【デュエマ】キーワード能力解説 No.3 「スペース・チャージ」 

こんにちは、神結です。

 

今回新たに始まった「デュエマ キーワード能力解説」シリーズ。(※当初の予定ではこれが第一回だったっぽい)

このシリーズは、デュエマの歴史の中で登場したキーワード能力について解説、評価していこうというものです。

基本的には殿堂解除選手権の合間を縫ってお届けしていこうと思います。

 

さて、今回紹介する能力は「スペース・チャージ」です。



能力説明

  • スペース・チャージ:自然(自分のマナゾーンに自然のカードが置かれた時、このクリーチャーの 能力を使ってもよい)
    このターン、次にクリーチャーを召喚する時、そのクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。

というわけでスペース・チャージです。登場したのはE1でした。

効果はマナゾーンに特定の文明のカードが置かれた際に、能力が起動します。

上記の《悟りの精霊ガガ・シャウラ》の場合、マナゾーンに自然のカードが置かれた際に効果が起動します。

 

この「マナゾーンにカードが置かれる」というのは、ターンに1回使えるマナチャージでもいいし、《フェアリー・ライフ》のようなカードでマナが増えた場合でも起動します。

《カラフル・ダンス》と組み合わせれば凄いことも出来そうだったんですが、残念ながら規制されてしまいました……。

ちなみにスペースチャージですが、多色クリーチャーだと2種のスペースチャージを持っているカードなんかもありますね。

  • マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
    スペース・チャージ:水/闇(自分のマナゾーンに水、闇のいずれかまたは両方を持つカードが置かれた時、このクリーチャーの能力を使ってもよい)
    水:カードを1枚引く。
    闇:相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。

 

スペースチャージを持つクリーチャーをシステムクリーチャーとして扱い、次のターンから地道に活用していく、といった運用が主となるでしょう。

たぶんそういう想定をして、作れられたカード群だったと思われます。

 

これまでの活躍

さて、前座とカタログ的な説明はここまでです。

デュエルマスターズに限らずそうなんですが、「当たり前のようにやる行動のついでについてくるオマケ」というのはとても強いものです。

買い物したら10%のポイントが付いてくるヨドバシは強いですし、まぜそばに無料でついてくる追い飯は強いです。

マナにカードを置くのが当たり前なデュエマにおいては、スペースチャージも当然強いです。

普通に毎ターンマナ置きしますからね。そりゃ強いだろという話で。

 

とはいえ幾つか問題はあって、スペースチャージは文明を指定するという制約がありました。

ただ、これは比較的解決が容易でした。

《薫風妖精コートニー》を使ってマナを染色することで全てのスペースチャージを起動出来るようになります。

 

もう1つ「スペースチャージ持ちのクリーチャーを出したあとにターンを返さないといけない」という問題もありました。

ですので「出してすぐに効果を使う!」みたいな運用は構造上難しいんですよ。

どちらかといえば、そっちの方が欠点として大きくあったような気がします。《母なる紋章》が生存していた時期なら時に問題なかったんですが……。

 

が、こちらもやはり後に解決されます。

 

コートニーのお陰で《妖精の裏技ラララ・ライフ》がタダ撃ち。お陰でスペースチャージが即座に使えるようになりました。

……というわけでお気付きの方も多いかと思いますが、スペースチャージを使って暴れたデッキが【ラララオプティマス】(単にオプティマスループとも呼ばれましたが)になります。

スペース・チャージ:光/水(自分のマナゾーンに光、水のいずれかまたは両方を持つカードが置かれた時、このクリーチャーの能力を使ってもよい)
光:呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻す。
水:自分のシールドを1枚、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。その後、自分の手札を1枚裏向きにして、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。

まあ簡単に言えば山札ある限り《妖精の裏技ラララ・ライフ》が撃てるので、連打してブーストしてあとは好きにやりまーす! という感じです。

欠点が解消された能力は強い、それはそう。

 

また無限ブースト系といえばやっぱり忘れてはいけないのがこの子でしょう。

スペース・チャージ:闇/自然(自分のマナゾーンに闇、自然のいずれかまたは両方を持つカードが置かれた時、このクリーチャーの 能力を使ってもよい)
闇:クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。
自然:このターン中、次に召喚するクリーチャーのコストを最大2少なくする。ただし、コストは1より少なくならない。

こちら、染色した状態で《霞み妖精ジャスミン》を出すとブーストされ、スペースチャージの効果でジャスミンが何故か手札に帰ってきた上でジャスミンが1マナで出せるようになります。

これがマジシャンループ、もとい【イメンループ】ですね。

実は《龍覇 イメン=ブーゴ》の登場前から鎧亜戦隊を使って無限ブーストして遊ぶデッキは存在していました。

まあこのループはマナは増やせるけど使えるマナが増える訳ではないし、ちゃんと相手にターンを返すので環境デッキだったかというとそうではないんですが、鎧亜戦隊が盤面にいっぱい並ぶのは名前通りの感じがして可愛いし面白いんですよね。

《龍覇 イメン=ブーゴ》が《薫風妖精コートニー》の代役になり、《邪帝遺跡 ボアロパゴス》のお陰でマナが増えてかつターンも返さなくなると全く可愛くなくなりましたが。

 

で、上記の2枚ですが《常勝ディス・オプティマス》は殿堂に、《鎧亜戦隊ディス・マジシャン》はプレ殿となっています。

両者の性質を考えるとまあ妥当な処置と言えるでしょう。

 

評価

プレ殿、殿堂をそれぞれ輩出しているだけに歴代でも相当優秀な能力ではあります。

ただ他のカードはというと《鎧亜戦隊ディス・ピエロ》は一時活躍しましたが、それ以外はなんともといった感じ。

そういう意味では「この能力持っていれば使いどころある!」といった類いのものではないと思っています。

まあそんなキーワード能力の方が異常でしょうけど……。

 

というわけでこの能力の評価は8でどうでしょうか。

 

次回はまた別な能力をとりあげます。

 

それでは、また。

 


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