こんにちは、神結です。
今回は2022年に出た新カードの中で、個人的に買ってよかったと思ったカード10枚を紹介していこうと思います。
あくまで“個人的な”買ってよかった嬉しかったなので、今年の最強カードベスト10でもないし、買ってないものとか私が嫌いなカードとかは紹介していません。具体的には、《十番龍 オービーメイカー Par100》とか買ってないので紹介していません。Youtuberがよくやる「今年買ってよかったもの紹介」と同じニュアンスだと思って下さい。
ちなみに2022年に登場した新パック・デッキ等はこんな感じです。
パック
→DMEX-18 パラレル・マスターズ ~ DM22-RP2 ゴッド・オブ・アビス 第2弾「轟炎の竜皇」
構築済みデッキ
→DMSD-20 ジョーのS-MAX進化 ~ DM22-BD1 レジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎
ここに映ってる範囲です
それでは始めましょう。
目次
2022年買ってよかったカード 10位~6位まで
第10位 《13番目の計画》
- 自分は、デッキの枚数を5枚増やしてゲームを開始する。
第10位は《13番目の計画》。登場は2月のパラレルマスターズから。
ルールプラスという新概念で、デッキを5枚追加出来るというものです。超次元に4枚搭載出来るので、最大60枚デッキを組むことが出来ます。
色々話題に上がることの多いこのカードですが、私は使用については肯定的に捉えています。40枚を超えるという選択肢があるなら、別にそれに越したことはないですし、そもそもデュエマに限らずカードゲームとは、自分の好きなカードを使って遊んでいいゲームです。競技をやるとゲームをシビアに考え過ぎてしまいがちですが、本来の原体験として「好きにデッキを組む!!!!」というのがあるべきで、13番目の計画はそういったゲーム体験とは相性がいいカードだと思っています。
皆さんも「好きなカード入れていったらデッキ枚数オーバーしちゃった……」なんて経験はあると思いますが、それを救ってくれるのがこのカードです。ゲームをやるなら勝ちを目指すべきなのはある程度は当然だとしても、その上でどのレベル感でそれを目指すかは本人次第なのです。別にいいんじゃないですか、好きなカードで好きなデッキでCS出て。その試合に真剣に取り組むなら。
ただ競技的観点で行くと、扱いの難しい……というより、扱わない方が無難ではあります。当たり前ですが、キーカードを引ける確率を単純に下げるカードなので、特定のエース(《最終龍覇 グレンモルト》など)を使いたいデッキでこの手のカードを採用するのはナンセンスでしょう。
ただ山札サーチカードを自然と採用出来る場合、似たような役割のカードをたくさん積める場合、また特定の殿堂カードなどにフィニッシュを頼る場面があってその盾落ちを回避したい場合など、デッキの増やすのが適当であることも全然あると思っています。その点で言えば、【青緑デュエランド】なんかは結構相性いいと思っているんですけどね。
また個人的な考えとしては、このカードを採用するなら裏面の《サファイア・ミスティ》による勝利を狙えるべきだとも考えており、そうなると入れるなら4枚かなぁという感想です。
- 自分のターンの終わりに、自分のカードがバトルゾーンとマナゾーンに合計40枚以上あれば、自分はゲームに勝つ。
(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
いずれにせよアドバンスの多様性を象徴する1枚であり、使う際にはしっかり理由があるべきカードでもあり、そういった意味でオンリーワン感が強いので、お気に入りの1枚です。
第9位 《極楽鳥》
- 飛行(このクリーチャーは、「飛行」を持たないクリーチャーから攻撃もブロックもされない)
- このクリーチャーはシールドをブレイクできない。
- このクリーチャーを、自分のマナゾーンにあり、すべての文明を持つかのようにタップしてもよい。(この能力を、出たターンに使ってもよい)
第9位は《極楽鳥》。こちらもパラレルマスターズからの1枚です。MTGとのコラボカードで、能力は原典にかなり近しいものとなっています。
限定的な《ベイB ジャック》といった感じの能力ですが、好きなマナ色を出せるところがポイントでしょうか。例えば緑単で展開しながら、《BAKUOOON・ミッツァイル》を繰り出すことが出来ます。軽減して1コストで出せるカード……例えば《絶海の虎将 ティガウォック》なんかとも噛み合いがあるでしょうか。
ちなみに「飛行」のお陰でブロックされずに勝った、なんていう勝ち報告も聞いたことがあります。
このカードが環境デッキで使用されたのは、主にアナカラー系統のコンボデッキや《∞龍 ゲンムエンペラー》系のデッキでしょう。
単純にマナを増やすだけならこのカードである必要はないので、クリーチャーであるという点を活かしたいところです。ただ緑という色のお陰で取り回しが利きやすいので、クリーチャーチェイン系のデッキでは今後とも使い倒す機会はあるでしょうね。
面白いカードなので、とりあえず持っておいて損はないと思っています。
第8位 《MAX-Gジョラゴン》
- S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《MAX-Gジョラゴン》を1枚捨てる。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが召喚によって出た時、または自分のターンのはじめに、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚マナゾーンに置く。こうしてマナゾーンに置いたカードが、ジョーカーズまたはレクスターズの、クリーチャーまたはタマシードなら、次の相手のターンの終わりまで、その置いたカードが持つ能力をすべて、このクリーチャーに与える。
第8位は《MAX-Gジョラゴン》。こちらは王来MAX最終弾に収録されたキングマスターカードです。その効果は、自分の手札のレクスターズないしジョーカーズに置き換われるというもの。ただし、場に出た時の能力などは使えないですね。
……と、かなり豪快でジョーカーズシリーズの集大成とも言えるカードではあるんですが、環境においては思ったほどは活躍してくれなかったのも事実で、残念ながら8位に留まってしまいまいした。
原因としては、単純に考えて出た時の能力を持っていないカードでデッキを固めるのは弱いという話でもあり、このカードでなんか凄いことをしようとすると枠が嵩張り、あと思ったより優秀なレクスターズがいなかったりと、デッキ全体のカードパワーが上がりきらなかった感じですね。
ただ個人的には【青緑MAX-Gジョラゴン】はかなり今年のお気に入りデッキだったのと、使っていて楽しいカードではありました。青緑系のビッグマナは、いつの間にか随分と強固な基盤を持つようになりましたね。
第7位 《時空の禁断 レッドゾーンX》
- 進化:闇のクリーチャー1体の上に置く。
- P侵略:自分の闇の、コスト5以上の、サイキックではないコマンドが攻撃する時、自分の超次元ゾーンにあるこのクリーチャーをその上に置いてもよい。
- W・ブレイカー
- このクリーチャーを、進化ではないクリーチャーの上に置いた時、自分の手札を1枚捨てる。その後、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-9000 する。
- メテオバーン覚醒:自分のターンのはじめに、このクリーチャーの下にあるカードをすべて墓地に置き、その後、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
第7位は《時空の禁断 レッドゾーンX》。登場はクロニクルデッキの終焉から。
2枚目のP侵略系のカードであり、個人的には【赤黒ドルマゲドン】の復活……というよりかは《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》というカードを蘇らせた実績が大きくて、感動的な1枚でした。あとイラストもカッコイイ。強いて言うなら、両面光ってて欲しかったなくらい。
効果は、9000マイナスというシンプルなものですが、サイキックらしく覚醒も持っています。そこそこ覚醒はしてくれます。
- T・ブレイカー
- このクリーチャーが攻撃する時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶︎相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。
▶︎相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印を1つ付ける。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く)
このカードが使用されたのは【赤黒ドルマゲドン】、そして【青黒ゼーロ】ですかね。P侵略系は手札を捨てることを要求されているのですが、いずれのデッキも手札を捨てることに対するデメリットが少ないので、デザイン的にも好きですね。
ただ現アドバンス環境ではガイアッシュ覇道が強く、そのため中々気持ち良く侵略させてくれないのはマイナスですかね……。ハンデスなり他のカードと組み合わせてこそ、真価を発揮すると言えるでしょうか。
来年以降もアドバンスでは当たり前に使うカードでしょうし、いまのうちにオススメしておきます。
第6位 《龍頭星雲人 // 零誕祭》
- 自分の墓地にある水または闇のカード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
- このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。
- T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)
第6位は《龍頭星雲人 // 零誕祭》。こちらもクロニクルデッキで、「零誕」の方に入っているカードです。
というわけで、出典はアドバンスなのですが、活躍したのはどちらかというと、主にオリジナルの方でしょうか。アドバンスだと【青黒カリヤドネ】なんかで頑張っている姿も見られましたが、ヤドネがそこまで強くなかったので……。
実際リソースを奪うカードは、リソースが限定されているオリジナルの方が強いでしょう。特に【青黒星雲人(シヴァンリンネ)】に於いては、《不死の墓守 シヴァンリンネ》の中継地点を担いつつ、メタカードが出てきた場合はフィニッシャーに変わり、また下の呪文でリンネを割るなんていう八面六臂の大活躍を見せてくれました。現在では【黒単アビスロイヤル】にサブフィニッシャーとして入ってるケースなんかも見られましたね(いまはほぼ抜けていることが多いですが)。
カードの効果でいくと、なんかコスト軽減対象に青が含まれているのが偉いです。《一なる部隊 イワシン》との相性が極めてよく、たぶん同居してるしなんなら一緒に寝てます。あとは《魔導管理室 カリヤドネ》同様、《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》とも好相性です。
現代の墓地肥やしのスピードを考えると、4ターン目に複数体出てくることも夢ではありません。4ターン目に2ハンデスかましながら、Tブレイカーが複数出てくるなら、そりゃ強いに決まっています。
墓地ギミックが来年どれだけ強いか(《若き大長老 アプル》や《お清めシャラップ》の影響力が何処まで落ちるか)にも依りますが、カードとしてのパワーは一級品であり、環境最上位にふと出てきても全然おかしくないスペックだと思っています。
→5位から1位はまた後日(記事の性質上、年内中に頑張ります)
以下オマケ。
番外編① ~買って後悔したカード集~
《Code:-MAX》
- S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《Code:-MAX》を1枚捨てる。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、カードを2枚引いてもよい。
- このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札からコストを支払わずに、コスト4以下のタマシードを1枚使うか、コスト4以下の呪文を1枚唱えてもよい。
発売前は「これぞ新時代のチェンジザ!」と思って当日朝にウキウキで購入。
《未来の法皇 ミラダンテSF》に革命チェンジするデッキに4枚採用したものの、徐々に枚数を減らしていき、最後の1枚が抜けたところで首を傾げながらデッキごと解体。
カタログスペックを見るとなんでも出来そうに見えるのだが、実際には何も出来なかった。呪文においてはコスト4とコスト5には大きな隔たりがあったのだ。《ジャミング・チャフ》も《神の試練》も《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》も撃てないんだよな。
あと幾らSAと言えど、アタックしないと呪文を使えないのはどうにも具合が悪かった。タマシード/クリーチャーが増えた今なら昔よりは強く使えるけど、今度はそのコスト6というのが地味に重い上に、「やっぱり殴る必要なくね?」に落ち着いてしまったという。
うーん、来世に期待。
《龍覇陣 グレン・エントリー》
- S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
- 自分の山札の上から4枚を見る。その中からコスト8以下のドラグナーを1体出してもよい。残りを好きな順番で山札の下に置く。こうしてドラグナーを出したら、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。
カードの購入・予約はこちらから
※カードの買取に関する情報はこちらから
最新弾(パックを剥きたい方はこちら!)
【BOX】デュエル・マスターズTCG 黄金戦略!!デュエキングMAX 2022 [DM22-EX1]
トレカ(デュエルマスターズ)【BOX】デュエル・マスターズTCG 黄金戦略!!デュエキングMAX 2022 [DM22-EX1]
デュエル・マスターズTCG ゴッド・オブ・アビス 第1弾「伝説の邪神」 [DM22-RP1]
トレカ(デュエルマスターズ)【BOX】デュエル・マスターズTCG ゴッド・オブ・アビス 第1弾「伝説の邪神」 [DM22-RP1]
デュエル・マスターズTCG 王来MAX最終弾 切札!マスターCRYMAX!! [DMRP-22]
トレカ(デュエルマスターズ)【BOX】デュエル・マスターズTCG 王来MAX最終弾 切札!マスターCRYMAX!! [DMRP-22]
デュエル・マスターズTCG 王来MAX第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!! [DMRP-21]
トレカ(デュエルマスターズ)【BOX】デュエル・マスターズTCG 王来MAX第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!! [DMRP-21]
クロニクルデッキ(アドバンスを始めるなら断然これ!)
トレカ(デュエルマスターズ)デュエル・マスターズTCG クロニクル・ダークサイド・デッキ 「終焉」 [DMBD-21]
トレカ(デュエルマスターズ)デュエル・マスターズTCG クロニクル・ダークサイド・デッキ 「終焉」 [DMBD-21]
トレカ(デュエルマスターズ)デュエル・マスターズTCG クロニクル・ダークサイド・デッキ 「零誕」
トレカ(デュエルマスターズ)デュエル・マスターズTCG クロニクル・ダークサイド・デッキ 「零誕」 [DMBD-22]
開発部セレクションデッキ(復帰勢にオススメ!)
トレカ(デュエルマスターズ)デュエル・マスターズTCG 開発部セレクションデッキ「火水覇道」 [DMBD-19]
トレカ(デュエルマスターズ)デュエル・マスターズTCG 開発部セレクションデッキ「火水覇道」 [DMBD-19]
トレカ(デュエルマスターズ)デュエル・マスターズTCG 開発部セレクションデッキ「水闇魔導具」 [DMBD-20]
トレカ(デュエルマスターズ)デュエル・マスターズTCG 開発部セレクションデッキ「水闇魔導具」 [DMBD-20]
レジェンドスーパーデッキ(あの時のカードを、現代に)
トレカ(デュエルマスターズ)デュエル・マスターズTCG レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐 [DMBD-18]
トレカ(デュエルマスターズ)デュエル・マスターズTCG レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐 [DMBD-18]
・デュエル・マスターズTCG レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命