こんにちは、まぐろです。
今回は歴代最強デッキ選手権、【ガンバトラージョーカーズ】について紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
※今回の殿堂カード
・《ゼロの裏技ニヤリーゲット》
目次
ジョーカーズを支えた壊れリソース、ニヤリー・ゲット
ジョーカーズを語る上で欠かせないのが、《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》です。
- G・ゼロ – バトルゾーンに自分の無色クリーチャーがあれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
- 自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中から無色カードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
初登場はエピソード3第2弾デッドエンドビート。当時は軽量のゼロ文明クリーチャーが少なく、デッキに入れるうまみがなかったため目立った活躍はありませんでした。
そんな《ニヤリーゲット》ですが、デュエマの主人公が切札勝太くんから切札ジョーくんに切り替わり、新種族「ジョーカーズ」の登場によりようやく日の目を浴びることになります。
2ターン目からゼロ文明のクリーチャーを展開し、数で攻めるジョーカーズと《ニヤリーゲット》の相性はとてもよく、スタートデッキに収録された《超特Q ダンガンオー》を軸としたダンガンオージョーカーズで暴れ回りました。
また、ダンガンオージョーカーズのダブルウェポンとして、《無法秘伝ナッシングゼロ》が活躍しました。
- アタック・チャンス-無色クリーチャー(自分の無色クリーチャーが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。こうして見せた無色カード1枚につき、このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体はシールドをさらに1枚ブレイクする。見せたカードはすべて、好きな順序で山札の上か下のどちらかに戻す。
このカードも《ニヤリーゲット》同様、軽量無色クリーチャーの登場により日の目を浴びることになりました。
2ターン目《the ラー漢》
3ターン目《戦慄のプレリュード》《チョートッキュー》《ナッシングゼロ》
の3キルも可能であり、当時は再録もなかったので1枚2000円前後まで高騰する事態となりました。
しかし、余りにも早すぎるリーサルターンが問題視され、半年後に殿堂カードに指定されてしまいます。
この時点でBランクくらいありそうですが、シールドトリガーをケアできない等の弱点があったため環境トップになるような力はないのが現実でした。
遂に登場、ガンバトラーG7
DM編が終わり双極編に入るとまたしてもジョーカーズのスターターデッキが登場します。その切札が《ガンバトラーG7》です。
- バトルゾーンに自分のジョーカーズが4体以上あれば、このクリーチャーを召喚するコストは5少なくなる。
- W・ブレイカー
- このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、自分のクリーチャー1体のパワーを+7000する。
- 自分のジョーカーズは、バトルゾーンに出たターンの間、相手プレイヤーを攻撃できる。
自身の軽減効果+《ヤッタレマン》の効果で1コストで出すことができ、《ダンガンオー》と異なり横の出たばかりのクリーチャーと一緒にプレイヤーを攻撃することができます。
おまけ効果に思われがちなパワー+7000効果も、《ボルシャック・ドギラゴン》のパワーを超えるために使用したりと小回りが効きました。
また、《ガンバトラー》はDM編の最後で登場した《ジョジョジョ・マキシマム》との相性がとてもよかったです。
- G・ゼロ:バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計11枚以上あれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
- バトルゾーンにある自分のクリーチャーを数える。このターン、自分のクリーチャー1体はその数のシールドを追加でブレイクし、そのクリーチャーの攻撃中、相手は呪文を唱えられない。
場とマナに11枚のジョーカーズという制限はあるものの、一度発動すれば呪文を貫通しながら盾を攻撃できるため強力なフィニッシャーとして採用されることになります。
ガンバトラージョーカーズは一気に展開して《ガンバトラー》を出し、即時打点からの《マキシマム》で呪文貫通という強力な動きで環境に殴り込むことになります。
テンプレ構築
こちらがスターターデッキ発売後に流行していた構築です。
当時環境にいた【ドロマーロージアダンテ】【青黒ハンデス】に有利がつき、環境トップに君臨していた【赤青バスター】とも互角で渡り合っていました。
《ツタンカーネン》が自由枠でした。トリガーを増やしたい人は《バイナラドア》を採用していました。
リソース確保目的として先ほど紹介した《ニヤリーゲット》の他に《ヘルコプ太》が採用されています。
- このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある自分のジョーカーズ1体につき、カードを1枚引いてもよい。
こいつで《マキシマム》や《ガンバトラー》を引き込んでそのままフィニッシュ。という試合が多かったです。
当時環境にいた【青黒ハンデス】【ドルマゲドン系統デッキ】は《壊滅の悪魔龍 カナシミドミノ》を採用してジョーカーズの盤面を捌いていました。《ヘルコプ太》のパワーが1000、《ヤッタレマン》のパワーが2000なこともあり、その名の通りドミノ倒しのようにクリーチャーを破壊することができました。
- バトルゾーンにある相手のクリーチャーすべてのパワーは-1000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
- 他のクリーチャーが破壊された時、そのターン、バトルゾーンにある相手のクリーチャーすべてのパワーは-1000される。
- W・ブレイカー
当時は1枚1000円と高かったので筆者は《カビパン男》で代用してました。こっちは破壊された時のマイナスが全体じゃないから弱かった…
テンプレ構築2
当時環境で流行していた【アナカラーシャコガイル】の《怒流牙 佐助の超人》と《斬隠蒼頭龍バイケン》のサルトビバイケンコンボや《怒流牙 サイゾウミスト》をケアするために《消王 ケシカス》が採用されています。
- 相手のクリーチャーがバトルゾーンに出て、その能力がトリガーする時、「ノーン!!」と叫びながらこのクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、その能力はトリガーしない。(例えば、「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力はトリガーしない)
コロコロコミックの付録カードとして登場したこのカードはその「ノーン!!」と叫ぶことが要求される効果からジョークカードと思われていましたがそんなことはなく、同じコロコロ出身の「嘘と盗みのエンターテイナー」に並ぶ活躍をしました。
ここでお気づきの方も多いと思いますが、ガンバトラージョーカーズは呪文、クリーチャー両方を無効化しながら殴ることが可能になりました。
Bランクの理由
弱点がないかのように思われるガンバトラージョーカーズですが、当時の環境には《”乱振”舞神 G・W・D》を搭載した【赤青バスター】がトップシェアであったため、強力なデッキではあるものの環境トップまでとは言えませんでした。そのため、Bランクとします。
ジョラゴンGO fight発売後リスト
なんと今までのリストはスターター発売後環境のもの。ガンバトラージョーカーズは新弾で少しだけ強化されることになります。
その強化カードがこちら
- このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計5枚以上あれば、カードを2枚引く。その後、ジョーカーズを1枚、自分の手札から捨ててもよい。そうしたら、カードを2枚引く。
主に《ヘルコプ太》と入れ替えで採用されていました。人によって《ガヨウ神》と《ヘルコプ太》どっちを採用するか分かれていたので確定枠かと言われるとそうではありませんでした。というのも、たくさんドローできる方を優先したい人が多かったからです。
《ヘルコプ太》はドロー枚数が盤面に依存しているのに対し、《ガヨウ神》は盤面にクリーチャーが並んでいなくとも手札が増えます。
パワーが4000なことが《ヘルコプ太》より優秀な点でした。先ほど紹介した《カナシミドミノ》のマイナスから逃れることができました。
ガンバトラージョーカーズの衰退
スタートデッキでの登場後、やりたい放題してきたガンバトラージョーカーズですが、半年後に《ニヤリーゲット》が殿堂カードに指定され環境から姿を消します。
当時から6年以上経った今でも2コストクリーチャーからの3ドローは破格。今後解除される可能性は限りなく0に近いといえますね。
さいごに
以上が最強デッキ選手権Bランク、ガンバトラージョーカーズの紹介でした。
次回はガンバトラージョーカーズと入れ替わりで登場し環境を荒らしに荒らしたジョラゴンジョーカーズを紹介します!是非そちらも読んでもらえたら嬉しいです!
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