書いてみたい」と思う人って、何かしらの力を持ってると思うんですよ。

ただその上での話になるんですけど、じゃあどうやって文章構成力って伸ばすと思います？

うん、基本的に書くしかないんですよね。

文章構成力を高めるにも、表現力を高めるにも、たぶんですけど結局量を書くことが一番の近道なんじゃないですかね？

ただこれは伝えておきたいんですが、ある程度自分の持つ理想のイメージもないといけません。

だって、そうでないと書いた文章の善し悪しを判断出来ないじゃないですか。あくまでも自分の基準でいいんですけど、それでも基準がないと目指す方向もないから、書いていっても進歩しないってことも出ちゃいますよね。

じゃあこの基準ってどう作るのとなると、そこで「他の人の文章」というのが出てくるわけです。

プロの書いている文章は素晴らしくわかりやすいので、小説なり評論なり、文筆家が書いた文章をお手本にしていきましょう。

ちなみに余談ですけど、自分の話にはなりますが、私は自分の文章を書く傍らで、上手い人の小説などを書き写す……言うならば“写経”のようなこともやっていました。

これの具体的な成果を挙げろと言われると難しいですが、文章のプロの人がどういう言葉を使っているか、どういう文章構成なのか、といった技術を血液に馴染ませる作業としてはかなり効率が良かったようにも思います（少なくとも、読むだけよりは確実です）。

この作業って基本的に体力勝負なので、「消耗せずに何処まで書けるか」というのは重要です。息を吐くように、っていうと多少誇張がありますけど、全てのシーンで思考時間を使っているとあっという間に時間切れになるので、ポイントを抑えながら文章を書けるようになりたいものです。この辺はデュエマに似ていると思います。

ただ文章のセルフジャッジって難しいし、テーマによっても上手く書けた書けないは存在します。

またもう1つ大事な話なのですが、反響なんていうのは運の要素の方が大きいです。目先の1～2記事のインプレッションに囚われず長期的に実力を伸ばすことを目的として励んでみて欲しいなと思っています。

頑張れ。

……と、ちょっと長くなったので、他の質問についてはまた別の記事で。

匿名のメッセージを受け付けています！
https://t.co/K3oGjlODEp #マシュマロを投げ合おう
マシュマロのアカウントを作成しましたので、何かありましたらどうぞ。
基本的に記事内である程度まとめて回答することになると思います。

— flat-デュエマ工房ブログ (@fdmstudio_blog) September 30, 2023